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【企画特集第26回】 信頼関係を大事に! 社員、会社との約束は絶対!-明和システム株式会社-

 

 

創立15年を迎えた
明和システム株式会社
代表取締役社長 饒平名 和子さん

 

「会社」は社会的な責任を持っています
わが社の一番の経営目標は「社員の幸せ」!


前田にある明和システム本社ビルは、一見ファッションメーカーかと思えるようなおしゃれな打ちっぱなしのビル。電気通信工事、電気工事、消防設備工事というハードな業種であるというのも、外観からちょっと意外。その経営者は「企業には社会的責任がある。経営者はその人格が問われます」と歯切れよく経営者論を語る饒平名 和子さんです。温かくも鋭い、肝っ玉母さん。名物社長として通っている饒平名さんの経営論、人生論をじっくりご紹介い
たしましょう。

 


50歳でドタバタ起業

苦労?みんなに助けられてきたので、苦労はしていないのよ

Q最初に、明和システム㈱の会社設立時について教えてください。

「私は会社勤めで経理の仕事をしていたのですが、50歳のとき、会社と社員の軋轢があって退職を決心。でも有給の消化をしている間に、なんと私と一緒に辞めるとその会社から7人が退職を決めてしまったのです。それだけではなく、その7人を慕う社員が10人また一緒に辞めるというのです。まだ20代、30代の若い人たちでした。
退職後は経理のアルバイトをするか、お料理が好きだから小料理屋もしてみたいなと思っていたのですが、そんなのん気なことも言っておれなくなってしまったのです。私だけではなく、17人もの行く末がいきなり私の肩にのしかかってきてしまった訳ですから・・。

平成9年3月、友達が貸してくれた300万円を元手に有限会社を立ち上げました。社員はこの17人。現在の会社の礎です。
代表取締役は最初その中の一人が担っていたのですが、銀行などの取引先との関係もあって、その後私が引き受けることになりました。
社長を変わったときに、さらに借金したり社員の貯金を崩してもらって資本金を1000万円にして株式会社にしました。それが4月5日、わが社の記念すべき創立記念日です」

信頼関係が会社を育てる

Q突然の起業で、その後も社長は苦労も多かったのだろうと想像いたしますが。

「どうして ここまでやれたのだ、とよく人から聞かれます。確かに最初はあわただしかったのですが、それから今日までの15年間、あまり苦労したという記憶がないのですよ。
まずは外部の協力です。会社勤めをしていたときの取引先銀行との信頼関係があったので、ずいぶん助けてもらいました。今も続いていて本当にありがたいと思います。優秀なスタッフが集まってくれたことも大きな助けでした。私が何かをしたというより、社員と会社外のみなさんに助けられて、この会社は大きくなって来たのです。

明和システム株式会社 創業10周年記念(平成18年4月8日)

経営者というのは、『なりたい!』なんて思っても、一人でなれるものではありません。周囲の人の助けがあって、また信用を裏切らないだけのことをしてきたので、信頼してもらえる存在に育った。この信頼関係が大事です。信頼されると会社は愛される、そうなったらこの子(会社のことですけれど)を、つぶそうとか困らせようなど、誰も思わないのです。私はいつも信用を裏切らないようにしてきました。だからこの会社が多くの人に助けられ、育ってきたのだと思います。これはいつも肝に銘じ、感謝していることです」

社員、社会との約束は絶対守る
法人企業に課せられる「企業の人格」

Q15年間で一番の難問とは?

「そうですねえ・・・・、泥棒、事務所の扉を壊されて金庫泥棒にあったときですね。10年前、宮城にあった前の事務所の時です。
入り口の チェーンを壊されて、なんとまあ、金庫ごとごっそりいかれた。そのときだけは消費税がすぐに払えなくて、税務署にお願いをしました。でも今思えば、私の子 どもたちも就職したし会社もうまく回りだしたしというので、油断があったのでしょう。それ以来セコムを使っています。経営者はどんなときでも油断はいけな いですね!」

「福利厚生は重要課題」

「でも、そのときも社員のお給料だけは遅らせませんでしたよ。私は社員と約束したことは一度だって破ったことはないのです。

個人にしても法人でも,社会的信用を得られるかが一番大事ではないですか。それには約束を絶対に破らないことです。

会社としての最大の目的は、社員の幸せを大事にすることです。わが社は育児休暇、産休などを公務員並みに調えているのです。よその大きな会社が参考にしたいと聞きに来るくらい。

私が総務にいたから出来たのかもしれませんが、本来、経営者は福利厚生などの総務的なことも、人任せではなく、それだけの知識があるべきだと思いま す。経営者も以前は労働者だった時期があるのでしょ。それを忘れちゃダメですよ。社員を大事にして福利厚生を充実させることが、会社経営でとても重要な視 点だと思います」

法人の人格、経営者の責任

大勢の社員を抱える責任が経営者にはある?

「そう、もちろんです。法人の資格を持った企業が社員の福利厚生について真剣に取り組むのは当たり前。それが法人の『人格』で、法人企業の誇りと責任だと思います。もし経営者個人の利益のためだけの会社だったら、法人でなくて個人企業でいい。わざわざ法人を立ち
上げた以上は、経営者には覚悟と責任、そして人格が求められます。

法人という資格を持つ企業の経営者であることを、もっと自覚することですね」

社長はいなくても企業はなりたつ

「企業で社長っていなくてもいい存在って私はいつも思うし、社員に『私はいなくても大丈夫よね!』と言っているんですよ。
社会的な信用はあるかもしれないけれど、実際に働いてはいないわけです。企業が成長して社員が育ってきたら、はっきりいって社長がいなくてもその会社はうまく回って行くのですよ。今なら、私が一年くらい海外に行っても平気(笑)。それほどの信頼が私は社員にあります。信頼は一方的ではないから、私が彼らを信頼しているように社員の人たちも私を信頼してくれていると思う」

ワクワクする65歳  社員も幸せそうな笑顔

Q15年たって会社設立してよかったと思われますか?

「もちろん!!とても良かったです。最初からの社員を含めて、今のみんなが幸せそうにしているのが、なにより私は嬉しいし、会社を作って良かったなあと思います。
社員は17人から41人に増えました。協力会社は7社。資本金も倍増、売り上げは4億円強。ちゃんと会社が税金を払って社会的な責任を果たしているのが何より自慢です。それは社員にとっても誇りです。『誇りに思ってね』と常に社員に話しています。

会社経営をしたお陰で、普通の65歳のオバサンでは出来ない経験をしている、社員の力でさせてもらいました。こんな嬉しいことはありませんね。(笑)」

「今回15周年ですが、イベントなど華やかなことはしません。代わりに東日本大地震の義援金を送りました。後継者も考えなくてはならないです。若い 世代に引き継いで、社員が幸せに働く明和システム㈱をこれからもずっと継続していきたいですね。それが初代経営者としてのこれからの望みです」

☆最後に「ビジネス・モールうらそえ」に期待されることをお願いします?

「今年の5月まで、6年間、浦添警察署協議会の会長を務めましたので、『安心安全な街づくり、ちゅらさん運動』に私はとても関わっ てきました。『犯罪の検挙は警察、抑止力は市民の力』とよくいいます。その意味で【ビジネス・モールうらそえ】が、市民の生活に役立つ生活情報と一緒に警 察からの新しい防犯情報を載せ続けてくれたことは、地域の方々に防犯意識を啓蒙し、犯罪を減らす一役を担った活動として感謝しています。

今回その功績から沖縄県の「安全なまちづくり推進会議」で選ばれ仲井眞県知事から功労賞を、『ビジネス・モールうらそえ』を運営している(有)ジュンクが受けられたのは、そういう立場の私としても、とても嬉しいんですよ。
また、同時にそのような情報を提供してきた浦添警察署にも、とっても励みになると思います。

先日、浦添警察署も県警本部から1月~3 月期の刑法犯減で犯罪の抑止や、防犯活動などの実績がとても高く評価されたみたいで、優秀警察署に選ばれたんです。(笑)市民が協力して防犯意識を高めて くれると、警察もやりがいをもって市民の安全を守るために更に一生懸命に頑張るんですよ!!『ビジネス・モールうらそえ』には、これからもこういう有用な 情報を発信し続けていって欲しいと期待しています」

 

コラム

○家族
孫は4人。
現在次男と同居中ですが、秋にはその息子も結婚して独立します。
「これからは一人暮らしを楽しみながら、もっともっと人生を謳歌したい!」

○趣味
今一番の楽しみは若い人たちと一緒になって汗を流す「ジム通い」。
旅行も大好き。年3,4回は県外に。
「日本全国を廻って、全ての県を訪ねました!」

○座右の銘
言行に信あり

 

 

 

 

 

明和システム株式会社

【本社所在地】 沖縄県浦添市前田3丁目8番13号
【電話】 098-876-7087
【営業項目】 電気通信工事業・電気工事業
消防施設工事業・特定派遣事業
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