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勢理客商工業者会 創立30周年記念事業 『第3回 勢理客祭り』


『第3回  勢理客まつり』が勢理客商工業者会  創立30周年記念事業として12年ぶりに復活!!
子ども達からおじー、おばーまでみんなが笑顔。盛りだくさんのイベントも大盛況!
そんな
12年ぶりに開催された『第3回  勢理客まつり』の様子をお伝えします。

 

去った9月25日(日)、あいにくの雨模様の中子ども達の元気なエイサーが祭りの口火を切った。
同祭りは
、勢理客商工業者会30周年記念事業の一環として行われた。

大盛況に収めた祭りの様子をご紹介する前に、今回の祭りの経緯や勢理客商工業者会の活動のことをご紹介。

勢理客商工業者会創立30周年を迎えて

勢理客商工業者会は、西海岸開発構想、58号線改良計画など、地域の地域に関わる様々な計画があるなかで、地域企業の認識を1つにして、お互いが協力し、対応出来るように昭和56年12月、浦添市で最初に地域商工業者団体として結成された。

これまでの勢理客商工業者会

勢理客区及び、近隣地区で事業を営む業者で構成され、
地域の発展に寄与する目的として、浦添市で初めての地域商工業者団体として昭和56年に結成された。
会員企業及び、従業員の質向上を図る事業を実施し、市長を始め、自治会の協力など地域社会のために寄与する。

平成23年9月現在、勢理客商工業者会会員は、37社、特別会員3名で構成されている。
定例会において年に数回、健康促進事業や、浦添市からは西海岸開発について、各講師を招いて講演会を開催してきた。
これまでに、「浦添市産業振興センター・結の街」、「国立劇場おきなわ」の誘致活動や、勢理客地域の整備事業についてシンポジウムや講演会を主催している。

平成10年10月には『第1回 勢理客まつり』 を開催。平成11年8月には『第2回 勢理客祭り』を開催。

平成13年8月には、創立20周年記念事業として、海邦銀行勢理客支店から内間消防署600mにかけて19箇所24個のシーサーを設置(シーサー通りと命名)。平成18年~20年にかけて勢理客交差点に花植え作業や、平成12年には「めんそーれ沖縄クリーンアップキャンペーン」など、数々の地域貢献事業に取り組んでいる。
今年、創立30周年という節目を迎え、現在進行中の記念事業の一環として11月にシーサーの追加設置も予定しており、新しい顔が増え、更に楽しいシーサー通りとなる予定だ。

このように勢理客商工業者会は、地域に根ざし密着した活動を行なってきた。
創立30周年を迎えた今年、「地域の皆さんとの心の触れ合いを図り、信頼関係、地域文化継承を行い、地域活性に寄与するもの」として「勢理客祭り」が12年ぶりの復活となった。

子ども達によるエイサーで祭りは幕を開ける

テープカット
(左から、浦添市議会議長 下地恵典氏、浦添商工会議所会頭 湧川善充氏、
浦添市副市長 吉村清氏、勢理客商工業者会会長 比嘉進氏、勢理客商工業者会顧問 大嶺信雄氏)

 



県内でも有名タレントの川満しぇんしぇいは、同会の会員でもあり勢理客で食堂(同祭りにもそば屋を出店)を経営していることもあって、司会を担当するも、式典のプログラム順を間違ってしまうハプニングなどで会場の笑いを誘い、その場を一気に和やかなムードにしてしまう所はさすがである。
式典の後はステージイベントへ。保育園児童のかわいいダンスから、婦人会の美しい舞踊など様々な催し物が展開され、会場は応援する声援と暖かい笑顔に包まれた。

 

 

 

●ステージイベント●

食欲をそそる香りが漂う数々の出店が並ぶ。
会場は
イベントへの参加者やその家族などでテントから溢れるほど。
カメラを片手に頑張るお父さんもテンションは最高潮に!

勢理客保育園のかわいい獅子舞や、ありあけ保育園の元気溢れるダンスなど、子ども達のくったくのない演技に会場は暖かい微笑みに包まれた。

婦人会や、勢隆会の舞踊は一糸乱れぬ演技で若々しく、練習の成果を感じさせる。

イベント会場の外ではフリーマーケットや、講師の桃原樟子さんを招いての「光るジュース」を無料で作れる体験学習も開かれていた。食べ終わったお菓子の空き容器に細工を加え、キラキラと虹色に光るジュースのおもちゃの出来上がりに子ども達は大はしゃぎ!可愛いオバケが住むというオバケ屋敷も中から「キャッー!」と可愛らしい声が漏れてくるほど大賑わい。

様々な催し物を見て廻って行くと、地域の皆さんの笑顔がいっぱいで心から祭りを楽しんでいるようであった。

子どもから大人まで入り交じって大盛況のステージイベント。その様子をステージ脇で暖かく見守る勢理客商工業者会会長の比嘉進さんから、なぜこのような参加型の祭りを計画したのか、これまでの経緯を伺うことが出来た。

『第3回 勢理客祭り』開催にあたって

「祭りは、勢理客商工業者会創立30周年記念事業として急遽4月の総会で開催が決まった。

勢理客には獅子舞『十五夜祭』等の伝統的なイベントはあるが、地域住民、特に子ども達がもっと参加できる場所を作りたかった。

そして、祭りを開催するにあたって、多くの地域の皆さんに楽しんでいただきたくて、出店者の皆様に商品を安く提供していただくよう、お願いしました。同祭り実行委員長の砂辺松福テント(砂邊氏)の協力の元、この提案を理解していただいた業者が集まってくれました。また次回へと繋げていきたい」と、これまでの経緯を語ってくれました。

 

 

祭りは地域の皆さんの催し物から、ミニコンサートに移り更にヒートアップ。
同祭り最大のイベント大抽選会が始まると、会場の皆さんの視線はステージに釘ずけ。自分の番号はまだか、まだかと今回一番の盛り上がりを見せた。

勢理客青年会の迫力満点なエイサーの後は、南大東島の歌姫、内里美香さんのミニコンサート。勢理客にゆかりのある美香さんは、またここで歌えることへ感謝の言葉を贈り、力強くそして優しい美声を披露してくれた。おじー、おばー達は目じりにしわを寄せてうっとり。

本日の一大イベント大抽選会では、司会の川満しぇんしぇいも汗だくになりながら懸命に当選者の番号を読み上げていく。景品をもらってご満悦の子どもたちを尻目に、会場のみなさんは番号が読み上げられていくたびに、自分の抽選券を何度もチェック。

沢山の景品を前に、目を輝かせた子ども達が「次は僕の番号ー!」とはしゃぐ姿が印象的だった。
祭りも佳境に入り、青年エイサーから、大人から子どもまで参加者全員でのカチャーシーでは、誰もが溢れんばかりの笑顔、笑顔。
勢理客には獅子舞『十五夜祭』など伝統芸能も盛んだが、地域住民との関わり合いを密に続けてきた勢理客商工業者会だからこそ、このような地域住民参加型の祭りを開催出来たのだと、勢理客商工業者会会長の比嘉進氏のインタビューや、祭りに関わる皆さんの温かさから伝わって来た。

熱気覚めやらぬ祭りの最後は、勢理客商工業者会副会長の金武政和氏から、「勢理客商工業者会 創立30周年を期に次回の開催に繋げていきたい」という力強い言葉が閉会のあいさつとして納められ「第3回 勢理客祭り」は大盛況の内に幕を閉じた。

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