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東京ヤクルトスワローズ キャンプIN浦添 練習試合 (オリックスバッファローズ)

2012年 キャンプ20日目 東京ヤクルトスワローズvsオリックスバッファローズ 練習試合

2月20日、これまでの曇りや雨が続いた天気から一変し、晴れ渡る青空となった。気温も程よい暖かさで、体を動かすには持ってこいだ。まさに絶好の野球日和である。

本日の試合は、「オリックス・バッファローズvs東京ヤクルトスワローズ」

平日ではあるが、天気が良い上に日本のプロ球団との練習試合という事もあってか、観客席には多くのファンが詰めかけていた。バッファローズのファンも観戦に来ているようで、3塁側ベンチのバッファローズの選手達に応援の言葉を送っている。

宮本慎也(6)選手が本日のバッファローズ先発ピッチャー、白チャンスン(99)投手の投球練習を見ながら素振りをしている。

「このピッチャーは良いピッチャーだ。中々打てないぞ~」と呟いていた。

小川淳司(80)監督の目は真剣そのもので、各選手一人一人の仕上り具合を確かめている用だった。岡田彰布(80)監督はずしっと腰を据え、じっとグラウンドを見つめている。

ここで気づいた事がある。小川監督と岡田監督の背番号が同じだったのだ。ただの偶然なのだろうか・・・?

13:00、審判の「プレイボール」の合図と共に試合が始まった。

スワローズバッテリーは先発ピッチャー赤川克紀(47)投手、その球を受けるキャッチャーの中村悠平(52)選手。ここ数試合、勝ち試合が中々出ないスワローズ。この試合は良いスタートを切りたい所だ。

しかし、バッファローズ1番打者の駿太(8)選手をレフトフライでワンアウトとした後、2番大引啓次(10)選手に四球、3番坂口智隆(9)選手は手首へのデッドボール、4番李大浩(25)選手四球とノーヒットでワンアウトランナー満塁。いきなりの大ピンチ!

どうにか無失点で押さえたい所だが、ここで5番Tー岡田(55)選手にライトへ走者一掃の満塁ホームランを打たれてしまい、一挙に4失点。

これ以上嫌なムードを続けたくないスワローズ。その後は6、7番をしっかり打ち取り、攻撃に期待を掛けた。

1点でも返していきたいところ。期待の1番打者、山田哲人(23)選手がセンターフライに倒れワンアウト、続く2番上田剛史(50)選手がキレイなセンター前ヒットを放った。ここで上田選手の足の速さがキラリと光る。バッファローズバッテリーに警戒されつつも2塁への盗塁を決めたのだ!これにはベンチも「いいぞぉ!上田ぁ!」と盛り上がる。

さらにラスティングス・ミレッジ(85)選手が四球を選び、得点圏にランナーを進めるも、4番畠山和洋(33)選手はセンターフライ、5番ウラディミール・バレンティン(4)選手はサードゴロとランナーを返す事が出来ず、無失点に終わった。

2回は両チームともランナーを出すも、得点に繋げる事は出来なかった。

3回表、バッファローズは得点出来ず、表が終了。スワローズの攻撃へと移る。

何としても点が欲しいスワローズ。ノーアウトのランナーが出て欲しい所。その願いに答えるかのように、上田選手のバットが火を吹いた。右中間を破る鋭い当たりでツーベスヒットを放ったのだ!これには小川監督もベンチ前に乗り出して来た。何かある。誰もがそう思った瞬間だ。

続くように3番ミレッジ選手、4番畠山選手が四球で出塁。5番バレンティン選手が三振ワンアウトとするも、宮本選手から変わった6番雄平(41)選手が粘りのバッティングでセンター前へのヒット!このヒットで3塁ランナーの上田選手がホームインし、1点を返した。

さらに田中浩康(7)選手のセカンドへ矢の様な鋭い打球!強襲ヒットで内野安打に!このヒットでミレッジ選手が返り、スワローズに2点目が入った。直もワンアウトランナー満塁の大チャンス!観客席、ベンチも一気に逆転ムードへ。

しかし、続く8番森岡良介(68)選手がレフトフライに倒れ、その際のタッチアップで3塁ランナー畠山選手がホームで刺されてしまい、スリーアウトチェンジとなってしまった。

その後、双方とも4回~5回の間で大きな動きはなかった。

動いたのは6回表、バッファローズからの攻撃。

二人目のスワローズピッチャー木下達夫(62)投手が、先頭打者のアーロム・バルディリス(52)選手にレフト前のヒットを打たれ、さらに代走で入った野中信吾(53)選手に2塁への盗塁を許してしまう。

ここからバファローズ打線が止まらない。7番小島脩平(38)選手をセンターフライでワンアウトとするも、4回から変わった8番横山徹也(67)選手がライトオーバーのツーベースヒット。

 

これで2塁ランナーが生還し1点、さらに9番三ッ俣大樹(30)選手に四球、1番駿太選手にライトへツーベースヒットを打たれ、2塁ランナーの横山選手、1塁ランナーの三ッ俣選手がホームイン!一気に2点を奪われる。だが、2、3番をフライで押さえ、これ以上の失点は許さなかった。

その裏、1点でも返して行きたいスワローズだが、三者凡退に終わる。チームのムードも沈んだままだ。

これ以上突き放されたくないスワローズだが7回、四球とヒットで2点が追加され9対2と、7点差も付けられてしまう。

スワローズ打線の沈黙が明けたのは8回裏。

6番の雄平選手に変わって打者は新田玄気(32)選手。見事なセンター返しでセンター前ヒット!7回から変わった7番水田圭介(54)選手は、空振り三振に終わるも、同じく7回から入った8番荒木貴裕(24)選手が選んで四球。

8回から変わった9番水野祐希(59)選手はレフトフライに倒れたが、その中継プレーの際にバッファローズの守備にミスが起こり、その間に2塁ランナーの新田選手が3塁へ進塁!いよいよ得点のチャンスだ。ここで守備でも好プレーを魅せる1番山田選手が気持ちの良いライト前へのヒット!3塁ランナーがホームへ生還し、1点を返した。

このまま波に乗りたい所だが、苦しくも上田選手がセカンドごろに倒れ、スワローズの攻撃は終了。

迎えた最終回。両チーム共得点する事が出来ず、最終スコアは9対3でオリックス・バッファローズに白星が飾られた。

良くない形での失点が多々あった為か、試合後のコーチや小川監督の目は非常に厳しい表情をしている。

次こそ見事な白星をファンに見せて欲しいとつくづく思い、本日のvsバッファローズとの練習試合報告を終わりたいと思います。

 

“私たちも、東京ヤクルトスワローズ 浦添キャンプを応援しています。”

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