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ヤクルト・スワローズ キャンプin浦添 2end クール2日目

『2010年 東京ヤクルトスワローズ キャンプIN浦添』
2end クール2日目 2月7日(日)

今年はどうしたのか、2月2日を除いて毎日の雨、沖縄には梅雨にでも入ったような雨季が訪れている。晴れの日の続く日が待ちどうしく早く来て欲しいが、無情にも時は過ぎて行く、各球団とも貴重な春季キャンプの時間を工夫した室内練習を行い少しでも遅れを補おうと選手も首脳陣も必死である。

そんな中、せっかくの7日の日曜日も長雨でグラウンドは使えず、せっかくいらしたファンも室内練習では選手達の練習姿も自由に覗くことが出来ず、さぞかし残念だったでしょう!?

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しかし、ファンが黒だかりに集まっている所があった! そう、雨が降っても練習を観れるブルペンという場所があったのだ。早速、小生もプロのスポーツ記者達に混じり投手たちの肩の出来具合を取材してみた。

ブルペンで投げていたのは未だ3選手しかおらず、投げていたのは韓国から来たプロ3年目の12林昌勇(イム・チャンヨン)投手で、ど真ん中にストレートを決めていた。

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その隣で投げていたのは昨年館山投手と共に2枚看板で大活躍したスワローズ左のエース、19石川雅規投手であった。腕の振りから変化球を練習している様子、石川選手はヤクルトのエースだけではなく選手会長としてチームを引っ張り行く存在でもある。(プロ9年目)

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更にその隣で投げていたのは58高木啓充投手、昨年8月中旬にチャンスを貰いそれを物にして来た男。チームが後半故障者の続出で苦境の中、連敗を9で止めてくれた幸運を呼ぶ男。

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その勝利がプロ4年目で初勝利だったというからこれを節目とせず何とする。その後、スワローズを勝利に導く4勝を挙げ、完封1、完投1の後半大活躍でした。

それ以来、ツキを呼ぶ男としてチームの人気者!ムードメーカーとしてのひょうきんな一面も発揮、今回の少年野球教室で少年野球のユニホームを着けて青木バッティング教室に潜り込み惚けて打席に立つ笑いのセンスもある。(プロ5年目)

次に並んで投げていたのは15村中恭兵投手、高木投手同様プロ5年目、これまで7勝と目立たない存在だ。昨年はチャンスを掴めず1勝で終ったが、今年は同期の高木に刺激され2桁勝利を目指すという。はたして、今年のキーマン投手に成れるか?楽しみなピッチングでした。

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ブルペンのマウンドに続々と選手が並び投球を始めた。手前で正捕手に受けてもらっている投手がいた。相手が古田前監督から捕手として「古田二世」とお墨付きを貰った2相川亮二選手(正捕手)だけに、投げ概があったのか、かなり飛ばしている43一場靖弘投手であった。「100球を超えてから、好調の秋季キャンプの調子に戻ってきたので240球も投げることが出来ました。」上半身に力みがあり上体だけで投げていましたが段々と力みが取れ最後は体が鞭の様にしなって投げていた一場投手、キャッチャーの相川捕手からアドバイスを受けスライダーやシュートを織り交ぜながら精度を上げていた。

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昨年、相川がマスクをかぶりピッチャー陣の潜在能力を引き出していったゲームメーカーだけあって相川のアドバイスで魔法に掛かったように調子づく一場投手であった。(プロ6年目)

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2相川亮二選手(正捕手)は昨年ベイスターズからFA宣言し、優秀な捕手が喉から手が出るほど欲しかったヤクルトが初めてFAで獲得したキャッチャーである。宮本選手いわく、「昨年クライマックスまで行けたのは相川の影の功労無くしてはありえない」と言わしめた逸材である。その相川選手はスワローズのチー ムメイトから厚い信頼があり、もの凄い情熱的な人柄であり、兄貴的存在でお人好しといっていいほど人が良いらしい。プロ16年目、ヤクルト2年目だから、 色々とチャレンジしてスワローズの潜在能力を引き出して欲しい。

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右奥で二人の新外国人投手が投げていた。手前はドミニカ共和国出身の70エウロ・デラクルス投手だ。デトロイト・タイガース(2001年~)→ フロリダ・マーリンズ(2007年~)→サンディエゴ・パドレス(2008年~)と大リーグの経歴を持つ新外国人選手25歳。この日は初キャンプ参加で初ブルペン入り、50球を投げ、首脳陣にアピールした。(新人)

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一番奥で投げていた新外国人投手は、長身の米国アラスカ州出身の64トニー・バーネット投手だ。彼は3Aの経験ですが、日本に早く馴れそうなコメントを残している。力量は未知である26歳の新外国人選手だ。良い補強選手である事を期待したい。(新人)

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デラクルスに代わり投げ出したのはルーキーで即戦力として期待されている14中澤雅人投手、中央大学の野球を経て社会人野球のトヨタ自動車で活躍。そこからドラフト1巡 目で獲得した大切な期待の新人だけに荒木ピッチングコーチから直々のアドバイスを受けながらの投球。更に、期待度の高さからか打撃コーチの仲西コーチがバッターボックスに立ち、打者を想定しての投球練習はやはり期待の表れであろう。高田監督をはじめ主脳陣が見守る中、紅白戦での実力試しが期待される。(新人)

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同じように期待される2人目の即戦力ルーキーは、ドラフト2巡目で獲得した20山本哲哉投手、 近畿大学から社会人の三菱重工神戸で活躍。7人入ったルーキーの中でもこの2人は最初から使って行きたいと考えられる新人だから期待が高まるのだ。(新人)

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その期待の新人、山本哲哉の球を受けていたのは38衣川篤史捕手である。衣川選手はベテラン相川選手の次に高田監督から期待されるキャッチャーであり、これから主力を担う期待の選手である。(プロ4年目)

さて、最後に投げていたのは、63山本斉投手、プロ3年目であるが、未だ1勝も挙げていない。高田監督は高木投手が昨年プロ4年目で初勝利を挙げてからメキメキ延びて来た事を例に、「山本にも今年は出てきて欲しい」と期待を込めて熱い眼差しを向けている。紅白戦で何かを見せて欲しい。

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その球を受けていたのは52中村悠平捕手プロ2年目である。衣川選手同様、正捕手の相川選手をサポートする若手キャッチャーとして期待されている。

若手選手達は2月11日、12日、13日に行われる紅白戦に合わせ、調整している様子。紅白戦では今年戦力になりそうな選手をここで仕分け、一軍と二軍の入れ替えが行われます。

即戦力の新人も、移籍して来た選手も、又もう新人ではなくそろそろ頭角を現さないといけない選手達、更に二軍から一軍に這い上がって行きたい選手達が入り混じって実力をアピールする場所が3日間の紅白戦である。

この日は霧雨あいにくの天気、それでも多くのファンが詰め掛け傘をさして選手達の練習ぶりを笑顔で眺めていた。紅白戦でどの選手達が芽を出して来るのかとても楽しみである。

今日の取材前半のブルペンレポートを終ります。

引き続き、後半はこの後、屋内練習場で行われている打撃練習を取材いたします。次回をお楽しみに・・・。

2010年 春季キャンプ練習メニュー 2月7日(日)
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