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東京 ヤクルトスワローズ 春季キャンプIN 浦添 2018 8日目

 

東京ヤクルトスワローズ春季キャンプ8日目、前日の気温より2℃程暖かくなったが、那覇で12.5℃を記録した。浦添市民球場では、北北東の風、平均約4㍍ご覧の通り球団旗がゆるやかになびく曇り空でのキャンプ練習となった。

6日に入団発表をした青木宣親選手が再び背番号23を背負い、古巣ヤクルトで活躍する。昨日7日からヤクルト春季キャンプに合流している ということなので取材を楽しみにしたい。

 

8日の取材は、先ず、投手陣が心地よくミットをパーン、パーンと鳴らしているブルペンを覗いてみた。

すると、手前側で外国人投手が3人並んで投げていた。

37マット カラシティー(新)  45デーブ ハフ(新)   28デービット ブキャナン(2年目)

28ブキャナン投手は2年目で、あとの二人は新人の外国人投手だ。

     45デーブ ハフ投手(新)

中でも、真ん中で投げている45デーブ ハフ投手は右腕に刺青をしているが、隠しもしないで堂々と投げているので喧嘩っぱやそうな雰囲気だ。野球も強気でぐいぐい押していく感じなのかも知れない。どんな投球をするのか少し楽しみな外国人投手である。

 

奥で投げていたのは、ヤクルト不動のエース19石川投手であった!

19石川雅規投手

入団17年目、投手陣は彼のリードなくして回らないほどの不動の柱である。

石川投手は、この日キャッチャーを座らせて連続136球を投げた。

石川はフォーク・スライダー等の変化球も交え 合せて136球の投球を行った。
ストレートはキャッチャーが構えた所に

ピシャリと投げ込んでくる

正確なコントロール

 

途中から石川投手の隣で投げ始めたのは54中澤投手である。

中澤が石川の隣で投げ始めた
54中澤雅人投手

手前のマウンドでは外国人投手に代り、これからのヤクルトを背負って立つ14秋吉投手が投げ始めた。

前半はストレート中心になげた。サイドから投げる投球フォームは独特な投法だ。

低めの左内角ストレートが コントロール良く決まった
左高めのストレートも構えた所へ コントロール良く投げ込まれた

秋吉は、後半色々と変化球を試し始めた。

高めから落ちるスライダーの様な変化球 低く落ちるフォークかスライダーの様な変化球

5年目の44岩橋投手がしきりに様々な変化球を試していた。

98石井弘寿 投手コーチの見守る中
44岩橋慶侍 投手

シンカーか、シュートの様な変化球を試して

いる様でした

横に変化するカットボールかも?
フォークの様に沈むような変化球
スライダーの様な球種を投げていた

 

今度は球場の様子を覗いてみた

内外野手の練習である投内連携のプレーに打者・走者を加えた練習は終わり、選手達は集合して
外野守備走塁コーチの71河田コーチからの指導を受けていた。

広島で指導してきた機動力をヤクルトの優勝請負人としてに伝授しているのであろう
選手達は皆、真剣な面持ちで河田コーチの指導訓話に聞き入っていた

午前中の練習メニューは終わり、選手達は昼食へと向かった。

午前の練習を終えた宮本ヘッドコーチは心疲れしたような厳しい表情でグラウンドを後にした。

宮本ヘッドコーチ

ランチ 打撃練習がこの後始まった!今日は 4・33・23の長距離打線である!

いよいよ、この後、青木選手の登場に期待がふくらみ楽しみだ。

球場にフリーバッティング用のネットで覆われたバッティング用フェンス(コの字柵)が設置された。
そして、バレンティンに畠山そして青木選手ら3名の長距離打者が現れた。

先ず、青木選手がバックネットに向いトスバッティングを始めた。

 

 

今度は、振り返って、グラウンドに向ってフリーのトスバッティングを開始した
遠くへ飛ばすのが快感なのか気持ちよさそうに打ち込んでいた

 

トス ボールを、右、左と打ち分け始めた

 

次第に狙い打ちへと変って行った

 

これでもか、これでもかと連打
フリーバッティングの準備が整ったので少し笑顔

 

33畠山選手のフリーバッティングが終わった

次は、久々の青木選手のフリーバッティングである。

 

打ち損じが少なく、ボールに対してとても正確に打ち込んでいた

 

青木選手はコーチの投げる球をきれいにミートしていた

 

感触を取り戻すかのように丁寧にミートしていた

次に柵に入ってのフリーバッティングは4バレンティンだ。バレは横でティーバッティングを始めた。

フェンスの横でティーバッティングを始めたバレンティン選手

 

スイングに加速がついてきた
青木選手は段々と調子を上げてきた
青木選手へ 81石井琢朗 打撃コーチが直々に投げた
青木選手は気持ちよく コーン!と打っていた
ライトスタンドに入ったホームラン性の当たり!1本目

 

右中間スタンドに入ったホームラン性の当たり!

連続2本目

 

また、ライトスタンドに入ったホームラン性の当たり!連続3本目
振り切ってスタンドに入る球を見ていた!

青木選手が放った3本連続のアーチが右中間とライトスタンドに吸い込まれていった!さすが青木だ。

フリーバッティングが終わって、青木選手は小川監督としばらく二人で立ち話をしていたが、やはり青木選手の打撃コンディションについて、仕上がり具合はどうか?練習になじめてるかな?との会話だと思う。練習試合に間に合いそうか?とかオープン戦は?とかの質問だったかも知れない。

二人ともけっこう長く話し込んでいた。

青木選手も元の練習に慣れるのは大変

だろうし、小川監督も青木選手の事に関し

ては気が気じゃないはずだから・・・。

 

この後、青木選手はお昼も取らず、屋内練習場で7年ぶりに特打に挑んだ!

 

青木選手は、マシーンにボールを込めてヤクルト時代を思い出しながら、特打に自ら挑んだ様に見えた。

右へ、左へ、自由自在に打ち分ける姿は
7年前の2011春季キャンプと変わらない、いや当然進化している
青木選手が23の背番号を着けて進化の過程を過ごした軌跡を

この室内練習場はよく知っている

毎年、キャンプでは屋内練習場で青木選手本人が納得するまで特打をしていた。時には、一人残り夕方過ぎまでマシーンを相手に特打を繰り返していたのを覚えている。撮影していた我々取材陣へ突然声を掛け、「もし、自分の打撃練習映像撮っていたら見せてもらえませんか」とお願いされたことがあった。

青木選手は、打撃スランプを何とか克服しようと、努力されていて撮影した映像を巻き戻して何度も一緒に見たというエピソードがあった事を思い出す。とても練習熱心で2011春季キャンプを最後に青木選手の室内練習場での特打は見られなくなっていた。やはり、努力の無い天才は居ないと彼が示しているようだ。

8日目の取材は偶然、主力投手陣のブルペン取材と、青木選手の打撃練習に遭遇出来たので久しぶりに復帰した青木選手を中心に取材してみました。如何だったでしょうか?

次回は、そろそろ練習試合が始まりますので、試合の様子を取材し、お届け出来たらと思います。読者の皆様、どうぞ、ご期待下さい。では、この辺で失礼いたします。

皆様、時間を作って是非ともヤクルトキャンプを応援にいらしてください!お願い致します。

 

プロ野球オープン戦 東京ヤクルトスワローズ2018

2018年02月24日(土)
東京ヤクルトスワローズ vs 阪神タイガース

2018年02月25日(日)
東京ヤクルトスワローズ vs 日本ハムファイターズ

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