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子育て特集 - 第4回 港川小学校6年生創作劇「さっちゃん」 (2)

こちらからVTRをご覧いただけます
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 皆さん!お待たせいたしました!
 平成19年1月28日に行われた港川小学校6年生全員による創作劇「さっちゃん 〜 もうひとりぼちじゃないから」のVTRをご覧下さい!( 但し、一保護者がハンディーカメラで撮影した映像内容ですので予め御了解下さい。)
 

「港小6年生の諸君、卒業おめでとう!
そして、再演出来たらいいね!」

 

2007年2月1日沖縄タイムスより

 このビデオに出演した子ども達は、3月22日に小学校を卒業します。ですから、期待している再演は難しいかもしれません。しかし何らかの形で、4月にオープンする「てだこホール」で再演が出来れば、これを観た他の地域の子ども達や、もちろん大人も、いじめ問題について真剣に取り組む姿勢がすこしでも増えるのでは、と期待しています。


取り組みの効果

 港川小学芸会で「さっちゃん」の創作劇を指導された6年生担任の4人の先生たちの紹介と、発表前後のエピソードや取り組んだ後の子ども達の変化等を、松川先生にお聞きしました。

6年1組担任 松川邦昭先生(脚本演出担当)
「私の妹」という絵本に出会い10年かけて「さっちゃん」のシナリオを温めてきたそうです。

6年2組担任 野原孝枝先生(合奏指揮担当)
子ども達のあの素晴らしい演奏の指導を担当されたそうです。

6年3組担任 城間由美子先生(ダンス指導担当)
普段から子ども達にダンスの指導をされていて、とても活発な明るい先生です。

6年4組担任 田中圭太先生(体育実技指導担当)
体育指導を専攻された先生で、こどもたちの手際の良い体育実技の演技を担当されたそうです。

 この先生方が適材適所で子ども達に素晴らしいを指導して下さった先生方です。
ありがとうございました。

 その後、保護者らに劇の感想を書いてもらったら、80通も届き、一通一通6年生の子ども達に全て読み上げてあげたそうです。そして、その保護者たちからの暖かい意見、感想が子ども達に夢と、希望を与え何よりの励みになったそうです。
 子ども達の最近の行動を見ていて、作文や、授業中の発言一つとっても、大きく心豊かに成長している様子が伺えます。今、子ども達はやる気に満ちているようで、その思いが子ども達の感想文に表れていました。

学芸会を終えて  新城 みどり(浦添市 港川小学校6年生)
 劇を演じて苦労したことや大変だったことは、大きな声でしゃべるということです。努力したことや工夫したことは、その人になりきって演技をするということです。
 友達のよかったところは、さっちゃんと上原さんを演じている二人は、本当にその人になりきっているように演技をしているのでとてもすごいと思います。友達との思い出は、みんなで助け合ったり協力し合ったりしたことです。
 この劇を通して後輩や大人たちへ伝えたいことは、決していじめはやってはいけないということ、見て見ぬふりをしてはいけないということ、自分と同じことができないからといって、いじめる資格などはないということです。
 私にとって友達とは、かけがえのない大切な宝物のような存在です。何かつらいことやさびしいことがあった時、友達のやさしさに助けられることもあります。逆に友達が落ち込んでいたら私も苦しくなります。なので、私にとって友達はいなくてはならない大切な宝物なのです。
 私にとっていじめとは、決してやってはいけないものだと思います。みんな同じ人間なのに、気にくわないことがあったり、自分ができて相手はできないからといっていじめをする資格は誰にもありません。小さないじめから、もしかすると大きな戦争となる可能性だってあります。なので、いじめは絶対やってはいけないと思います。
 私は、この「さっちゃん」の劇をやってみて、前よりもいじめについて深く考えてみることができました。この劇を通して、みんながいじめについて考え、テレビのニュースから、いじめられて自殺したことなど、そんな悲しいニュースが流れなくなるようになるといいと思います。「さっちゃん」の劇で、いじめはつらいということをみんなに知ってもらって、いじめがなくなるといいです。

学芸会を終えて  宮本 春花(浦添市 港川小学校6年生)
 私たち6年生は、今全国各地で起こっている「いじめ」をテーマにした「さっちゃん」を学芸会で演じました。
 劇を演じて苦労したところは、その人物になりきることです。私は、さっちゃんの親友の上原さんを演じましたが、最初、上原さんになりきるのが難しかったです。その時、上原さんがどういう気持ちだったか、どういうふうなふりをすれば上原さんらしくなるかなど、上原さんになりきるのが大変でした。しかし、毎日練習しているとだんだん上原さんの気持ちが分かり、どうすればいいのか自然に分かってきました。実際に私が上原さんと同じ境遇ならどう感じるのかをそのまま表現しました。
 そして自分にとって「いじめ」とは何なのか考えてみました。「いじめ」は絶対にいけないことだと思います。「いじめ」は悲しみをつくるだけだと思います。人が人をいじめて何がよいのか私には分かりません。それを見て見ぬふりをする人もひどいと思います。その人が嫌いならひきょうなことをしないでちゃんと言えばいいと思います。その人にいやなところがあるなら本人にどこがだめなのか言って、みんなで解決すべきだと思います。1人ひとりが違うのはあたりまえなこと、自分と違うからといっていじめるのはおかしいと思います。「いじめ」は悲しいことと思いました。そして、友達とは何でしょうか。私は友達は何かを分かち合えるものだと思います。嬉しい時、友達がいたらさらに嬉しいし、つらい時、友達がいたら少しでも励みになると思います。だから私は、心から信じ合える仲間がいたら最高だと思います。
 劇を通して後輩や大人の人達に伝えたかったこと。「いじめ」は悲しいこと。ひきょう者がすることです。誰かをいじめて今は楽しいかもしれない。でもいつかそれを後悔することがあるでしょう。誰かをいじめれば後で必ず自分に返ってきます。だから「いじめ」はいけないと分かってほしいと思います。
 一刻でも早く、世界から「いじめ」がなくなることを願います。
 
それから更に、子ども達は自信を付けて、自ら新聞に投稿しました。ご覧下さい。

2007.2.11(日)沖縄タイムス
学芸会の劇でいじめ考えた / 豊見山 良介(浦添市 港川小学校6年生)
 1月28日に、学芸会がありました。僕たち6年生はいじめをテーマにした劇「さっちゃん」をしました。
 僕はこの劇をとおして、いじめの醜さ・卑怯さ、いじめられる人のつらさ・悲しみを知ることができました。また同時に、なぜ人をいじめるのか、人をいじめて楽しいのかという疑問がわいてきました。
 同じ人間なのに、同じこの世界に住んでいる仲間なのになぜいじめるのか・・・。
 このいじめという行為のために自殺という道を選ぶ人もいるのです。こんな醜い行為のために・・・。
 僕は社会問題となっているこの「いじめ」という行為がこの世界から消え去ってほしいと思います。

2007.2.18(日)沖縄タイムス
「思いやる心」劇参加し学ぶ / 宜保 百絵(浦添市 港川小学校6年生)
 私たち港川小学校の6年生は今、社会問題にもなっている「いじめ」についての劇を学芸会にやりました。
 私は今までいじめを受けたことがありません。なので、この劇をやるまではいじめられている人のつらさや、悲しみなどまったく分かりませんでした。そして今までの私はいじめについてあまり深く考えていませんでした。でも劇をやってみて、本当にいじめはどんなことがあってもダメだし、もっと相手を思いやることが大切なんだと思いました。
 今すぐいじめをなくすことはできないと思うけど、これからはいじめの存在しない社会になればいいと思います。この気持ちがより多くの人たちに伝わるといいです。

2007.2.18(日) 琉球新報
いじめをとめよう / 伊禮 すずな(浦添市 港川小学校6年生)
 私は、今までいじめについて考えたことがありませんでした。でも、「いじめ」というテーマで学芸会をやったことから、いじめについて考えはじめました。
 劇の練習をやっていくうちにだんだん「いじめをなくしたい」という気持ちが強くなってきたのが、「いじめ」を考えるきっかけだったのです。いじめている人は、自分がいじめていると気づいてない人がいるかもしれません。でも周りの人は、あの子がいじめていると気付いていると思います。
 自分は、あの子をいじめてないからいいやと思わないでください。みてみぬふりもいじめていることと同じだと思います。友達を大事にしてください。いじめないでください。あなたはみてみぬふりをしないでいじめもしないでください。大人たちもいじめをとめてください。
 いじめは、大人もいっしょになってとめないとなくなりません。とめられません。

2007.3.1(木)琉球新報
学芸会で「いじめ」の創作劇 / 吉田 りさこ(浦添市 港川小学校6年生)
 私たち、6年生は学芸会で今問題になっている「いじめ」について創作劇をやりました。
 私は、この劇を終えてたくさんのことを学びました。いじめの恐ろしさ、友達の大切さをあらためて考えることができました。
 私にとって友だちとは、力になってくれるささえです。話したり、遊んだり、友達は大切です。私にとっていじめとは、人を殺してしまったりもする怖いことです。
 この劇を1人でも多くの人に見てもらって、もう1度、いじめについて考えてほしいです。周りで、いじめている人がいたらまちがっているということを教えてあげてほしいです。いじめられている人がいたら助けてほしいです。
 私は、皆を大切にして、いじめをなくしていきたいです。
 
大きな社会問題となっている「いじめ」。子どもたちの自殺という悲しい知らせが続いています。
何ができるのだろう…親は、学校は、先生は、あるいは地域は、子供たちにどうしたらいいのでしょう。

当サイトでは「いじめ問題」をシリーズで取り上げます。
皆様のご意見・ご感想をお寄せください。お問い合わせページよりお送りいただけます。

文と写真: 浦添市社会教育委員 平 良 健 二

 

掲載:2007/03/22

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