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『2007 東京ヤクルトスワローズ キャンプIN浦添』

ヤクルトスワローズ 4th クール初日 2/16


左のボタンより、東京ヤクルトスワローズ春季キャンプの模様をショートムービーでご覧いただけます。(2007年2月16日 ヤクルト対阪神・練習試合)
※ヤクルトキャンプレポートの取材は1〜2日越しに更新しています!ご期待下さい!

フラッシュビデオ
(600K)


「心配していた通り、前日の15日は朝から大雨、溜まっていたかの様に一日中降っていました。 二、三日、雨が続くかなぁと思ったんですが、翌日は晴天!雨でチリも流され、景色が遠くまで見える程 空気がクリア。」 この日は、ヤクルトファンにとっては、待ちに待った初の対外練習試合、それも相手は阪神タイガースだ!本当に晴れてよかった!とても、縁起が良い。本当に今年は、優勝、いや、日本一になれるかも!? 練習試合は浦添市営球場で、予定通り13:00に開始された。 会場には、平日の金曜日なのに大勢のファンがつめ掛け、外野席にも陣取るほどの盛況ぶりで、約8,000人程入ったそうです。 取材陣も公式戦張りに多すぎるぐらい来てました。私も負けず、場所取りで競ったのですが、端に追いやられてしまいました。 実は、大手放送局記者たちのカメラの大きさに気おくれしてしまったのだ、、、情けない。 しかし!次回こそは、場所取り頑張ろうと思っています!(笑)  ヤクルトの選手達は、先に投内連携のシートノックを始めました。これが、また、スゴイ! やはり、試合前、阪神の選手の前では隙を見せられんとばかり、キビキビした動きで、緊張感が伝わってくる。

そうしてる内に、阪神の選手達が群れで球場に入ってきた。会場が「ウォー」と期待で沸きます。 代わって、阪神タイガースのシートノック練習が始まる。これもまた、見ごたえ十分! これが、ただで見れるとは、今日の観客は「本当に幸せ」に尽きる。

練習が終わると、ヤクルトと、阪神の選手陣達は、両陣営ともベンチの前で同じ様に一列に並び、互いを威嚇し合うかの様に一斉に素振りを始めた。なにか戦う前の儀式のようだ。 プレイボール!試合が始まった。 タイガースの攻撃からだ。スワローズの先発は、52丸山投手。キャチャーは51米野捕手。

いきなり、一番打者52赤松選手をデッドボールで歩かせてしまった。 しかし、、落ち着いた51米野選手が、盗塁を試みた52赤松選手を、二塁送球で刺して1アウト。お見事!

 

つぎに、2番、3 関本選手にレフト前を許すが、3番、1鳥谷選手を三振に取り2アウト。 52丸山投手の立ち上がりが不安定で、また、4番DHの5濱中選手にレフト前に運ばれ、一、二塁とするが、なんとか、5番、31林選手をライトフライに打ち取り、危なげに初回を抑えた。

タイガース先発は、14能見投手。キャチャーは、8浅井捕手だ。

ヤクルト1回裏の攻撃は、5ガイエル選手のライト前に幸運な当たりの一塁のみで終えた。

スワローズ2回裏では5番、ベテラン4度会選手と6番、気合の8武内選手がレフト前と、ライト前にそれぞれヒットを放ち、一、三塁のチャンスに、33畠山選手のファーボウル(四球)を加え、ノーアウト満塁のこれ以上にない場面を創り出した。 しかし、8番、51米野選手のファーストゴロで、3−2−3のダブルプレイと、9番、0志田選手の、キャッチャーフライで、3アウト。 東京ヤクルトは。これ以上に無いチャンスを逃してしまった。

タイガースは、2回表の攻撃を6・7・8と三者凡退で52丸山投手に封じられたが、 3回の表、やはり、立ち上がり同様、不安定さを露呈した52丸山選手を見逃さなかった。 52丸山投手は、1アウトで、1・2・3 番に対し、ファーボウル(四球) ・ デッドボウル(死球) ・ ファーボウル(四球)と、 満塁を自ら4番、5濱中選手へプレゼントしてしまった。こんな最高の場面を断るヤツはいない、 いい球だけ狙えば当然、と、レフト前ヒットで、2得点、。 続いて、5番、6番が、レフト前・センター前へ一打ずつ、2得点。 そして、8番、8浅井選手がレフト線へ2塁打を放ち、又2得点。この回、打者一巡し、10打席目でやっと3アウト!

この3回表で、スワローズは合計6点を失った。( S:0 対 T:6 ) その後、両チーム共、ピッチャーを交代。 ヤクルトは、57丸山選手から【44 松井投手 】へ繋いだ。

4回表、タイガースの攻撃に対し、ヤクルトの守りが面白かった。 ヤクルト44松井投手がピッチャーゴロと、三振で丁寧に2アウトを取った後、クリンナップに捕まった。3番、鳥谷1にショート強襲のヒットを許し、2アウト1塁になる。1鳥谷選手は更に、勇猛果敢な2塁盗塁を見せるが、4番、5濱中選手をファーボウル(四球)で歩かせ、結局 1、2 塁。

ここで、5番、31林選手が期待に応えライト前へ打ち返すが、スゴイ勢いで走ってきたライト8武内選手(ヤクルト)が、捕球すると同時に目にも留まらぬ速さで バックホーム!三塁から1鳥谷選手が突っ込んで来るが、8武内選手の正確なレイザービームが、わずかに早くホームベース上に届き、3アウト!「ワォー!」と、観客が沸くすばらしいプレイが見れて楽しい瞬間でした! 阪神は、5回表にも55喜田選手の2塁打と、9藤本選手のレフト前ヒットで、駄目押しの1点を加えて7対0とする。

練習試合とはいえ、好調ぶりをアピールするのが目的の選手達。 やはり、東京ヤクルトスワローズ開幕スタメン・オーダー入りを目指し、控えの殻を破るかのように若手とベテランが、6回裏に爆発した打撃戦を見せた。 阪神ピッチャーを太陽15から【21岩田投手】に代えて、 回ってきた打順は3番、5ガイエル選手からだが、内野フライでい1アウト。ここから、連打が始まった!

昨シーズン5番として活躍した4番、43宮出選手がライト前へ、はじき返し、続く5番ベテラン4度会選手がレフト前へ引っ張り、1、2 塁となる。

ここで、今期キャンプ、毎日居残り特打を敢行した2人が登場! 6番、8武内選手と、7番、33畠山選手だ! 8武内選手は、左打席からライトへ渾身の一打、ライナー性の打球がライトの頭上を越え、3ランホームラン!!で3得点。 次に、33畠山選手は、ライバル武内に負けじと、3球目をパワフルなスイングで、高々とレフトスタンドへ運んぶ、ソロホームラン!!で4点目。 2人は、阪神との練習試合で、居残りでの打撃練習の成果を十分にアピール出来たと思う。

連日キャンプを取材していた私にとって、納得の瞬間でもありました。 残念だが、その後が続かず、その回を終えた。 7回に両チームとも、抑えの投手に切り換え、阪神は【34橋本投手】ヤクルトは【13佐藤投手】で7対4 のまま、最終の9回をむかえた。 ここで、ヤクルトは最後に、13佐藤を代え地元、沖縄出身の【48上原厚治郎投手】に最後を飾らせた。 48上原はタイガースに追加点を許さず、地元ファンの前で見事ピシャリと抑えた。

不思議なのは、大阪から応援に来た騒がしいタイガース・ファンからも、応援をもらっていた。・・・? 初の試合は、7対4 で阪神タイガースが勝ちましたが、東京ヤクルトスワローズにとって、控え選手達の成長が確認できたことと、投手陣のコントロールの課題が見えたことで、27古田監督は、大きな収穫を得たことでしょう。

掲載日:2007/2/20

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