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てぃーだぬふぁー通信 第8回 - 当山小学校 嵩原安哲校長

◆地域教育情報 『 てぃーだぬふぁー通信 』 は、学校・PTAと地域を結び付ける社会教育活動として行っています。どうぞ宜しくご愛読ください。

 

浦添市立当山小学校
校長 嵩原安哲

◆連携で子どもを伸ばす◆

 本校は、平成18年1月に校舎全面改築を終え、2月に引っ越をしました。また、同月に新校舎落成記念と創立30周年記念式典を無事終えることができました。関係者のご尽力に深く感謝を申し上げます。
 早い物で本校赴任し、3年目になります。本校について次の様な印象をもっています。
@元気で素直でがんばりやな子供が多い。
A学校周辺に自然が残っていて落ち着いた雰囲気がある。
B学校への父母や地域の協力が多大である。
 現在、沖縄一の新校舎で子ども達は、希望と期待を胸一杯にそれぞれの学年で頑張っているところです。
 よく学校は、地域に浮かぶ船と例えられます。家庭・地域と学校の連携が乱れると船はうまく前へ進めません。順風満帆な航海ができるためには、家庭・地域との連携が大切だと考えています。
 教職員のチームワーク、家庭・地域のご協力で「子どもの伸びる学校」を目指し、頑張っていきたいと考えています。


沖縄一の新校舎

 

 

◆本校の概要◆

◆創立31周年  開校昭和51年4月(市6番目の小学校)

 本校は浦添市の東部、西原町と宜野湾市に隣接する地域で、県道241号と国道330号(バイパス)が交差する地点から南西に約600メートルの位置にあります。南は「浦添ようどれ」を望み、西には「浦添大公園」があり、都市部としては自然環境がかなり残された環境の中にあります。近年はハンドボール部などの活躍がめざましく、男子は連続全国制覇などの偉業があります。
 

 

 

◆学校経営◆

1.学校経営の理念
 学校が存在する意義は、子どもの豊かな自己実現のために支援するところにあります。そのためには、学校教育において、確かな学力、豊かな心、健やかな体を身につけさせる教育活動が重要だと考えています。

2.学校経営の基本方針
 「学校の主人公である子どもの人格を尊重し、一人一人のよさを伸ばす教育に努力する。」
 @安心・安全な学校づくりと基礎・基本の定着の具現化に努める。(公教育の目的)
 A子ども理解に徹し、全職員体制で指導の推進を図る。(子どもが生きる)
 B職員の信頼関係づくりと個々の特性を生かした指導の推進を図る。(協働体制) 
 C保護者と地域の人々を取り込む開かれた学校づくりを推進する。(地域の中の学校)
 D「歌声、あいさつ、自然に学ぶ」特色ある教育活動を推進する。(特色ある学校)
 E研修体制を充実させ、計画的・組織的な学校運営の工夫を図る。(効果的な学校運営)
 F施設・設備、教材教具の有効活用と環境整備・保全に努める。(環境の整備・活用)

3.目指す学校像
 【教育スローガン】明るい歌声、明るいあいさつ、自然に学ぶ、楽しい学校
  1. 児童が学びたくなる学校(登校するのが楽しくなる学校、勉強するのが楽しくなる学校、安全で安心して過ごせる学校、その子らしさを生かす学校)
  2. 保護者が我が子を通わせたくなる学校(指導方針・内容がよくわかる学校、我が子の育ちを実感できる学校、何でも相談でき、いつでも訪問できる学校)
  3. 地域の人が誇りに思える学校(児童の活動や成長が、地域の人々に伝わる学校、校内及び校外の環境整備に心がけ、地域の財産となる学校)
  4. 教職員が働きがいのある学校(研究・研修を大切にし、専門性を磨き、児童のために協力し合う学校、教職員一人一人が仕事への誇りを持ち、職能意識を高め合い健康で働ける学校)

4.学校教育目標
 ◎よく考え自ら学ぶ子
  (@よく見、よく聞き判断する子、Aめあてを持ち、ねばり強く学習する子、B進んで探求する子)
 ◎礼儀正しく、思いやりのある子
 (@進んであいさつする子、A言葉づかいに気をつけ、仲良くできる子、B物を大事にする子)
 ◎健康で明るく、たくましい子
 (@健康で明るい子、A安全に気をつけ、命を大事にする子、Bねばり強くがんばる子)

5.指導の努力点
(1) 「確かな学力」を育てるために【基本的な学習習慣づくり】
(2) 「豊かな心」をはぐくむために【基本的な人間関係づくり】
(3) 「健やかな体」をつくるために【基本的な生活習慣の定着】
(4) 「地域とともにある学校」をつくるために【信頼される学校づくり】

 

 

◆子どもの伸びる学校、学校公約「がんばれ当山っ子」 (今年度の取り組みの重点)◆

 下の図は、 本校の学校教育目標と学校公約(今年度の取り組みの重点) 「1.基礎学力の向上」また、その前提である「2.安心・安全な学校づくり」を表したものです。

 

 

◆特色ある教育活動◆

■異学年交流「石畳集会」〜お兄ちゃん、お姉ちゃん、弟、妹と楽しい1日

〜 環境を生かした総合学習 〜

 総合的な学習の時間の一環として毎年11月に1年・6年ペア、3年・5年ペア、2年・4年ペアの異学年交流「石畳集会」を浦添大公園で行っています。秋晴れの下で自然を直接体験するネイチャーゲーム「フィールド・ビンゴ」(英語の問題も入った)を異学年ペアーで仲良く楽しみます。兄弟、姉妹のいない子は「きょうだいができたみたい」と楽しみにしています。


■6年生「シャドウ学習」(職場体験学習)で親の後姿を見る

 本校では、キャリア教育(進路指導) の一環として6年生が働く親の後ろ姿を見る「シャドウ学習」に取り組んでいます。

1.ねらい
保護者の職場を直接参観したり、体験したりすることを通して働くことの意義や喜びに気づき、社会の一員としての自覚を高める機会とする。
2.方 法
 保護者とともに職場に出勤し、一日仕事を体験する。

 キャリア教育の一環として本校では6年生に親の職場等を訪問し、親の働く姿にふれるシャドウ学習を実施しています。フリーター・ニートが社会問題化している昨今ですが、体験をとおして、働くことの意義や社会の一員としての自覚を持つ機会にしています。
 


 昨年12月13日の那覇地区「未来を語る児童・生徒フォーラム」(県立武道館)で本校児童(6年生代表3人)が地区の小学校を代表し、堂々と本校のシャドウ学習の体験を発表しました。小・中・高の発表の中で内容的にも中学校・高校にも負けないぐらいいい発表をしていました。
 


■継続は力なり「がんばりノート」の取り組み

1 ねらい
(1) 家庭学習の習慣化を図り、自ら学習する習慣をつける。
(2) 学校で学んだことの定着に努める。
(3) 学ぶ楽しさと向上しようとする意欲をもたせる。

2 実施方法
(1) 「がんばりノート」を利用して予習・復習をする。
(2) 毎日ノート1ぺ一ジ以上、月1冊以上を目標に頑張る。
(3) 4月一斉開始(1年は、9月から)
(4) 「がんばりノート」を終了したら、新しいノートを校長室でもらう。
 


■「朝の読書」で落ち着いた一日を

 毎朝8時15分〜30分の約15分間「朝の読書」を実施しています。「読書で落ち着いた一日のスタートを」の趣旨で今年度から「朝の読書」に力を入れています。
 


■浦添市教育委員会指定 英語科研究校

研究主題「英語に慣れ親しみ、すすんでコミュニケーションを図ろうとする子の育成」
〜学習形態や学習環境の工夫改善を通して〜


○市指定英語科研究発表会
 平成19年2月15日(木)に浦添市教育委員会指定英語教育の研究発表会を開催し、関係者へ研究の成果を披露しました。
 2年・5年の英語の公開授業や1年生・3年生・6年生代表による英語の歌やダンス、劇なども行いました。また、4年の先生方による研究発表なども行いました。
 


■浦添市教育委員会指定英語科研究校

○6年生、11ヵ国の国際センター研修員と熱心に楽しく交流
 昨年12月19日、6年生が国際理解教育の一環として浦添市前田在の国際センター研修員(11カ国)を迎え、交流会を開催しました。6年生は研修員とゲームをしたり、自分達で調べた各国の様子を紹介したり、熱心に英語で研修員に質問をしたりして楽しい一日を過ごしました。
 

 

 

◆地域と共にある学校◆

■当山っ子「よろしく朝会」

〜自治会長・老人会長・民生委員の皆さん当山っ子の明るさに感激〜
 4月17日(火)、日頃からお世話になっている地域の自治会長・老人会長・民生委員の皆さんの紹介とお礼を伝える「よろしく朝会」を開催しました。自治会長・老人会長・民生委員のみなさん当山っ子の元気な歌声やあいさつに感激していました。
 


■さわやか朝の読み聞かせ

〜「ソワーズ」(読み聞かせボランティア)による朝の読み聞かせ〜
 読み聞かせの会「ソワーズ」(保護者・地域の方)の皆さんが毎週月曜日(8時15分〜30分)各学級で読み聞かせをしています。子どもへの「読み聞かせ」は「言葉を食べる」と言われています。「読み聞かせ」をしてもらうことは、おいしいものを食べるのと同じことだとも言われています。
 ソワーズでは現在、協力者を募っています。
 


■「VTC TOYAMA」(5・6年希望者)で英語コミュニケーション学習

VTC(Video Television Conference)
 平成18年度5・6年生(約20人)が週1回、お昼の休憩時(約20分間)、パソコンのネットミーティングを通して外国のボランティアと簡単な英会話を楽しみました。在沖米国商工会書記のゴードンさんが世話してくれたプログラムです。琉球大学の学生さんにもボランティアとしてお手伝いをしてもらいました。


■牧港川浄化作戦

 本校5・6年生が環境教育の一環として第一土曜日に校区を流れる牧港川へ陽迎橋からEMを投入し、川の浄化作戦に取り組みました。平成16年度には、5年生の取り組みが認められ「浦添市まちづくりプラン賞」を受賞しています。
 

 

 

◆施設を生かした教育活動◆

 本校には、学年集会をする学年の多目的広場(広い廊下)とは別に各階に一学年が集まれるホールがあります。1階の「とんぼ広場」、2階の「セントラルホール」、3階の「さくらホール」、屋上の「かえる広場(野外ステージ)」があります。このような恵まれた施設を生かし、子ども達の教育活動を充実させて行きたいと考えています。

■1階「とんぼ広場」

 1階の「とんぼ広場」で練習をする金管バンド部の子ども達。普段は低学年の遊び場として利用しています。


■各階「多目的教室(学年廊下)」

 学年集会などをする学年の多目的広場(広い廊下) です。



■2階「セントラルホール」

 本校読み聞かせボランティア「ソワーズ」のみなさんが2階セントラルホールで大型紙芝居を子どもたちに見せているところです。


 

■3階「さくらホール」


 金管バンド部が3階にあるさくらホール(地域交流室)でミニコンサートをお昼休み開催しました。参加は自由で担任引率の学級や自由参加の子ども達で満員になりました。
 さくらホールは、他校にはない体育館とは別の1学年が集まれるホールです。学年・学級での楽しみ会や童話お話大会の予選等にも利用しています。
 


■のびのびクラブ活動

 施設を生かして、今年度18のクラブ活動(4年生以上)を実施しています。沖縄や日本の文化の三線、琉舞、茶道、太鼓などもあります。今年度、茶室を利用した茶道クラブとさくらホールを利用した琉舞クラブを結成しました。子どもたちは、各クラブで伸び伸びと活動しています。
 

 

 

◆最後にひとこと◆
春の遠足、今年は快晴、「楽しい一日」
バークレーズ・コートさん駐車場ありがとう!
 5月11日(金)に春の遠足がありました。お天気にも恵まれ、子どもたちは元気いっぱいに楽しい一日をすごすことができました。これまでは、本校の運動場につながる道がかなり細いため、バスが通れず、遠足の度に18台の大型バスが浦添大公園沿い道路の片側に並び停めるしかありませんでした。その度に、交通渋滞をまねき大変申し訳ない状況でした。
 しかし、昨年より、バークレーズコートさんのご好意によってバークレーズさんの駐車場を借用し、全学年生徒のバス18台がそこから安心安全に出発しています。今年も警備員の安全な誘導等の配慮もあり、助かりました。

 

当山小学校ホームページ

 

掲載:2007/06/09

 

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