てぃーだぬふぁー通信 第11回 - 神森中学校 稲福盛敏校長 |
◆地域教育情報 『 てぃーだぬふぁー通信 』 は、学校・PTAと地域を結び付ける社会教育活動として行っています。どうぞ宜しくご愛読ください。 |
浦添市立
神森中学校
校長
稲福盛敏 |
◆ 学校紹介
本校は、昭和47年(1972年)沖縄県本土復帰の記念する年に、仲西中学校から分離新設し、開校されました。その後、創立30周年の平成14年2月には、沖縄の伝統的な赤瓦を用いた新校舎(上の図)として生まれ変わり、現在6年目を迎えています。
生徒数は863名で県で仲西中学校に次ぐ2番目に大規模な学校であります。
本校は、校訓に「明朗進取」を掲げ、目指す生徒像として、明るく朗らかで何事にも目標を定め、自ら進んで取り組む生徒の育成を目指しています。その校訓のとおり、多くの生徒が、スポーツや読書活動、毎朝のボランティア活動(校舎内外の清掃・草花の水かけ)や朝のあいさつ運動等、年間を通して継続して、頑張っています。
◆ 本校の教育目標 (21世紀を生きるための基礎的な能力の育成)
教育目標
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◎ 自ら学ぶ生徒
◎ 優しい生徒
◎ 健康な生徒
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校訓 |
目指す生徒像 「明朗進取」
目指す教師像 「春風秋霜」
目指す学校像 「和気満堂」 |
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これから子ども達が大人になって生きていく21世紀の日本や世界はいったいどうなっているのでしょう。科学はますます進歩し、情報は、国内はもとより世界中に飛び交い、海外で活躍する人も多くなります。こうした目まぐるしく変化する21世紀の社会で生きていくための基礎的な能力を育てる事を本校の目標としてとらえています。
◎自ら学ぶ生徒
学校で基礎学力をしっかり身に付けさせる。「読み」「書き」「計算」を基礎とした能力です。これからの社会をしっかり見つめ、民族や人類の問題 に思いをめぐらせたり、自らの未来を切り拓くための力。自ら学び、考え、実践する力を育てること。
◎優しい生徒
人の気持ちが分かり、共に喜んだり、悲しんだりできる力、平和を愛し、周りの人を思いやる心、さらに善悪の判断がしっかり出来、行動できる力を育てること。
◎健康な生徒
体が弱くては生きる力は弱くなります。苦しいことや難しい問題に直面してもへこたれない強い体と精神力を身に付けなければなりません。規則正しい生活習慣や体力向上に努め健康についての知識を身に付ける力を育てること。
◆ 生徒会スローガン
今年の5月の生徒総会で決まった神森中学校のスローガンです。
「目指そう! 時間のけじめがつけられる生徒、明るく・元気な生徒」
か・・・かがやくスマイルをもち
み・・・みんなで心を一つに
も・・・もりあがろう
り・・・理想は高し神森中
本校では、生徒の自治活動を重視して学校経営を行っています。生徒による日常的な委員会活動が活発に行われ、読書活動、歯磨き運動、花咲かせ運動、あいさつ運動、牛乳パックリサイクル運動、ボランテァ、募金活動等が行われています。
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◆ 本校の実践紹介 |
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朝の始まりは清掃活動から
本校の朝は、200名余りの多くの部活動の生徒による清掃活動から始まります。
校舎内外の掃き掃除、チリ袋を持ってのチリ拾い、触れ合い広場のガラス拭き、外階段の掃き掃除、草花の水かけなど一年間継続した活動です。
このように毎日がんばっている部活動のみなさんのおかげで、本校を訪れた人たちは、「明るく、清潔で、きれいな学校ですね。」と褒めてくださいます。
★ 朝のあいさつ運動
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清掃が終わった頃、生徒会生活委員会の計画に よって割り当てられた各学級の生徒によるあいさつ運動が始まります。正門前、裏門前、そして触 れ合い広場いっぱいに並んだ生徒の「おはようございます」の声が学校中に響き渡り、活気づいた 一日がスタートしていきます。
本校の一言徹底
お・・・おはようございます
あ・・・ありがとうございます
し・・・しつれいします
す・・・すみません
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★ 本校のクラブ活動紹介 |
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サッカー部 |
野球部 |
剣道部 |
吹奏楽部 |
本校の子ども達は、このように各部活動に積極的に参加し、健全な心と、体を日々鍛えております。
その中でも、男子ハンドボール部は昨年の8月に香川県で行われた、全国大会の優勝をもって昭和56年の山口全国大会以来、実に4度目の全国優勝という中学校ハンドボール史上最高の名誉ある記録を樹立いたしました。このように伝統が受け継がれたことは大変素晴らしいことであります。
この栄光はひとえにハンドボール協会をはじめ、派遣費を支援いただきました浦添市、及び、関係各位、保護者、地域のみなさまの、ご支援の賜であり、深く感謝申し上げます。
さて、「夢・実現」全国制覇の達成の栄冠は、監督・コーチ・選手にとっては一朝一夕にして獲得したものではなく、まさに苦難の道であったと聞いています。春の全国大会で優勝を逃したことの悔しさをバネに、「春の忘れ物を取りに行こう」を合い言葉に一枚岩となって厳しい練習を積んでまいりました。
今年もまた、ハンドボール部の男女が全国大会出場を果たしました。下の写真は県大会男女優勝の時のものです。九州大会では男女3位と全国大会の切符を獲得しました。全国大会では、十分な力を発揮できずに全国制覇の夢実現までは届きませんでしたが、ここまで、厳しい練習を積み重ねよくがんばってきたと誇りに思っています。これから、高校でさらに頑張ることを期待します。
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ハンドボール部
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★ 日曜授業参観 494名 |
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気になる我が子・学校の様子
6月3日(日)は、日頃仕事で参観できないお父さん、お母さんのために日曜授業参観を持ちました。その日は、朝早くからたくさんのお父さん、お母さん、家族の方々が学校に足を運んでくださいました。
左の写真のように、教室前の廊下や体育館等では、我が子の授業を受けている様子を不安そうに見守る親御さんたちでいっぱいでした。
特に一年生の親御さんは、中学校に入学して毎時間替わる教科担任の先生の授業を真剣な眼差しで見ていました。
授業を参観しての感想
○「みんなどんどん手を挙げて発表していて良かったですよ」
○「こんなにたくさんの、参観者がいてすごいですね」
という感想がありました。
授業のきまり3か条 |
◎チャイムと同時に授業を始める
◎授業の始め、終わりのあいさつはしっかりやる
◎授業は背中グニャの姿勢で受けない。正しい姿勢で受ける |
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