浦添小学校
校長 新垣 せい子
浦添小学校の歴史と概要
本校は明治15年に創立され、今年で126年目を迎える市内で最も伝統と歴史のある学校です。
児童数は592名、学級数は19、職員37名の中規模校です。
所在地は歴史に名高い浦添城址の麓にあり、静かで緑豊かな自然に囲まれ、校区には市役所、市立図書館、美術館、消防署などの文化、公共施設等も多数あり、人的、物的、自然に恵まれた素晴らしい環境です。
子どもたちは学習意欲も態度もよく、素直で明るい礼儀正しい子ども達です。
朝のボランティア活動、挨拶運動はよい伝統です。
文化面やスポーツ目でも多くの活躍があり、ミニバスケット18年度全国準優勝、陸上19年度全国大会100メートル出場、金管バンドの県大会連続銀賞、ちびっ子相撲大会入賞、女子バレー市優勝、剣道の個人優勝など多数あります。
保護者、地域の教育への関心も高く、大変協力的です。
浦添小学校の教育目標
個性の尊重を基本とし、国及び郷土に誇りを持ち人間性豊かで国際性に冨み21世紀を拓く人材の育成を目指す。
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よく考え進んで学ぶ子【知育】
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思いやりがあり、たくましい子【徳育・体育】
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ふるさとを愛し世界へ目を向ける子【国際理解】
めざす学校像
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健康・安全に気をつけ安心して過ごせる学校
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落ち着きがあり、緑あふれる学校
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児童にとって「生きる力を」はぐくむ学校
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師弟同行の精神で、楽しく生気みなぎる学校
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学校・家庭・地域が相互連携した開かれた学校
めざす子ども像
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めあてをもって最後まで粘り強くやり抜く子
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進んで学習に取り組む子
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素直で明るく思いやりのある子
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国際社会に共生していける子
めざす教師像
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人間味あふれる教師
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師弟同行のできる教師
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日々研鑽に励む教師
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保護者・地域に信頼される教師
めざす家庭・地域像
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基本的な生活習慣に努める家庭、地域
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学校、家庭、地域が連携し、それぞれの役割に努める家庭・地域
浦添小学校、本年度の重点目標
【よく学び、思いやりとたくましさを持ち、世界に目を向ける浦添っ子】
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確かな学力の定着
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豊かな人間性の育成
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健康・体力の育成
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基本的生活習慣の確立
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開かれた学校づくり
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国際理解教育の推進
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*「学年のたすきをつなぐ」
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(各学年において幼児児童一人ひとり身に付けるべき内容を確実に定着させ、取組みを行い、「学年のたすき」として次学年に引き継ぐ。
○夏休みには基礎学力定着のために1年から6年までの全学級が補習授業をしました。
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*一事徹底 : 生活リズムの確立【早寝・早起き・朝ごはん】
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○5月の授業参観日に親子で「生活リズム表」を作り、取り組んでいます。
○朝ごはんの大切さや食育の指導に力を入れています。
こんな学校づくりに努力しています
私は、赴任3年目ですが、素晴らしい本校に勤務できることの幸せに感謝し、その責務の重さも感じます。
子どもが夢と希望を持ち、活き活きと活動できる学校、職員が教育への熱い情熱を持ち実践力を高める学校、保護者、地域に信頼され開かれた学校づくりを目指します。
学校の普遍的な使命【学力の定着、心の教育、社会性の育成)特に小学校は、人格形成と学習の基礎づくりの場であることを認識し、知・コ・体をバランス良く身に付けさせることが大切です。
常に教育の不易と流行を見極め、今日的な課題も把握し、保護者、地域と連携も図りつつ、教育活動の展開に努めたいと思います。
〜どの子もかけがえのない大切な人間として存在を認め、よさを見つけ、可能性を最大限に伸ばし、 「子どもの夢実現をサポートする」〜
<子どもを褒めることで自信を持たせ、さらにやる気が増すように、を心がけつつ>
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子どもが「学校に行くのが楽しい、明日も早く行きたい」と思える学校
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親は「この学校で学ばせてよかった」と安心し満足感の得られる学校
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教師は「わが子や自分の弟妹だったら」と愛情と情熱で教育に臨む学校
浦添小学校の特色紹介
1つ・・・12年間継続研究の「英語科を中心とする国際理解教育」
〜 基地内小学校やJICA(国際センター)との交流、英語ボランティアがあります〜
平成 8年度に文部科学省より、小学校における英語教育の研究開発学校の指定以来、平成16年度に内閣府よりの英語特区の市指定、発表等、研究をしています。
活動は、地域の英語ボランティアが8人協力し、AETや担任とも連携しながら、毎日の英語の授業を効果的に推進しています。
また中学校との小・中連携や授業研究会、国際センター(JICA)との交流学習や基地内小学校(キリン、ベクテル、ボブホープ、カデナエレメンタリースクール)との交流も毎年計画的に進めています。さらに本校独自の行事として英語ストリィコンテスト開催も行い、毎年大きな盛り上がりを見せています。
ベクテルエレメンタリー小学校との交流
ボブ・ホープスクールとの交流
英語ボランティアとの学習1
英語ボランティアとの学習2
2つ・・・地域連携で支える空き教室を利用した「子ども博物館」
〜NHKテレビでも2度紹介され、文部科学省からの視察も行われました〜
10年ほど前「理科モデル校」の指定で自然分野を中心にでき休眠していた「エコ・子ども自然史博物館」をリニュアールして「子ども博物館」と名称も改め、17年度から本格的な活動となりました。
展示内容は浦添の自然・環境・歴史・文化等などで直接手で触れ遊ぶことができます。
日頃「総合的な学習や」「生活科」「理科」「社会科」などに活用されています。現在、「博物館を支える会」約25名の皆さんが毎日、当番を組んで来られ、子どもたちに昔の遊びや生活の様子を教え、説明して下さいます。
また「子ども居場所作り事業」ともリンクさせており、学びの場、異年齢交流のコミュニケーションの場にもなります。さらに琉球大学の資料館「風樹館」とも連携し、琉大の佐々木先生より、子どもたちに専門的な楽しい授業もして下さいます。
日々学校と「博物館を支える会」とは定期的な集りを持ち、活動や運営等の情報交換を行い活性化を図っています。このような素晴らしい活動をしている「子ども博物館」は17年度に文部科学省と県生涯学習課より視察に来られ、18年度にはNHKのテレビで2度も紹介されました。子どもたちは博物館が大好きで今後もみんなで大切にしていきたい本校の財産です。
子ども博物館で遊ぶ様子1
子ども博物館で遊ぶ様子2
子ども博物館の様子1
子ども博物館の様子2
3つ・・・毎日の委員会活動
〜高学年児童(4・5・6年)の朝のボランティアが活発です〜
本校では4年以上の児童が毎朝ボランティア活動に力を入れています。 運動場や校内の清掃活動、飼育活動 、花や野菜の栽培活動、放送活動、挨拶運動などです。 大勢の児童が朝から校庭に広がって積極的に奉仕活動する姿は大変気持ちの良い光景です。
朝の清掃活動
朝の挨拶運動
<児童会を中心にした福祉活動>
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○ユニセフ募金活動
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本校児童会より10月の募金総額・・48、491円がユニセフへ送られました。
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○ピースパックU協力活動
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国連難民高等弁務官事務所と日本ガールスカウトの共催事業でタイやミヤンマーの恵まれない子ども達に学用品や靴を送る支援活動です。
本校児童会は11月に取組み たくさんの文房具と靴が送られました。
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○赤い羽根募金活動
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年末の12月に取組み、全児童で集めた募金は、浦添市社会福祉協議会に届けました。
ユニセフ募金活動
ピースパックU支援活動
4つ・・・地域に開き、幼小連携の「学校図書館」
〜親子読書の日(ファミリー読書)設定や平成19年県学校図書館研究大会の会場校、県読書フェスティバルのパネル参加など読書に力を入れています〜
本校では17年度より保護者と地域へ館内閲覧は勿論、図書貸し出しも行っています。
親子で、読書の世界を広げ、情操教育を育もうとの願いからです。
また第3日曜日を親子読書の日【ファミリー読書】として定め、家庭へも奨励しています。
お陰で児童の読書冊数が毎年ぐんぐん伸びています。
朝の読み聞かせボランティア父母72名【登録】との連携や、幼稚園の図書館利用、高学年5年生との交流授業での連携もあります。
県読書フエスティバルではパネル展参加等紹介されました。
5年生による幼稚園生への読み聞かせ1
5年生による幼稚園生への読み聞かせ2
5つ・・保護者や地域のボランティア支援
〜多くの保護者や地域の温かいボランティア支援に日々支えられています〜
本校は、保護者や地域の多くのボランティアの方々が毎日のように来られ、子ども達の教育活動を温かく熱心にご支援下さっています。学校としては本当に助かり感謝です。
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子ども博物館と放課後子ども教室(月・水・金の昼休み)と放課後・・31名
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朝の読み聞かせ(てぃだの会)・・72名
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英語ボランティア(火曜日と水曜日)・・・8人
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学習ボランティア(退職教師と大学生)・・・2名
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茶道クラブ(裏千家)・・・・・1名
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生け花・・・・・・・4名
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スポーツ【バレー3名、サッカー4名、バスケット2名、野球2名】・・11 名
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環境整美・・・2名
裏千家師範指導による茶道クラブ
お父さんの読み聞かせ
大学生による学習支援ボランティア
そろばん支援ボランティア
浦添小学校の部活動
本校では、5つの部活動があり 各部とも顧問、保護者会を中心に熱心に活動しています。各部とも多くの成果もあげています。学校側とは定期的な情報交換会を持ってより望ましい部活動についての話し合いを行っています。
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野球
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男女バスケット
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バレー
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サッカー
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金管バンド
野球部
金管バンド部
バレー部
バスケット部
サッカー部
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