てぃーだぬふぁー通信 第28回 - 浦添市PTA連合会 前会長(19・20年度) 大木 陽一郎◆地域教育情報 『 てぃーだぬふぁー通信 』 は、学校・PTAと地域を結び付ける社会教育活動として行っています。どうぞ宜しくご愛読ください。 ![]() 浦添市PTA連合会 前会長(19・20年度) 浦添市PTA連合会(市P連)会長を退任後に思うことこんにちは。市P連会長在任中は、会員をはじめ、関係機関・関係団体各位には、大変お世話になりました。ありがとうございました。 さて、私は、自分の子どもの、まわりの子どもたちの笑顔が見たくて、平成7年にPTA活動を始めてから13年、小学校や中学校の先生方や保護者の皆さんと、楽しく活動をさせていただきました。 そして、最後の2年間は、分不相応ながら市PTA連合会の会長をさせていただき、多くの方に協力のもと、多くのことを学ばせていただきました。 市PTA連合会での2年間は、あっという間で、思ったほどのこともできなかったなあというのが、正直な感想です。そんな中で、心がけたのは、周囲の意見を聞くということでした。周囲の『意見を聞き過ぎ』たりして、自分が混乱したこともありましたが、このときには、ほかの役員に大変助けられました。 私は、沖縄にきて31年になります。 学生時代も含めて、浦添での生活は28年です。人生の半分以上は浦添です。 結婚して、子どもが生まれ、その子が学校に通い始めると、周囲の方々と交流の幅が広がって行きました。 そうしているうちに、「我が子のふるさと浦添」を意識するようになったのです。県外に出ても、親に、親戚に、友達に会いに帰ってくるのは、ここ「浦添」なんだということを考えると、自分がそうであったように、子どもに故郷の良き思い出を残してあげたいと意識するようになりました。学校行事や地域行事、スポーツ活動やエイサー活動などで、地域の人や文化に触れたりして、「浦添」を蓄積していってほしいなあと思いました。特に、市外から移り住んだ者にとっては、そういった活動に参加していくことが大事なんだと思いました。そんな思いを感じながらのPTA活動は、子どもの成長もさながら、私自身の成長もあったと思います。 周囲の声を聞いて、やってよかったと思ったのは、「てだこハーリー中学生の部の創設」です。ある保護者の方との懇談の中で、「浦添にてだこハーリーがスタートしているのに、中学生の部がないのは非常にもったいない。」「子どもたちに、沖縄の文化の一つであるハーリーを浦添のハーリーで体験させたい。」 ![]() さらに、このことを周囲の方に聞いてみますと、「そうだ。」「私もそう思っていた。」「ぜひやったほうがいい。」など、同様の思いは、あちこちに散らばっていました。 ![]() 「子どもたちに何かを残す」ために準備を進め、そして、新会長の浜崎芳久氏に引き継いで実現したてだこハーリー中学生の部は、今後とも発展していくと信じています。 漁協関係者との会議で、おっしゃった言葉で、印象に残っているのがあります。 「ハーリーをしてもらうことも嬉しいけど、もっと海に、漁業に関心を持ってほしいなあ。」 それぞれ、子どもたちに対する思いがあるのだというのを垣間見た気がしました。 このような声を拾い集めながら、PTA活動の幅は広がっていくのかもしれません。 話が長くなりました。 浦添市PTA連合会会長として、本当にお世話になりました。 今後、ますますの連合会の発展と、そこに関わる浜崎会長をはじめ、市内16小中学校のPTA会員の皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。 また、浦添市教育委員会、浦添市子ども会育成連絡協議会をはじめ、関係団体の皆様に心からお礼を申し上げ、退任のあいさつといたします。 ありがとうございました。 【 「ビジネス・モール うらそえ」 について一言 】 それから、ここだけの話にしたくないので、書きますけど、「ビジネスモールうらそえ」に敷き詰められている情報は、浦添のエキスが、今昔、多く散りばめられています。私は、市PTA連合会の立場もあり、特に各小中学校のことを紹介している「てぃだぬふぁー通信」を楽しみにしていました。市内小中学校の紹介や、PTA活動の紹介があります。写真もふんだんに使っていて、見てわかりやすいです。まだ、3校ですので、早く16校が揃って掲載してほしいと思います。 市内のPTA活動を知ってもらうのに、大変わかりやすく貴重な資料になると思います。 ちなみに、個人的には、「歴史アーカイブ映像」のコーナーが好きです。 「ビジネスモールうらそえ」の運営のみなさん、これからも市民にとって有用な情報をどんどん発信してください。待ってます。
浦添市PTA連合会 前会長(19・20年度) |
掲載日:2009/7/24 |