
10月28日(土)、サンパーク通りを通行止めにして城間(ぐすくま)の秋祭り「松明大綱引(てぃーびおおづなひき)」が開催されました。
戦争で44年間中断していたこの行事が平成7年に復活して今年で15回目を数えますが、戦前をいれると、実は長い歴史と伝統を持った行事なのです。
保存会会長・与座澄雄さん、城間自治会長・稲江哲哉の挨拶の後、儀間光男浦添市長、市議会議長佐和田直さんの祝辞を受け、南のメンダカリ、北のシンダカリの旗頭のガーエーで、いよいよ大綱引が始まります。
メンダカリ、シンダカリに分かれて披露された空手演舞は、迫力ある緊張感に、ほ〜というため息さえきこえました。
毎年大喝さいを浴びるのが、婦人会の大きなしゃもじを持って棒術さながらに打ちあう「ミシゲー」。 なんと、しゃもじの先が折れるくらいの迫力です。
そして本番の大綱引では、沿道の観客もみんな参加して2回行われました。今年は2回ともシンダカリの圧勝に終わりました。
城間青年会のエイサーで盛り上がって、さらに再び登場する婦人会のお母さん達のガーエーの迫力に圧倒されながら、続いて旗頭保存会のみなさんが輪になって空手の型を順番に披露する勇壮な舞方、そして締めは、やはりカチャーシー。
集った区民や観客も加わり、参加者全員が一体となって秋の夜を楽しむ中、今年も無事に綱引は終わりました。
|

旗頭(左)と宮城道場の空手演武(右)

婦人部ミシゲー

大綱引き |