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未来を託す若人たち
8日の「成人の日」より一足先に1月7日浦添市では市・教育委員会主催の成人式が執り行われました。
式典会場となった浦添市民体育館では、久しぶりに再開した仲間と二十歳に成った喜びを、色とりどりの振り袖や、はかま、スーツ姿の晴れ着を身にまとい、体じゅうで表現していました。 |
 新成人たちの華やかな振袖姿 |
オープニングセレモニーでは、新成人たちを祝うミニライブが行われ、浦添出身のかでかるさとしさんが得意の歌と面白トークで会場を盛り上げてくれました。 |
 かでかるさとしさんのミニライブ |
式典は、開式のことばを教育委員長の棚原正栄様より頂いた後、全員起立して、鶴淵信子さんの指揮のもと、浦添少年少女合唱団と浦添市民合唱団による浦添市歌斉唱のリードに合わせ、会場全員で斉唱。 |
 浦添少年少女合唱団と浦添市民合唱団 |
そして、儀間光男市長よりの「お祝いのことば」として、「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年男女の晴れの門出を祝福するとともに、将来の幸福及び社会参加を祈念する。」という趣旨のあいさつが送られました。 |
 儀間光男 市長によるお祝いのことば |
また、「決意のことば」を、新成人代表の長濱広樹さん、照屋賢さん、新里千尋さんの三人が述べました。
「閉会のことば」では西原廣美 教育長が新成人たちへの期待と、式典開催にご協力いただいた方々へお礼を述べられました。 |
 西原廣美 教育長による閉会のことば |
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今年の市内新成人該当者数
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男 性 |
女 性 |
合 計 |
市 内 |
680人 |
665人 |
1,345人 |
例年、市外、県外からは百名前後の新成人が参加しており、今年も同数等として、例年、新成人該当者数の約70%が式典に参加しているところから、今年も1986年生まれの男女合計1,000名前後が参加したと思われます。
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生きる力と優しさの心配り
新成人代表のあいさつから「自覚」と「生き抜く力」を感じさせる言葉があり、頼もしい限りでした。
社会の荒波にのまれて挫折と無力感を味わいながら、そこでくじけず、立ち向かう力こそが「生き抜く力」です。そして、「自分さえよければ」という考えでは、社会は生き抜いていけないし、孤立してしまうだけ、助け合いという人が生きるうえで最も基本とする地域社会に溶け込む社会性を養い、コミュニケーションで隅々まで気配りの出来る大人になってくれることを願いたいものです。
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