「全国地域安全運動」
〜 第1回スクール防犯リーダーサミットの実施について 〜
1 趣旨
地域安全活動をさらに強化するとともに、同活動の一層の浸透と定着を図り、もって安心して暮らせる地域社会の実現を図る目的で「全国地域安全運動」を実施中である。
また、県内全域において自転車盗難が多発し、当署管内においても9月末現在、101件の発生となっており、学校内においても自転車盗等の盗難被害が発生していることから、生徒自身が各種犯罪の被害に遭わないような防犯対策と最近の少年の飲酒問題について、生徒自身の立場から意見交換してもらう事を目的として、本年7月に管内6高校の生徒会長に委嘱した「スクール防犯リーダー」を集め、「第1回スクール防犯リーダーサミット」を開催した。
2 実施年月日
平成19年10月18日(木)
3 実施場所
浦添警察署
4 参加者
(1) スクール防犯リーダー
浦添高校、浦添工業高校、浦添商業高校、陽明高校、那覇工業高校、西原高校の各生徒会長
(2) 生徒会担当職員
(3)
当署関係者
5 実施状況
(1)
開式
(2)
新生徒会長に対する委嘱状交付
(3)
署長あいさつ
(4)
会議
@防犯対策について
A飲酒非行防止について
Bその他・事務連絡等
6 会議内容
(1) 防犯対策について
@取組み
ア 自転車盗対策
・通学用自転車を許可制にし、学校独自の番号を付したシールを貼付(浦添)
・自転車のカギのかけ方、乗り方の指導を行っている(西原)
イ 不審者対策
・学校周辺のフェンスに板を張って、外からスカートの中を覗かれないようにしている(浦商)
・全生徒のアンケートを元に安全マップを作成(陽明)
・「マナーアップシンポジウム」を開催し、制服の指導を実施(陽明)
ウ その他
・クラス毎に注意喚起を促すポスターを作成(浦工)
・野球部、ソフト部が那工キジムナーと深夜徘徊防止のための合同パトロールを実施している(那工)
A問題点
ア 教室、部室の戸締まり忘れや貴重品の管理など、生徒の防犯意識が低い
イ 各学校ともに、女子生徒のスカートの丈が短く、それが不審者被害に繋がっている
ウ 校内に不審者が入り込みやすい
Bこれからの取り組み
ア 生徒の防犯意識の向上を図る
イ 陽明高校の安全マップを他校にも普及させていく
ウ スカートの丈を短くしないように、スカートの裾に校章を入れ、丈を切らさないように工夫する(浦商)
エ 12月に制服を正しく着こなすキャンペーン実施する(西原)
オ 深夜徘徊防止活動として、那工キジムナー隊と連携していく(那工)
(2) 飲酒非行防止について
○興味本位、好奇心で飲んでいるのが殆どで、一人で飲む人はいない(西原)
○簡単に酒が手に入るので、販売店での身分証の確認を徹底して欲しい(浦添・浦工・陽明・西原)
○スーパー、コンビニの駐車場で酒を飲んでいる大人が多く、それに興味を抱いている生徒もいるので、大人のマナーを正して欲しい(陽明)
○飲酒の脳への影響についての全校集会を行った(那工)
○公園、お墓等の見回りを強化して欲しい(浦商)
○飲酒非行防止についての授業をしてもらいたい(西原)
○飲酒した生徒に対しての罰則を強化して欲しい(浦工)
生徒会長(浦商)に対する委嘱状交付
署長あいさつの状況
会議の状況
陽明高校制作の安全マップ
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