浦添市民の皆さん!浦添警察署より今年に入ってから5月末迄に市内で発生した「身近な犯罪発生状況」(平成20年1・2・3・4・5月累計)の グラフが届きましたので、皆様へご報告いたします。
5月に発生した犯罪の特徴としては、 『居空き』が3件各地域で発生しており、昨年比+5件の増加で今年に入り合計10件にも成っています。次に『車上狙い』(車上荒し)が5件各地域で発生しており、昨年比+31件で合計55件も被害が出ています。更に『自転車盗』においては、10件の発生、昨年比+24件の増加で合計71件も自転車が盗難に遭っています。又、『オートバイ盗』は9件の発生で、昨年比+12件の増加で合計65件も盗難に遭っています。このように、自転車・オートバイの盗難が止まりません。そして、車上狙いも増え、最近では『居空き』が目立ってきています。
要点としては、『居空き』撃退対策として玄関にドアベルを取り付けるなどの防犯対策を施す。次に、車に大切なものは置かないことと、自転車・オートバイは2ロックして管理することが大切な防犯対策になります。
※自転車盗については、ほとんどが学生の通学用自転車の盗難です。親が子どもに注意しても、子どもが自転車の防犯管理に関心が薄く、盗まれても、新しい物をまた買ってもらえるという意識をもっていると、この事態は変わらないと思います。家庭での子どもに対する自転車管理の防犯対策を改めて真剣に話合う必要があるのではないでしょうか。また、この事態を受け、特に中学・高等学校では、浦添署と協力し、学校で自転車の盗難防止・管理責任についての講習会などを持つことが必要だと思われます。
5月までの犯罪発生状況から、今後も増えそうで特に対策を取らなければいけないと思われる地区として先月、内間・宮城・伊祖・浦城・城間・小湾・浦西の順に悪化しています事を報告しましたが、その中に+浅野浦・前田・勢理客の地区も今月は入ってきました。そろそろ、各自治会の地域で話し合いを持った方がよろしいのではないでしょうか?
これ以上、ご自分の地域で犯罪を起こさせないためにも皆さんのお住まいの自治会・婦人会・青年会などで相談され、対策を浦添署に相談することも良いのではないでしょうか。それが、地域の連携であり、絆であるのではないでしょうか。気付いた方から相談を持ちかけましょう!
犯罪を未然に防ぐためには、私たち市民の意識改善と防犯に対する協力が不可欠です。他人任せでは、犯罪は減りません。住んでいる住民一人一人の意識で、治安が良くなるのではないでしょうか。
健全な青少年育成のためにも、犯罪を起こしにくいまちづくりにご協力お願い致します。
つきましては、このグラフ資料から、それぞれの地域の犯罪発生状況を把握していただき、自らの地域の防犯対策に役立てて頂きますことを願いご報告させていただきます。
※平成20年6月の状況も近々ご報告致しますので宜しくご活用下さい。