浦添市民の皆さん!朗報です!9月末迄に市内で発生した「身近な犯罪発生状況」(平成20年1・2・3・4・5・6・7・8・9月累計)の グラフが届きましたので、皆様へご報告いたします。
9月の発生状況を自治地区別で見ると、とても嬉しい事に、合計で25件前月の8月に比べ
▲4(マイナス)となりました。
先月に続いて連続で前月を下回るということで急激に「身近な犯罪」の発生件数が減少しております。
特に、「自転車盗」が▲5件減、、「空き巣狙い」▲2件減、「車上狙い」0件で発生無し、「居空き」0件で発生無し、などが大きく、減少しています。しかし、「オートバイ盗」に関しては+5件増えており、全般的な犯罪の減少ではありません。しかし、7月の46件に比べるとかなり減少している事が特徴です。
(自治地区別 身近な犯罪発生状況 9月のみ)
※【ちなみに、8月の身近な犯罪発生合計は29件でした。】 << 8月末の犯罪発生状況
前回の報告では8月の犯罪増加傾向のワーストトップ4にあった内間・宮城・勢理客・伊祖は、8月のみで(内間+9件)で、(宮城+3件)、(勢理客+3件)(伊祖+3件)でした。
しかし、今回の9月は宮城地区を残し、3地区とも名誉を挽回し、対前月(8月)との比較で内間はなんと▲5件も減!!そして、伊祖は▲3件減で0件。また、勢理客も▲2件減となりました。
今回、宮城地区は残念にも増えてしまいましたが、今年に入ってからの月別の身近な犯罪発生件数を並べて見ますと、少なかった6月の16件から夏休みに入る7月46件に増え8月の29件そして、9月の25件へと減少して行くのを見ると、夏休みは、やはり少年らが犯罪を起こしやすい時期なのかと思えます。しかし、夏休みの後半からは地域住民(市民)によるの防犯への取組と、浦添署の重点的な警邏活動や、抑止対策の成果が現れ減少したものと思われます。
平成20年 (月別身近な犯罪発生件数)
1・2月(61件)/3月(21件)/4月(53件)/5月(27件)/6月(16件)/7月(46件)/
8月(29件)/9月(25件)
この数字からも、夏休み前の青少年健全育成における防犯対策は、青少年が犯罪を起こす事を未然に防ぐという意味で、大変重要だという事が分かります。
そして、最近思う事はパトロールカーを見る回数が減ったような気がします。浦添署に聞くと「巡回パトロールは従来どおり頻繁に行っています。」との事。事件発生の減少でパトカーの出動回数が少ないのでそう感じるのでしょうか?事件の無い事はとても素晴らしい事ですが、抑止力が衰えて来てはいませんでしょうか?
事実、昨年、一昨年は市内の公用車に「防犯パトロール」と書いたステッカーを貼った車を良く見かけましたが、最近はとても少なくなったと感じます。そして、企業からの同様の協力も少なくなり、あまり見られなくなりました。各地域での防犯パトロールはどうでしょう?
今年に入り全体的に「ちゅらさん運動」が減退しているように思えます。市民の皆さん!行政の皆さん!教育関係者の皆さん!昨年、一昨年の様に今一度、現況を見直し「ちゅらさん運動」を盛り上げる事をするべきではないでしょうか。
安全はただでは買えません、活動の継続こそ、安全を確保する大切な手段、安全な環境で子育てをするためには地域が協力し、犯罪を起こしにくい環境を維持することがとても重要な事だと思われます。
昨年は対前年比▲20%余りの身近な犯罪の減少実績がありますので、これから、更に事件が減少して行くものと期待したいものです。
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【市民の皆様へ・・・】
犯罪を未然に防ぐためには、私たち市民の意識改善と防犯に対する協力が不可欠です。他人任せでは、犯罪は減りません。住んでいる住民一人一人の意識で、治安が良くなるのではないでしょうか。
健全な青少年育成のためにも、犯罪を起こしにくいまちづくりにご協力お願い致します。
つきましては、このグラフ資料から、それぞれの地域の犯罪発生状況を把握していただき、自らの地域の防犯対策に役立てて頂きますことを願いご報告させていただきます。
※平成20年10月の状況も近々ご報告致しますので宜しくご活用下さい。