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地域の安全のために

 

暴走族追放市民総決起大会
 
 

平成19年6月29日(金)午後4時00分〜午後5時00分の間、浦添市字港川在の沖縄トヨペット(株)構内において、「暴走族追放市民総決起大会」を開催しました。



 国道58号において週末の深夜に敢行されている暴走行為及び騒音から地域住民の平穏な生活を守り、明るい地域づくりの実現と市民運動の盛り上げを図るため、関係機関・団体、事業所等が参加し、市民に広く暴走族根絶をアピールしました。

 


「暴走族追放市民総決起大会」 署長あいさつ


 本日の総決起大会に参加いただきました皆様には、平素から地域社会の安全のためにご尽力いただき、また警察行政全般につきましても深いご理解とご協力を賜り、心から御礼申し上げます。

 さて、既にご案内のとおり浦添市内の国道58号における暴走行為や騒音は、市民生活の平穏を害し、交通環境に悪影響を及ぼすばかりでなく、青少年の非行の根源である深夜徘徊、いわゆる期待族等青少年の健全育成に悪影響を及ぼしているのが現状であります。
 県内の暴走族の状況について申し上げますと、今年6月25日現在、共同危険行為や無免許運転で99人(10グループ)を検挙し、そのうち、48人を逮捕しております。

 浦添警察署管内では、25人(3グループ)が検挙されており、検挙された者には管内居住者17名(浦添市8名、西原町9名も含まれています。

 しかし、警察の取締り強化にかかわらず暴走行為関連の110番通報も6月25日現在、浦添警察署管内では、397件で県内では、沖縄警察署に次いで2番目に多い状況で、今だに暴走行為は、減少には至っておりません。

 これから夏休みを迎え、暴走行為等多発も予想されることから、警察としては、なお一層の取締りや対策を講じて行く所存であります。

しかし、暴走族追放には、警察の取締りのみでは限界があり、今こそ、関係機関・団体、市民一体となり市民の安心・安全な、静かな生活環境を確保するための活動が必要であります。

例えば
 @ 期待族となって暴走行為を煽っている小学生、中学生、高校生等に対する少年補導や帰宅を促す「声かけ」の徹底。
 A 暴走行為をしない、させない、見にいかないの「三ない連動」を徹底するためのノボリ旗や看板の設置。
 H 国道沿いに期待族がい集しないよう企業等の駐車場などの管理対策。
 C 「特攻服」等の発注を受けない、発注のあった場合直ぐに警察に通報する。
 E 暴走族のバイク等にガソリンを売らない運動。

等であります。
 こうした暴走族を排除していく具体的な取り組みを市民総ぐるみで効果的に推進していくことが必要であります。

 本日の市民総決起大会を契機に、暴走族の根絶、暴走行為のない明るい地域が確立できますよう参集の皆様方、並びに関係書位のご活躍、こ健勝を祈念いたしまして私のあいさつと致します。
 

 

更新日 : 2007/7/12

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