『2008 東京ヤクルトスワローズ キャンプin浦添 vol.5』 |
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2008東京ヤクルトスワローズ ふれあい少年野球教室【後編】
・・・その後、子ども達が全員集められ打撃指導のミーティングが始まった。やはり、講師は青木宣親(23)選手である。 「こうしてだ、こうして」とバットを振りながら体で説明する。子ども達は目を皿のように憧れの全日本の3番青木選手が放つ言葉を少しもこぼすまいと目を輝かせジ〜と聴いている。 「今から、トス・バッティングをするから良く見てろよ!」「いくぞ!バシッ、バシッ」とネットに向かって他の選手が横から投げるボールを何度も打って見せた。 子ども達は青木選手が打つたびに「うぉー、うぉー」とどよめく。
ここでまた、野球教室監督代行の宮本選手が登場、「上手くやってるかなー」という感じで、後ろから子ども達に近ずき、「全日本の3番だぜー!さすがだよなー!バッティングがスゲーよなー!」と子ども達に大きな声で話しかけて盛り上げようとする。しかし、子ども達は青木選手(23)の講義に夢中で誰も反応しなかった。 青木「どうだ!みんな出来るかなぁ?」「では、誰か打ってもらおうか、打って見たいと思う人はいるかぁ!」と言うと、「はい!はい!はい!」と元気良く殆んどの子が手を上げた。「じゃー君と、君と、君、前に出てきて」とここから熱心な青木打撃塾がはじまった。
残念だが、子ども達に話しかけて気を引こうとした宮本選手の存在に気付いている子は殆んどいなかったことは事実だった。・・・・・。(笑) 他の選手達も青木選手の教え方を学ぼうと聞き入っていた。 だいぶ盛り上がってきたので、「野球教室監督代行」の宮本選手は「今年の野球教室もうまくいったな」と満足げで「俺が青木に打撃教室の講師をさせたのが良かったのさ!」などと後輩の選手達に話しかけていたのかもしれない・・・・。 最後は、子ども達が全員整列してヤクルト選手の皆さんへ「ありがとうございました」と野球教室のお礼を述べた。その後、恒例の第6回東京ヤクルトスワローズ杯学童野球大会の表彰式が行われ優勝した内間ベアーズ、準優勝の浦添タイガース、3位の前田ホークスの子ども達全員にヤクルトの選手達から直接メダルが授与され、子どもらはとても嬉しそうにはしゃいでいた。 東京ヤクルトスワローズの選手の皆さん大変お疲れ様でした。地域の子ども達のために大変貴重な時間を割いて指導をして頂き本当に感謝致します。子ども達が野球教室を受講出来たことで刺激を受け将来、皆さんのようなプロ野球選手や、野球指導者が一人でも多く誕生する事に期待したいものです。
【取材して思ったこと・・・】 【東京ヤクルトスワローズのスケジュール】
※スケジュールは変更になる場合があります。 |
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掲載日:2008/2/21 |