被害相談窓口を
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被害相談窓口をご存じですか?
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手助けの必要など、
何でもお気軽にご相談ください。
私たちは、あなたとご家族が安心して
暮らせるように、力を尽くします。
@被害者への理解を深めるために
被害者の抱える様々な問題
犯罪の被害者は、犯罪による直接的な被害(けがをする、お金を盗まれる)だけでなく、被害後生じる様々な問題に苦しめられます。
このような問題は、「二次的被害」とよばれ、例えば、
●精神的ショックを受けたり、身体の具合が悪くなる。
●医療費の負担や働けなくなることにより経済的に苦しくなる。
●捜査や裁判等の過程で精神的、時間的負担。
●近隣の無責任なうわさ話やマスコミの取材、報道等によるストレス不快感。
などがあります。
今、被害者が抱えるこのような問題について社会的関心が高まってきており、警察も、被害者の様々な要望に応えるため、関係機関・団体や地域の皆様と連携して被害者の抱える問題の解決に努めています。
被害者の心理
被害者の抱える問題の中で、最も深刻なものが精神的被害です。
被害者は、事件の直後に一種のショック状態が続くことがあり、身体的にも心にも変調をきたすことが多いのです。
しかし、これは異常なことではなく、突然大きなショックを受けた後では誰にでも起こりうることで、見た目はしっかりしているようでも感情がマヒして、現実感を失っていることもあります。被害者を責めたり、安易な励ましは禁物です。
A警察における手続きと被害者への配慮
警察の基本姿勢
■被害者の精神的ショックや不安感などを踏まえた親身な対応を行います。
■被害者から安心して協力いただけるように、きめ細かな配慮をします。
事件・事故の発生
届け出
●「被害にあったことを周りの人にしられたくない」、「面倒なことになるのがいやだ」、「仕
返しが怖い」などの理由で届け出をためらう気持ちになることもあるかもしれませんが、 再被害の防止(自分だけでなく、他の人がまた被害を受けることもあります)や、犯人検挙のため、必ず警察に届けてください。
●事件、事故の状況や被害者の希望により、警察が来たことが近所に分からないよう、パトカー以外の車を利用するなどの配慮を行います。
●けがをしているなどの状況がある場合は、警察から被害者のいるところに出向いて、お話をうかがいます。
捜査の開始
事情聴取…犯行や犯人の様子などについて事情を聞きます。
●ショックや緊張のため、質問に答えられないこともあるかもしれませんが、あせらないでゆっくりとお話下さい。思い出したくないことや辛いこともあると思いますが、犯人検挙のためご協力をお願いしています。
●事情聴取の場所 被害者が安心して落ち着いてお話ができる場所で事情を聞くように気をつけています。
●性犯罪被害者への配慮 女性警察官が事情をおたずねするなど、プライバシーには特に配慮しています。
事情聴取後の説明、アドバイス
●被害者の手引の交付 殺人や強姦、交通事故などの被害者に、捜査の流れや相談機関などについて説明した「被害者の手引」をお渡ししています。
●不安や悩みなどの相談に応じ、適切なアドバイスをします。
検挙
捜査経過、
検挙等の連絡
(被害者連絡制度)
●殺人や強姦、交通事故やひき逃げなどの被害者には、捜査状況、犯人の逮捕、検察庁送致などについて警察から連絡します。
指定被害者支援要員制度
警察では、被害にあわれた方やその遺族に対して、事情聴取、実況見分、病院等への付き添いや、いろいろな相談に応じるなど被害者を支援するための要員(指定被害者支援要員)を各警察署等においています。
被害者等カウンセラー制度
被害者が抱えている問題の中でも、精神的な被害は特に深刻な問題です。しかし、通常、被害者独りの力でそのような心の状態を元に回復させることは非常に難しく、正しい方法で、より早い回復を目指すには、心の問題について専門的な知識や技能を備えた専門家に相談したり、助言を受けたりすることが大変有効です。
そこで県警察では、被害者等の精神的被害の回復・軽減を図る目的で、精神科医や臨床心理士の資格を持ったカウンセリングの専門家を「被害者等カウンセラー」として委嘱し、直接被害者等に対してカウンセリングを行うことができるようにしました。
犯罪被害給付制度
犯罪被害給付制度は、故意の犯罪行為(殺人や傷害など)により死亡された被害者の遺族の方や重傷病を負い、若しくは障害が残ることとなった被害者の方に対して、国が犯罪被害者等給付金を支給する制度です。
犯罪被害給付金には、
●遺族給付金(遺族の方に支給)
●重傷病給付金(被害者本人に支給)
●障害給付金(被害者本人に支給)
の3種類があります。
なお、公的補償を受ける場合や損害賠償を受けたときは、その額と給付金が調整されます。
支給の対象となる要件、程度及び申請手続きについては、最寄りの警察署か、下記におたずねください。
沖縄県警察本部広報相談課犯罪被害者支援室
098−862−0110 内線2173
被害者を応援しています!
警察は、各種の相談窓口を設け、被害者からのさまざまな相談に応じています。
被害者本人からだけでなく、ご家族や友人からのご相談も受け付けています。
困っている
場合は
ここに電話を
(相談電話)
警察安全相談♯9110(全国共通)
又は098−863.9110
相談全般にわたる窓口・いつでもご相談ください。
各種相談窓口
性犯罪被害者専用相談電話(性犯罪被害に関する相談)
………………………‥……………098−868−0110
ヤングテレホンコーナー
(少年の悩みごとや保護者等の抱えている少年間題などに関する相談)
………………………‥……………フリーダイヤル 0120・276−556
………………………‥……………又は098−862−0111
暴力団情報110番(暴力団犯罪などに関する相談)
………………………‥……………098−862−0007
悪質商法110番(悪質商法など生活経済犯罪の被害に関する相談)
………………………‥……………098−861−9110
関係機関・相談窓口
(社)沖縄被害者支援ゆいセンター【民間被害者支援団体】
(犯罪の被害にあった方やその遺族のための相談電話)
………………………‥……………098・866−7830
暴力団追放沖縄県民会議【暴力団情報相談】
………………………‥……………098−868-0893
交通安全協会連合会【交通事故相談】
………………………‥……………098-868−2291
犯罪被害者週間11月25日から12月1日まで