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城間松明ティービ大綱引

松明の下、地域住民の想いが一つになる、城間松明大綱引!
『ティービ』とは、島言葉で松明(たいまつ)のことをそう呼ぶからティービ大綱引きなのだ。

松明を灯りに旗頭が夜空に舞い、艶やかに支度が登場!

ドラの音をあいずに南北に引き合う雄綱と雌綱のスペクタルなバトル!

無数の松明(たいまつ)の明かりのもと、地域住民が総出で集まり綱を引く「第19回城間松明大綱引」(城間自治会、城間松明大綱引保存会主催)が11月6日(土)の夜、サンパークてだこ通りで開催された。

今年は台風の影響を受け一週間延期となりましたが、例年になく大勢の人が参加する祭りとなった。

旗頭が7年ぶりに「全国旗頭フェスティバル」に参加、またNHKで「ミシゲーガーエー」が紹介され認知度が上がり、順延による県内での綱引きが見納めとあって観光客も大勢集まった様だ。

城間の綱引きは夜行われるのが特徴で、たくさんの松明が沿道に並ぶところから「ティービ大綱引」の名前がついたと言われている。

城間地区を南北、前村渠(メンダカリ)、後村渠(シンダカリ)に分かれて綱を引く。戦後途絶えていたものを1990年に復活させ、城間松明 大綱引保存会が今日まで継承進化させている。

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夕方にはティービ太鼓の演舞や子供綱引き、空手の演武も行われ、陽が完全に暮れる頃には観客も数を増しプログラムも見ごたえあるヤマ場に差しかかった。

旗頭の勇ましい男達が退場したかと思ったら、その後には 前・後村渠の女性たちが空手の形をしながら登場したのには少々驚いた!!

さらに驚いたのは代表の女性たちが2メーターほどの大きなしゃもじをお互いにぶつけ合うこと。振りかぶったしゃもじが大きな音を立ててぶつかりあう。毎年折れるそうだが今年も目の前で折れた。さすが大綱引きの前哨戦だけあって迫力満点。

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いよいよ大綱引きが始まるとなると観客のざわめきも大きくなる。ドラや太鼓が打ち鳴らされ、ほら貝の音が響き渡り、会場は大綱を中心として一つになった。

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後村渠が優勢を保ちそのまま勝利を勝ち取った。今年は勝負がついた後カヌチ棒が抜けないというハプニングもあったが、無事に綱引きは終了した。

これで終わりかと思っていたら、なんとNHKでも紹介された婦人部の「ミシゲーガーエー」があるというので注目していたら、前・後村渠の女性たちが腕を組み固まりになってぶつかりあっているではないか!

男のガーエーほど激しくないにしても迫力は迫るものがあった。

最後は西原エイサー保存会によるエイサーが披露され、地謡の演奏するカチャーシーの曲に合わせて前・後村渠の両者、観客入り乱れて踊りの輪となった。

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最後に保存会々長の与座澄雄さんに話を聞くことができた。
「綱引きが一週間順延となり、旗頭や婦人部のメンバーもはりきって従来以上に盛り上がった。

子ども会、青年会、婦人会、OBの方々、ボランティアが毎週日曜日に集まり万全に準備が出来、地域の輪ができあがった。

事故が心配でしたが、何事も無く終わりホッとしている。今年はOCNやNHK、沖縄コンベンションビューローの協力もあって観光客も例年より多かった。ここに来れば沖縄の伝統行事が一箇所でまとめて見ることができる。来年もまた見に来て欲しい」と語った。

また与座さんは「城間の綱引きは戦後資料が無いところから思考錯誤を重ねオリジナルを作り上げてきた。もちろんガーエーもオリジナル!お年寄りの方々は気を悪くするかも知れないがこのオリジナルが城間の新しい文化になって欲しい!」と笑顔で話してくれたのが印象的だった。

来年はもう1本、ティービを模った旗頭も作る予定なんだとか。
来年は復活第20回目の節目を迎える城間松明大綱引き、どんな催しものになるのか今から楽しみにしたい。

カテゴリー   [地域のイベント・催物]

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