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東京 ヤクルトスワローズ キャンプIN 浦添 2017 最終日 打上げ 【後編】

引き続き、2017ヤクルト春季キャンプ練習最終日・打ち上げ取材記事の後編をお届けしたい。


 

キャンプ最終日、午後過ぎからはキャンプの打上げがあり、選手達のテンションは どうにも興奮気味!

キャンプ終了の達成感から来るものなのか、

或いは、打ち上げ後に控える打ち上げ会(終了の宴)から来るものなのかは分からない。

しかし、確かに選手達は普段と何かが違う。

一か月間の縛られた厳しいトレーニングから自由になる解放感に期待を膨らませながら、

その時が来るのを最後の練習をひた向きにこなすことで待ち過ごしている様な印象を受けた。

 

さて、今日の打ち上げまでの選手達の練習風景がどうなったのか前編に引き続き、取材した様子をご覧いただきたい。

 

 

 

ブルペン:投球練習

ブルペンには、既に3名の投手が入り投げ込んでいて、完成度を確かめる様にストレートは速球が「パーン!」とミットの音を普段よりも大きく響かせていた。今日は最後とあって投手陣もはりきってキャンプの成果を確認するように球種の投げ分けや、ストレートの伸びを試していた。

24星 知也 投手 43村中 恭兵 投手       44岩橋 慶侍 投手

 

24星 知也 投手

24星 知也 投手

最速156キロのストレートにツーシームの組み立てが投球の軸である選手。大学4年の夏にはカーブを習得し、投球の幅が広がった。ほかに、スライダー、フォークといった変化球をもつ。

スワローズの真中満監督と同じ栃木県出身であるため、「尊敬する人の下で野球ができるのはうれしいことです」と語っている。

160キロをマークすることが目標の一つで、北海道日本ハムファイターズの大谷翔平と追いつき追い越せの気持ちでやっていきたいという。

ストライーク! いい球 良い球だ!

星投手は、今年プロ入り一年目、最速146キロを投げるという期待の新人。思いっきり投げてみて、投球の良し悪しを96石井コーチに聞いていた。

24星知也投手    98石井コーチ 24星知也投手     98石井コーチ

 

44岩橋 慶侍 投手

44岩橋 慶侍 投手

プロ入り4年目、スリークォーターから最速141km/hのストレートに加え、スライダー、チェンジアップ、カットボールを操る。

いいストレートがミットを鳴らした

 

 

43村中 恭兵 投手

43村中投手は、変化球をいくつかの球種で投げ分ける練習を行っていた。コーチと相談しながらカーブ、スライダー、フォーク、ジャイロ等を投げて出来具合を色々試していた様だ。

43村中 恭兵 投手

スリー・クォーター気味のフォームから投げる平均球速142km/h、最速151km/hのストレート(※2011年10月31日巨人とのCSにてリリーフ登板時に計測)とスライダー、フォーク、SFF、タイミングを外すカーブも使い投球を組み立てる。2010年春のキャンプではスラーブを習得。

ストレートの次に変化球という交互に投げ、変化球は変えて投げていた
この時は、横に変化するボールが投げられた

 

98石井投手コーチと「次はスライダーですね」と指示をもらい、キャッチャーへ「スライダー行きます!」と宣言して投げていた。

石井コーチからアドバイスをもらう43村中投手

 

 

この時は縦に変化する変化球でフォークか、縦のスライダーが投げられた

 

バッティング練習

フリーバッティング

球場では、野手選手のフリーバッティングが始っていた。選手達は、多くの取材陣を前に今春季キャンプの成果を競ってアピールした。

ライト線

バッティングピッチャーの投げる球をそれぞれの選手らが右へ左へと快音を響かせながら打撃の成果を確認するようにジャストミートしていた。

36廣岡選手

36廣岡選手

 

左に引っ張り 右に流し

 

トスバッティング

46谷内選手

46谷内選手

各選手はフリーバッティングに臨む前にトスバッティングで準備調整をしていた。

3西浦選手

3西浦選手

 

フリーバッティング

0比屋根選手

0比屋根選手

 

10荒木選手

10荒木選手

 

41雄平選手

41雄平選手
41雄平選手

 

42坂口選手

42坂口選手
42坂口選手

 

守備練習 外野手へのノック

ここで、また突然のハプニングが起きた!外野手にノックしていた福地コーチに近づき、4バレンティン選手が「ワタシにノックさせてクダサイ!」と頼み込み、福地コーチも最後だから許したんでしょう!

福地コーチがバットを「やって見ろ」と 4バレンティンに渡し、代わりにグラブに持ち替えた。
マジ~て感じ! でも何か面白そう!

ここから、4バレンティン選手の “ 見たことのない 外野手ノック ” が始まった!

外野には先程フリーバッティングを終えたばかりの50上田選手と31山崎選手がいた。

バレンティンが「イクヨー!」と声を掛け!二人とも突然の事に顔を見合っていたが、よし来いと手を上げた。

73福地コーチ(外野手担当)            4バレンティン選手
冗談かとおもったら、マジでノックを始めた4バレンッティン選手
外野手の二人、 左が31山崎選手で、右が50上田選手だ

 

最初に4バレンティンのノックを受けたのは50上田選手!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレの打球が早いので、50上田選手も本番

さながらの軽快な動きを見せた

次に、ノックを受けたのは31山崎選手。二人とも、本気モード素早い動きを見せてくれた。

外野からの返球は福地コーチへ ダイレクト!

投げた後、40センチ位 空中に浮いている!

凄いそのくらい全力で投げているのだ

 

4バレンティンは「コレ、トレルカナー!」とつぶやきながら楽しそうに 軽々と外野へ大きな当たりを飛ばしていた。

さすが、ホームランバッターだけあって、ノックも巧い、二人の外野手がいる丁度、定位置あたりへ落とす外野フライを失敗無しで打てるから凄い。やはりバットコントロールが巧みじゃないと出来ない技だ!また、打球も 打ち取って高く上がった凡フライというより、ヒットになるライナー性の弧を描くような打球である。

軽々と外野へノックする4バレンティン選手

しかし、右へ左へ選手を動かさないと、選手は練習にならないはずだけど、とも思えた。(笑)

早い打球に、全力で動いている2人は、

バレンティンの

ノックを楽しんでいる様にも見えた。

 

守備練習 内野手へのノック

守備練習は、内野手も同時に行われていた。フリーバッティングを終えた内野手は守備練習に回り、打撃練習の打球も捕いながら、打球が来ない間はコーチのノックを受けるという合理的な練習システムである。
88三木ヘッドコーチが、三塁側と、二塁側の二手に分かれた内野手陣へノックをしていた。

ノックする88三木ヘッドコーチ

三塁側ノック

三塁側でノックを受けていたのは、46谷内選手と36廣岡選手、そして3西浦選手の3人である。

46谷内選手 46谷内選手
36廣岡選手 36廣岡選手
36廣岡選手 36廣岡選手

 

3西浦選手 3西浦選手

 

二塁側へのノック

10荒木選手が捕った球をセカンドへ投げる瞬間

 

46谷内選手が捕った球をセカンドへ、トスする(Wプレイを想定)

 

バッティング練習   (クリンナップに 巨漢選手が並ぶまさに重量打線 ?)

これから、重量打線のフリーバッティング練習が始まりますが、編集したわけではなく、だだ打撃の順番で巨漢が3人続いただけ(笑)だが、只、3人ともクリンナップの候補でもあるため(笑)見ごたえがあって面白かった。

皆さん、よく見てくださいね、今まで紹介してきた各選手のバッティングと比較してみると面白いと思う。ただ、1山田選手と5川端選手が居ないのでこの二人が先に紹介した各選手と、これから紹介する重量打線との間を繋いでいたんだという事が感じられてくると思う。 

そう、今日はキャンプ最終日、一か月間の練習の集大成が表れる日でもあるのだ。
各選手自身が自分の体が思う様に動くかどうか、調子がどの程度なのか確かめる日でもある。

ということは、今年活躍しそうな選手がどの選手なのか練習に表れているかもしれない。各選手を比較してみると更に面白いと思う。

4ウラディミール・バレンティン選手

ウラディミール・バレンティン(出身オランダ)

メジャーリーグ歴10年、ヤクルト入団7年目であり、その間2011年~3年連続本塁打王を獲得している。重ねて、2013年には日本プロ野球界記録の年間本塁打数60本という前人未到の記録を打ち立てた男でもある。

近年は故障等で鳴かず飛ばずの年を過ごしているが、今年は精神的にも成長が有り、練習を見ていても活躍の兆しを感じさせる。もしかすると、キャラクターを一生懸命変えようとしているのと同様に、選手としても今年は大化けするかも知れない。

内角の球もきれいにミートして大きなアーチを

えがいてスタンドへ

センター方向へスタンド越えの

巨大アーチ

ライト方向への見事な流し打ち レフト方向へ引っぱったきれいなライナー

バッティングピッチャーが投げる球を殆ど打ち損じなく、それぞれにふさわしい方向へきれいに打ち返していた。それぞれの球に合わせて長打、安打、さらに右左、真ん中へ打ち分ける余裕も凄いと思わされた。やはり、今年は活躍する、要素がふんだんに有る様に思え、その裏返しが気持ちに余裕を持たせて、チームのマスコット的キャラクターを目指していると思えてきた。

内角低めの球も腕をたたんで丁寧に

ミートさせている

外角低めの球も逆らわず左へきれいに流して

ライト前に

どんな球でも丁寧に打ち返している様子は、見ていて気持ちいいし、頼もしい、余裕がないと出来ない技であると思う。今年もWBCにオランダ代表として選出されているらしく、その活躍も期待できる。

「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」の格言にある様にバレンティンの心の余裕は必ず体に表れるはずである。

ヤクルトは、眠れる獅子が起きて活躍する年になるかも知れない。なんたってバレンティンは日本で2013年に年間60本も本塁打を打ったんだから、ピークは過ぎても復活は必ずあるから期待したい。

 

40ディーン・グリーン選手

40ディーン・グリーン選手(出身アメリカ)

【選手紹介】2017年新外国人選手 ディーン・グリーン

年齢:27歳 身長193 体重:115キロ 右投左打 内野手

ディーン・グリーン選手はメジャーに昇格したことはなく主にタイガース傘下の2Aや3Aのマイナーリーグでプレーしていた。マイナー通算では591試合/打率306/本塁打76/打点401という成績を残している。

(今季2016年の成績)
2A成績:69試合/打率286/本塁打16/72打点   3A成績:61試合/打率309/本塁打7/36打点

若いというところが魅力だ、3Aでも結果を残し始めていた事もあり、まだまだ伸びしろのある選手である。、日本での成長で、どこまで結果を残してくれるのか期待はできそう。ヤクルトの優勝に貢献したいと言っている。

真中監督は、「ポジションはファーストを予定している様だが、畠山和洋選手とのポジション争いになりそうだ」と話している。

若いし、パワーがあるので当たると飛びそうだ、日本での試合経験が無いため、これからで未知数である。是非とも、ヤクルトの優勝に貢献して欲しいものだ。

ミートも巧く、打撃の飛距離はありそうだが、右、左への打ち分けがはっきりしていなかった。

 

33畠山和洋選手

33畠山和洋選手 33畠山和洋選手

言わずとも知れたヤクルトの優勝に主砲として貢献した33畠山選手だが、昨年は腰の故障でキャンプから戦線離脱し、回復に励んできた。今年は腰に心配が残っていなければ良いが結果を出し、完全復活を期待したい。

真中監督

真中監督が一人でバットを振ってますと!

 

バレちゃんが近づいてきて気さくに監督へ話しかけ始めた。

 

 

おやおや、バレちゃん!真中監督や、スタッフとも和やかにコミニュケーションを図ってますね!(笑)

やはり、チームの雰囲気を盛り上げようとしてますね!

積極的に監督と会話を持とうとする姿勢は素晴らしい!

 

52中村悠平選手

最後のフリーバッティングは52中村選手でした。彼もミートが巧く、ホームラン性の長打はないものの二塁打、三塁打クラスの中距離打は良く打つので期待の打者でもある。

先日の千葉ロッテとのオープン戦で大嶺祐太投手から唯一1×2塁打と2×1塁打の3安打を奪い右左へ放ち注目を集めた。

 

52中村悠平選手

きれいなミート打法で打ち返した

かなりの飛距離が出た当りだった

同様にきれいなミートの打球がセンターへ

飛んだ

 

2017 東京ヤクルトスワローズ 春季キャンプ 打ち上げ

とうとう、キャンプ 打ち上げの12時30分が来てしまいました。

バックスクリーンの時計がキャンプ終了の12時30分を差した

 

キャンプ終了と宣言され、守備のため球場に散っていた選手達が一斉にプレイを止め、張りつめていた糸が一気に緩んだような感じになった。

そして、選手達が次々にマウンドへ向かって戻って来た!

ブルペンで投げていた新外国人投手たちも戻ってきた!

選手達がマウンドの周りに集合し始めた。

選手、監督・コーチ・球団スタッフたちが一堂に集まり、「一月間の練習ご苦労様でした」とキャンプの終了を告げた。

そして、暫くミーティングが続いた。

その後、選手らはマウンドの周りに円陣を作って、打ち上げ式を始めた。

円陣の中心には5川端選手会長の代わりに前選手会長の29小川投手が挨拶を行った。

「皆さん、一か月間の厳しいキャンプでの練習お疲れ様でした。これにて2017東京ヤクルト春季キャンプを無事終了します」

「では、皆さん、キャンプの無事終了を祝い一本締めで締めくくりたいと思います。」

では、「お手を拝借」

では、「お手を拝借」

一本締め

「よーう、パシャ!」

お疲れ様で拍手 パチパチパチ

「皆さん、お疲れ様でした。」 終了!

円陣がほどけて、選手、関係者らは皆喜ぶというより、緊張感から解放された感が強かった。

ウラジミール・バレンティンだけは元気な様で、マスコミに愛想を振りまいていた。

 

球場を去って行く後ろ姿は幾分疲れが感じられた。

キャンプを終え、球場を去って行く選手達

 

一月間、賑やかだった球場も静けさを取り戻した

浦添球場さん、ご苦労様でした。また来年もヤクルトキャンプの受け入れを宜しくお願いします。

今回のキャンプから選手達はそれぞれの収穫を得て去って行きました。そして、またシーズンが始まるまでにその収穫を更なる稔り、発展へ生かす事が出来ますよう。そして、東京ヤクルトスワローズが今年こそ、日本一に輝きますよう祈念して取材を終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。

私達も東京ヤクルトスワローズを応援しています。 (特別協賛)

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