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【被災支援情報vol.3】 被災支援が思う様にいかない中、AMDAの素晴らしい活躍を紹介!

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震災から4週間が過ぎようとしている。AMDA医療チームの医療支援活動と並行して復興に向けての支援が進んでいる。

4月1日まで岩手で支援活動を行っていたAMDAグループ代表・菅波茂医師が帰岡し、5日には本部事務所で報告会見を行うことを決定。AMDAは今までの活動の他、今後の復興支援活動を含め報告会見を行う予定。

AMDAの活動は今後情報が入り次第随時掲載いたします。

【 被災地からの活動報告 岩手県 (4月3日)】

釜石市周辺の地図はこちらよりご覧になれます

(地図は地震が起こる以前のものです)

避難所でノロ・ウイルスの発症はないものの、発熱・脱水といった症状が増え始めている様子。4月に入り学校に設置されている避難所では、学校の再開とともに避難所としての状況に変化が予想される。
復興支援として、4月2日には、クラブン株式会社、コクヨ山陽四国販売株式会社から合わせて100個、天満屋岡山店からは50個の新品のランドセルが寄贈され、個人から寄付をいただいたものを含め11日にトラックで岩手県大槌小学校に向けて出発する。
また、現地で運転手、生活支援、管理事務、鍼灸師など9名を採用し、AMDA医療チームの活動に協力を得ている。

【 被災地からの活動報告 岩手県(4月1日) 】

大槌高校では、避難所での診療の他に、鍼灸師の資格を持ったAMDAの医師により鍼灸の治療が受けられるようになった。電気自動車を使っての診療活動も順調に行われている。
一方、3月29日の被災者支援国際会議ではAMDA東日本大震災国際奨学金についての概要が確定した。東日本大震災にAMDA海外医療チームとして緊急支 援活動に来日したAMDAインドネシア(インドネシア)、MERCY:マーシー(マレーシア)、Medipeace:メディピース(韓国)、バンコク病院 (タイ)に加え、NPO法人ネットワーク地球村とAMDAが発起人かつ共催団体として、教育の面から被災地の復興を支援する。
具体的には被災地の高校生で、医療人を目指す生徒を対象に3年間、奨学金の支給で学生を支援するとともに、支援団体と文化交流などを行い、国際人としての 視野を養うチャンスを与えるものである。また奨学生らが、将来にわたって、今度は後輩へチャンスを与える人になってほしいという願いも込められている。

【 被災地からの活動報告 宮城県南三陸町(4月3日) 】

宮城県南三陸町の地図はこちらよりご覧になれます。

(地図は地震後のものです)

情報交換を行っていたイスラエルの医療チームの要請を受けて,AMDAでは医師兼医療通訳として2名の医師を南三陸町へ追加派遣することを決定した。今後、イスラエルチームと医療通訳業務などを協力して支援していく予定。

南三陸町ではノロ・ウィルスが流行しており、AMDAが活動している志津川小学校でも、数名の患者がいる。集団避難が決定した被災者の方たちに対して、AMDA医療チームは全力で患者のリストアップをし、紹介状を書いている。


【 被災地からの活動報告 宮城県南三陸町 (4月1日)】

志津川小学校での診療活動、巡回診療を続けているAMDA医療チームであるが、南三陸町では希望者のうち1,100人の移転が始まったため、避難所で生活する被災者の数は今後減少していくことが明確である。医薬品も十分に足りてきている様子。避難所での生活が長期にわたり、徐々に避難所のトイレが汚れているなど衛生面の悪化が見られるため、AMDA医師が区長会でノロ・ウィルスについての説明会を行った。

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被災地では遺体の発見も見られる。その中には毛布をかぶせたままの方々も。
特に高齢者が目立ち、足腰が悪くて津波から逃げ送れたのではないかと予想される。
中には小さなお子さんもいて非常に心が痛む。
身元不明の方も多く、遺体を遺族の方に引き渡すこともままならない状態とのこと。

11日の地震発生からいまだに風呂に入れず、更には頭すら洗えずにいる方々や、両親の安否を確認できない現状で二人の生存を信じ、ボランティア活動に専念するまだ若い被災者。言いようのない劣悪な環境の中で、被災者が被災者を助け励ましあい、希望を持って日々を生きています。

4月5日現在、県出身で仙台在住(65歳)の方の孫娘(12歳)が津波に流されたと思われ、3週間以上たった今でも発見されておらず、その女の子が通って いた全校児童108人のうち、8割の安否が確認されていない石巻市立大川小学校。卒業式を1週間後に控えていた。「中学へは自転車で通うんだ」「将来は先 生になりたい」という期待や夢を津波が一瞬にして奪い去った。(4月5日:琉球新報1面より)

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このような東日本大震災の状況や実際の支援活動の実情をAMDAを通じて知っていただき、私たちは直接被災地に駆け付けることは出来ませんが、AMDAを支援することで、一人でも多くの被災者を助けることが出来るのではないでしょうか。

ビジネス・モールうらそえはAMDAを応援しています。情報が入り次第随時掲載します。


【東日本大震災・AMDA活動の様子】

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●2011年04月03日 東日本大震災・緊急支援活動13
●2011年04月01日 東日本大震災・緊急支援活動12
●2011年04月01日 東日本大震災・現地での活動の様子4
●2011年03月30日 東日本大震災・緊急支援活動11
●2011年03月28日 東日本大震災・医療支援活動の様子3
●2011年03月28日 東日本大震災・緊急支援活動10

特定非営利活動法人AMDA(アムダ)とは

“困った時はお互い様”という相互扶助の精神に基づき、災害や紛争発生時、医療・保健衛生分野を中心に緊急人道支援活動を展開しています。世界30ヵ国にある支部のネットワークを活かし、多国籍医師団を結成して実施しています。
1995年に、国連経済社会理事会(UNECOSOC)より「特殊協議資格」を、2006年に「総合協議資格」を取得しました。

今回の東日本巨大地震発生直後、翌12日は、緊急医療支援チームを派遣し、被災地の仙台(宮城県)へ到着。現地の避 難所や老健施設などで巡回診療を行っています(3/18現在)。また、15日からは拠点を2か所に分かれ、翌16日からは釜石(岩手県)でも仙台同様に避 難所での巡回診療を開始、派遣者のリクエストを受けて、不足している医薬品や食糧、灯油などの調達、提供なども行って、被災者の支援を行っています。沖縄からの看護師の方も、AMDAの医療チームの派遣者として現地で活動されています。現地での活動の様子などはコチラからご覧ください。

【皆様からの募金を受け付けております】

●郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
*通信欄に「131」もしくは「東北地方太平洋沖地震」とご記入下さい
●楽天銀行:ロック支店 店番202 普通預金7002547
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●クレジットカード募金
AMDA全日信販カード:http://amda.or.jp/content/content0001.html
●Give One(VISA、Master、ジャパンネット銀行):
http://www.giveone.net/cp/pg/donate/NpoSearchPage.aspx?ctr=ns&sk=nn&sf=1
●銀行振り込み:中国銀行(銀行コード168) 奉還町支店(店番102)
普通口座2070291 口座名「特定非営利活動法人アムダ」

【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター  〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086-252-7700  FAX:086-252-7717 E-mail: member@amda.or.jp

※写真や情報の提供:特定非営利活動法人AMDAより

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