HOME > 特集 > 地域の安全のために > 浦添市内の身近な犯罪発生状況-平成24年7月累計グラフ報告
浦添市内の身近な犯罪発生状況-平成24年7月累計グラフ報告
◆『ビジネス・モールうらそえ』では、浦添警察署から届く、不審者・事件情報や、発生状況、その他の防犯情報を『 地域の安全のために 』のコーナーで市民の皆さんにお伝えして います。これは地域住民が、自ら隣り近所との 互いの連携による防犯対策を行う事で、薄れている『地域の連携を再構築する』という意義を込めてお届けしています。どうぞ、各地域で有効にお役立てください。
浦添市民の皆さん!身近な犯罪の発生状況をご報告致します。
平成24年7月の事件発生累計が浦添署より届きましたのでご報告いたします。
ご自分のお住まいの地域はどうなっているのか?是非チェックして見て下さい!
下記の棒グラフは平成24年7月単月のみを表した自治会地域別の事件発生グラフです。
【グラフをクリックすると拡大表示します】
平成24年7月の犯罪発生件数は1ヶ月間に37件(前月比+10件)と今年1番の発生件数となっており、対前年同月比と比べても約1.7倍で+15件の大幅増となっている。
下に示すように平成20年7月と対比すると9件減少している。これまで、犯罪発生を毎年着実に減らしてきた件数であるが、ここにきてあきらかに増加傾向に転じているのは、やはり地域の “防犯意識の低下”が招いているのでは?
犯罪件数が減ったことで、気を許すとアッという間に元に戻ってしまうため、気が許せない。
故に「継続は力なり」で犯罪ゼロを目指し、地域の防犯意識を高め地道な防犯活動の継続が重要である。
平成20年の月別「身近な犯罪」事件発生数 7月(46件) ・ 8月(29件)
平成21年の月別「身近な犯罪」事件発生数 7月(29件) ・ 8月(29件) 《7月△17件の減》
平成22年の月別「身近な犯罪」事件発生数 7月(23件) ・ 8月(22件) 《7月 △7件の減》
平成23年の月別「身近な犯罪」事件発生数 7月(22件) ・ 8月(24件) 《7月 △1件の減》
平成24年の月別「身近な犯罪」事件発生数 7月(37件) 《7月 +15件の大幅増》
内容を説明すると、前月6月との比較では内間自治区・経塚自治区における自転車盗と宮城自治区のオートバイ盗が急激に増えており、自転車盗・オートバイ盗は2ヶ月連続で2ケタの増加傾向にある。また、車上狙いの多発も犯罪件数アップの大きな要因となっていることが分かる。
本島中南部でバイク窃盗などを繰り返していた少年窃盗団も検挙されたにもかかわらず、犯罪件数は増加傾向にある。
おそらく若年者による窃盗と思われ、夏休み期間中は特に青少年の健全育成に注意すべき時期でもある。今後は更なる防犯意識の向上を目指し、気を許すことのないよう地道な防犯活動の強化継続が必要となる。
防犯は警察だけでなく、PTAや自治会などが夜間パトロールや地域住民も連携した地道な防犯活動をすることで、子ども達の深夜徘徊を防ぎ、非行・犯罪を起こさせない環境づくりが重要である。
平成24年6月 | 平成24年7月 | 前年7月 | |
車上ねらい | 1件 | 5件 | 2件 |
オートバイ盗 | 10件 | 11件 | 10件 |
自転車盗 | 13件 | 18件 | 9件 |
忍び込み | 1件 | 2件 | 0件 |
空き巣 | 2件 | 1件 | 0件 |
居空き | 0件 | 0件 | 1件 |
ひったくり | 0件 | 0件 | 0件 |
計 | 27件 | 37件 | 22件 |
【状況分析】
○車上ねらい : 昨年同月比+3件増 ・ 先月比+4件増(注意 )
○オートバイ盗 : 昨年同月比+1件増・ 先月比 +1件増(△ )
○自転車盗 : 昨年同月比+9件増 ・ 先月比+5件増(要注意 )
○忍び込み : 昨年同月比 +2件増・ 先月比+1件増 (△ )
○空き巣 : 昨年同月比+1件増 ・ 先月比△1件減( 〇)
○居空き : 昨年同月比 △1件減でゼロ・ 先月比ゼロ更新(素晴らしい )
○引ったくり : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比ゼロ更新(素晴らしい )
自分達地域の防犯は自分達で守り、子ども達に悪い影響を与えない環境を地域の住民 ・ 学校 ・ PTA ・ 自治会等 が協力し合い防犯活動に積極的に取り組む事が大切です。
私達地域住民の大人は、地域の子ども達の安全を確保する責任があります。無責任な人間が起こす犯罪や事件から子ども達を守るため、或は犯罪に向かわせないため、声掛けで深夜徘徊や、犯罪の未然防止を促す活動が必要です!
更に、我々地域住民が自分達の住む地域の安心・安全を維持する為に協力し、交代で地域の防犯パトロールをするなど「浦添市では犯罪を起こさせない!」の気持ちで皆が防犯活動に関心を持ち、犯罪の起こしにくい街づくりにして行きましょう!
市民の皆様、ご協力お願い致します。
【グラフをクリックすると拡大表示します】
【~各自治地区別今年7月の犯罪発生累計の分析から~】
平成24年7月時点での浦添市内犯罪発生ワーストの自治地区です。
宮城自治区が事件発生を抑えきれず、3ヶ月連続1位! また、ワースト3位外であった内間自治会が事件多発でワースト2位に再浮上!してしまいました。
城間自治区が頑張り、事件発生を抑え、ワースト2位から3位へ後退しました。
同地域にお住まいのみなさん、治安の良否は住民の皆さんの気持ち次第で変わります。
PTAや自治会、地域住民が連携し、犯罪発生件数をこれ以上増やさない防犯活動をお願いします。
ワースト1位 宮城自治区 (車上狙い ・ 自転車盗 ・ オートバイ盗の順 )
ワースト2位 内間自治区(オートバイ盗 ・ 自転車盗 ・ 車上狙いの順 )
ワースト3位 城間自治区 (自転車盗・ オートバイ盗 ・ 車上狙い の順 )
ワースト3位 小湾自治区 (オートバイ盗 ・ 自転車盗 ・ 空き巣の順)
今回も大変残念な事にワーストに4ヶ所の自治区が名を連ねてしまいました。
不名誉“ワースト”に並ばれている自治地区にお住まいの皆さん!やはり、子育てのしやす い街づくりは犯罪の抑制から始まります。安心安全な環境が子ども達の健全育成に欠かせない条件で はないでしょうか?
例えば、自転車の窃盗を軽く見過ごしてはいけません。その事が同じ連鎖を生み、罪意識が薄れ、罪悪観念が徐々に麻痺していくのです。そして、エスカレートし、オートバイの窃盗や、車上狙いの窃盗、さらに重い罪を重ねて行くのです。そんな環境でご自分のお子さんを育てることは影響を受ける可能性があるため やはり、好ましくないと思いになるはずです。
※ ワースト自治区市民の皆さんは、早めに行動を起こし、自治会や、学校・PTA等の方々とご相談し、自治区の防犯活動について改善に向けた努力を行いワーストから早めに脱却 しましょう。
市民の皆さん、子育てを終えられた方も是非、地域の住民として参加されて、地域の安全と、連携による助け合い(総合扶助)のある素晴らしい浦添市の環境づくりにご協力ください。
警察の力だけでは限界があります。地域の方々が協力し、防犯活動を頻繁に行うことでしか、犯罪を防ぐ手段はありません。
△クリックで拡大 | △クリックで拡大 | △クリックで拡大 |
これは、その地域の方々の「自分たち地域の治安を良くしたい」という気持ちが防犯活動への参加意識を高め、犯罪抑制の数値に表れていくものと信じます。
また、防犯活動は一時的では効果はありません!継続して初めて地域の治安が安定します。
市民の皆さん!安全はただでは買えません、ちゅらさん活動の継続こそ、安全を確保する大切な手段、安全な環境で子育てをするためには地域が協力し、犯罪を起こしにくい環境を維持することがとても重要な事だと思われます。
※平成24年8月の状況も近々ご報告致しますので宜しくご活用下さい。
カテゴリー [地域の安全のために]