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浦添市内の身近な犯罪発生状況-平成24年8月累計グラフ報告
◆『ビジネス・モールうらそえ』では、浦添警察署から届く、不審者・事件情報や、発生状況、その他の防犯情報を『 地域の安全のために 』のコーナーで市民の皆さんにお伝えして います。これは地域住民が、自ら隣り近所との 互いの連携による防犯対策を行う事で、薄れている『地域の連携を再構築する』という意義を込めてお届けしています。どうぞ、各地域で有効にお役立てください。
浦添市民の皆さん!身近な犯罪の発生状況をご報告致します。
平成24年8月の事件発生累計が浦添署より届きましたのでご報告いたします。
ご自分のお住まいの地域はどうなっているのか?是非チェックして見て下さい!
下記の棒グラフは平成24年8月単月のみを表した自治会地域別の事件発生グラフです。
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【結 果】
平成24年8月の犯罪発生件数は16件で、前月(7月)の37件と比べると大幅に減少したと言える。
犯罪発生件数の大幅減となったのは浦添の三大悪と呼ばれる『自転車盗(▲8件減)・オートバイ盗(▲7件減)・車上ねらい(▲3件減)』でそのほか忍び込みや空き巣も事件発生がゼロとなった。
【分 析】
数字だけみると大変嬉しいことでありますが、しかし、1月~7月までの平均(約22.2件)からすると7月は犯罪発生件数が極端に増加しているため、単純に『犯罪件数が半分以下になった』と喜べないのが実情です。
それは、7月の事件発生件数が急増した要因として、学校が夏休みに入った7月20日を境に犯罪発生件数が急増したことが要因です。特に自転車盗が多発(18件)していることから、少年らが軽い気持ちで自転車盗に手を染めているのではないかと考えられます。急遽、浦添署は8月に緊急の夜間巡回パトロール強化を行い、青少年の深夜徘徊を防ぐことで犯罪件数の更なる増加を抑えた様です。
また、犯罪発生件数の急増は6月から予兆が現れており、6月は前月(5月)より10件増(前年同月比7件増)で増加傾向となっていることが分かります。その事から、私たちは地域での夏休みに向けた青少年健全育成 夜間防犯パトロール等をおろそかにしていたことが推測できます。
【結 論】
長い夏休みに入ると規律正しい学校生活のパターンが崩れ、子ども達同士の行動や深夜徘徊が多くなるため非行に走ったり、犯罪被害に遭う可能性が高くなります。その為には、夏休みに入る以前の6月頃から各小・中学校で開かれる地域懇談会に於いて、浦添署からも署員が参加された形で、学校・PTA・自治会・地域住民が積極的に青少年健全育成の推進を図るために対策を話し合う取り組みが必要だと思われます。
今回は、浦添警察署の緊急の夜間巡回パトロール強化によって、8月の青少年非行・犯罪の悪化を防ぐことが出来ましたが、警察も同様な対策に重点づけてパトロール強化を毎月続けることは不可能と思われます。やはり、私たち市民が、浦添市の治安を良くし子育てを安全に行える街として改めて防犯活動を見直し、活動を継続していかなければなりません。
市民の皆さん、治安は警察任せのみでは良くならず、子ども達を守ることは出来ません。
今回の教訓を活かし、子ども達を非行や犯罪被害に遭わないようにするため警察・学校・PTA・自治会、そこに住む地域住民が協力し、来年は6月・7月を青少年健全育成の強化月間として夜間パトロール・声かけなど地道な防犯活動に取り組み、9月以降も防犯活動を強化し、子ども達を非行に走らせない良い環境を自ら作ろうではありませんか!
平成24年7月 | 平成24年8月 | 前年8月 | |
車上ねらい | 5件 | 2件 | 2件 |
オートバイ盗 | 11件 | 4件 | 12件 |
自転車盗 | 18件 | 10件 | 8件 |
忍び込み | 2件 | 0件 | 2件 |
空き巣 | 1件 | 0件 | 0件 |
居空き | 0件 | 0件 | 0件 |
ひったくり | 0件 | 0件 | 0件 |
計 | 37件 | 16件 | 24件 |
【状況分析】
○車上ねらい : 昨年同月比 同 数 ・ 先月比△3件減(〇 )
○オートバイ盗 : 昨年同月比△8件減 ・ 先月比△7件減(◎ )
○自転車盗 : 昨年同月比+2件増 ・ 先月比△8件減(◎ )
○忍び込み : 昨年同月比△2件減でゼロ ・ 先月比△2件減でゼロ(素晴らしい )
○空き巣 : 昨年同月比ゼロ更新 ・ 先月比△1件減でゼロ(素晴らしい )
○居空き : 昨年同月比ゼロ更新 ・ 先月比ゼロ更新(素晴らしい )
○引ったくり : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比ゼロ更新(素晴らしい )
自分達地域の防犯は自分達で守り、子ども達に悪い影響を与えない環境を地域の住民 ・ 学校 ・ PTA ・ 自治会等 が協力し合い防犯活動に積極的に取り組む事が大切です。
私達地域住民の大人は、地域の子ども達の安全を確保する責任があります。無責任な人間が起こす犯罪や事件から子ども達を守るため、或は犯罪に向かわせないため、声掛けで深夜徘徊や、犯罪の未然防止を促す活動が必要です!
更に、我々地域住民が自分達の住む地域の安心・安全を維持する為に協力し、交代で地域の防犯パトロールをするなど「浦添市では犯罪を起こさせない!」の気持ちで皆が防犯活動に関心を持ち、犯罪の起こしにくい街づくりにして行きましょう!
市民の皆様、ご協力お願い致します。
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【~各自治地区別今年8月の犯罪発生累計の分析から~】
平成24年8月時点での浦添市内犯罪発生ワーストの自治地区です。
今月も先月と変わらず、同じ自治区がワーストに名を連ねています。
学校・PTA・自治会・地域住民が一致団結し、防犯意識を高め防犯活動を継続することが大切です。頑張りましょう!
経塚自治区は前月(7月)4件の事件発生に対し、今月は事件発生ゼロの素晴らしい結果となりました。
これは地域住民の防犯活動が功を奏したのではないのでしょうか。
しかし、犯罪件数が減ったことで、気を許すとアッという間に元に戻ってしまいます。
防犯活動は、継続することに意味があります。「継続は力なり」で犯罪ゼロ更新を目指し、地域の防犯意識を高め、地道な防犯活動の継続していきましょう。
ワースト1位 宮城自治区 (オートバイ盗 ・ 自転車盗 ・ 車上狙いの順 )
ワースト2位 内間自治区(自転車盗 ・ オートバイ盗 ・ 車上狙いの順 )
ワースト3位 城間自治区 (自転車盗・ オートバイ盗 ・ 車上狙い の順 )
ワースト3位 小湾自治区 (オートバイ盗 ・ 自転車盗 ・ 空き巣の順)
不名誉“ワースト”に並ばれている自治地区にお住まいの皆さん!やはり、子育てのしやす い街づくりは犯罪の抑制から始まります。安心安全な環境が子ども達の健全育成に欠かせない条件ではないでしょうか?
例えば、自転車の窃盗を軽く見過ごしてはいけません。その事が同じ連鎖を生み、罪意識が薄れ、罪悪観念が徐々に麻痺していくのです。そして、エスカレートし、オートバイの窃盗や、車上狙いの窃盗、さらに重い罪を重ねて行くのです。そんな環境でご自分のお子さんを育てることは影響を受ける可能性があるため やはり、好ましくないと思いになるはずです。
※ ワースト自治区市民の皆さんは、早めに行動を起こし、自治会や、学校・PTA等の方々とご相談し、自治区の防犯活動について改善に向けた努力を行いワーストから早めに脱却 しましょう。
市民の皆さん、子育てを終えられた方も是非、地域の住民として参加されて、地域の安全と、連携による助け合い(総合扶助)のある素晴らしい浦添市の環境づくりにご協力ください。
警察の力だけでは限界があります。地域の方々が協力し、防犯活動を頻繁に行うことでしか、犯罪を防ぐ手段はありません。
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これは、その地域の方々の「自分たち地域の治安を良くしたい」という気持ちが防犯活動への参加意識を高め、犯罪抑制の数値に表れていくものと信じます。
また、防犯活動は一時的では効果はありません!継続して初めて地域の治安が安定します。
市民の皆さん!安全はただでは買えません、ちゅらさん活動の継続こそ、安全を確保する大切な手段、安全な環境で子育てをするためには地域が協力し、犯罪を起こしにくい環境を維持することがとても重要な事だと思われます。
※平成24年9月の状況も近々ご報告致しますので宜しくご活用下さい。
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