平成22年４月より浦添市のごみ処理手数料が値上げになります。

〜ごみを減らし、二酸化炭素の排出を抑制しよう〜

本市のごみ処理事業は、これまで環境の保全を視野に入れながら、ごみの減量やリサイクルなどに取り組んできました。平成７年度からは「指定ごみ袋」などをご購入いただくことで、市民の皆様のご協の下に事業を推進してきました。
この度、ごみ減量化やリサイクルを推進し、よりいっそう環境へ配慮をしていくことを目標に、「指定ごみ袋」などのごみ処理手数料を平成22年４月１日から表１のように改定することが平成21年６月の議会で可決されました。
今後も、ごみ処理事業のご理解とご協力をよろしくお願いします。

○市内のごみ量の現状
ごみの種類を分析したところ、平成15年以降、資源ごみの量は減少していますが、燃えるごみの量は変化していません（グラフ１）。このままの状態が続くと、ごみの焼却量を減らしていくことができず、二酸化炭素も同じように排出されていきます。
二酸化炭素を減らしていかなければ、地球温暖化が進むなど、環境の悪化につながります。

○今後の目標
増加している燃えるごみの中身は、飲料用パックや菓子箱・ティッシュ箱などの紙類が30～40％を占めています。
これらの紙類をしっかり分別し、また、生ごみの水分をしっかりきってから排出すれば焼えるごみを減らしていくことが可能です。
ごみの焼却によって排出される二酸化炭素の増加を抑えるためにも、ごみ減量・リサイクルに取り組みましょう。

○ごみ処理経費とごみ処理の流れ
ごみ処理経費とは、ごみを各家庭から収集し、その後、焼却したりリサイクルしたりするなどごみ処理全体にかかる費用です。現在のごみ処理経費は、平成７年と比べて約1.5倍となっており、３億円以上増えています（グラフ２）。
ごみを減らしていくことで、これらの処理経費を削減していくことができます。
今後は、これまで以上に地域の環境、地球環境の保全を視野に入れて、ごみの減量に取り組んでいく必要があります。これからも引き続きご協力をよろしくお願いします。

（お問い合わせ）

浦添市　環境保全課

098-876-1234（内線３２１２）