台風8号 平成26年07月07日15時50分 気象庁予報部発表

大型で非常に強い台風第８号は、８日は猛烈な勢力となって沖縄地方にかなり接近する見込みです。沖縄地方では記録的な暴風や高波となるおそれがあり、特別警報を発表する見込みです。暴風や高波、高潮、大雨に厳重に警戒してください。

台風第８号は、７日１５時には沖縄の南にあって、１時間におよそ２５キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は９３０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５０メートル、最大瞬間風速は７０メートルで中心から半径２００キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっています。

沖縄地方では風が強く吹いており、７日夜遅くから非常に強い風が吹くでしょう。８日はさらに強まり、猛烈な風が吹き記録的な暴風となるおそれがあります。奄美地方でも風が次第に強まり、８日夜に非常に強い風が吹くおそれがあります。

８日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）は、

沖縄地方　　５５メートル（７５メートル）

奄美地方　　２５メートル（３５メートル）

なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

沖縄地方では、８日は台風中心付近の発達した積乱雲がかかり、１時間に８０ミリの猛烈な雨が降り、大雨となる見込みです。奄美地方でも、８日夜には非常に激しい雨が降り始めるおそれがあります。

８日１８時までの２４時間に予想される雨量は、多い所で

沖縄地方　　３５０ミリ

奄美地方　　１２０ミリ

の見込みです。

今後の台風情報にご注意下さい。