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浦添市内の重点犯罪発生状況−平成26年6月累計グラフ報告

◆『ビジネス・モールうらそえ』では、浦添警察署から届く、不審者・事件情報や、発生状況、その他の防犯情報を『 地域の安全のために 』のコーナーで市民の皆さんにお伝えして います。これは地域住民が、自ら隣り近所との 互いの連携による防犯対策を行う事で、薄れている『地域の連携を再構築する』という意義を込めてお届けしています。どうぞ、各地域で有効にお役立てください。

浦添市民の皆さん!重点犯罪の発生状況をご報告致します。

平成26年6月の事件発生累計が浦添署より届きましたのでご報告いたします。

ご自分のお住まいの地域はどうなっているのか是非チェックして見て下さい!

下記の棒グラフは平成26年6月単月のみを表した自治会地域別の事件発生グラフです。

【グラフをクリックすると拡大表示します】

<<2014年5月末までの犯罪発生状況はこちらから。

平成26年6月の犯罪発生件数は、28件となった。前年同月(15件)と比べると13件増、前月5月(19件)との対比では9件増という今年に入って犯罪発生最多の数値であり、昨年の2倍近い犯罪が発生した事になり、夏休みを前にして、昨年の実績を下回るどころか、5月から急激に悪化に向かっている。 これは、どうしたものか?


(平成25 ・ 平成26年の年間累計折れ線グラフ)

非常に残念ではあるが 平成26年は1月~6月までの上半期で、とうとう昨年の上半期の犯罪発生件数合計を越えてしまった。平成25年上半期133件に対し、平成26年は上半期135件となり、+2件ではあるが上回っている。平成26年の4月までは前年を大きく下回り、-13件もの差があったにも関わらず、急に5月、6月が前年を越え、特に6月は大きく発生件数を伸ばしてしまった。

 

何故、この様にマイナスに変化して来たのか?後程、調査・分析結果を詳しく説明しますが、これには、様々な要因が絡み合っている事が分かって来ています。

例えば、①「地域防犯活動の努力」、②「経済的圧迫から来る犯罪年齢層の変化」等です。

この件に関して下記で【調査・分析~意見報告】にて詳しく記述していますのでご覧ください。


【犯罪項目ごと月発生件数の 対前月比、及び 対前年同月比】

平成26年5月 平成26年6月 前年6月
車上ねらい 0件 0件 0件
オートバイ盗 2件 5件 6件
自転車盗 10件 9件 5件
忍び込み 0件 1件 0件
空き巣 1件 1件 0件
居空き 0件 0件 1件
ひったくり 0件 0件 0件
万引き 6件 12件 3件
19件 28件 15件

 

【状況分析】

○車上ねらい   : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比ゼロ更新素晴らしい

○オートバイ盗   : 昨年同月比△1件減・ 先月比+3 件増

○自転車盗     : 昨年同月比+4 件増・ 先月比△1件減注意

○忍び込み      : 昨年同月比+1 件増 ・ 先月比 +1 件増

○空き巣         : 昨年同月+1 件増 ・ 先月比同数

○居空き           : 昨年同月比△1件減でゼロ ・ 先月比ゼロ更新 素晴らしい

○引ったくり      : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比 ゼロ更新素晴らしい

万引き       : 昨年同月比+9件増 ・ 先月比+6件増 要注意!

 

犯罪項目別 件数の推移

【~各自治地区別今年6月の犯罪発生累計の分析から~】

6月は全体的に犯罪件数増加傾向にあり、各自治区地域別で件数の違いはあれど、A)万引き、 B)自転車盗C)オートバイ盗 3項目の犯罪が広く発生している特徴があります。

A)、まず、「万引きですが、跳ね上がる様に増加、経塚地域の量販店を筆頭に件数には違いはありますが各自治区地域別の量販店で広く発生しています。

B)、次に、自転車盗です。先月より昨年の約2倍の件数に増加して各地域で広く多発し、増え続けています。

C)、更に、オートバイ盗 」も、地域に限定せず各地域で多発増加しています。

 

☆市民のみなさんも、一緒にお考えください!

1)自転車盗は何故無くならないのでしょうか?

2)万引きは何故発生し、増加傾向にあるのでしょうか?

(万引きは青少年だけでは無く、お年寄りが目立って増えている実態、年齢層の拡大) 

3) 1)、2)の犯罪を減らすにはどの様な対策をしたら良いと思いますか?


※ 読者の皆さんからご意見を戴きたいと思います。是非、ご意見・感想をお寄せ下さい。

ご自分の住む街から犯罪を無くす方法を一緒に考えませんか?

◎ご意見は、そのままメールをご返信下さい。

★戴いたご意見、ご感想を当サイトでご紹介し、内容が良ければ各地域自治区にお住いの皆さんが行われる地道な防犯活動に活用して頂けるものと思います。今後の犯罪件数の減少に期待し!発生件数の推移を皆さんで分析・改善して行きましょう!

 

(浦添市犯罪3悪 平成26年6月累計)

自転車盗     57

オートバイ盗  25件

万引き 45件大変だ!万引き自転車盗を超えてしまうかも知れない?

もっと!もっと!犯罪を減らして犯罪の無い街!起させない街!浦添市にして行きましょう!

市民の皆さん、私たち市民が自ら防犯意識を向上させ、犯罪発生件数を増やさぬよう

地道な防犯活を行い治安を良くすることで、子ども達が安心して暮らせる環境、

子ども達を非行に走らせない環境が保たれます。

市民の皆さん、治安は警察任せのみでは良くならず、子ども達を守ることは出来ません。

安全・安心な生活が出来る環境を自ら作っていきましょう!

自分達地域の防犯は自分達で守り、子ども達に悪い影響を与えない環境を地域の住民 ・ 学校 ・ PTA ・ 自治会等 が協力し合い防犯活動に積極的に取り組む事が大切です。

浦添市自治会境界線 ※クリックでPDFが開きます。

浦添市自治会境界線 ※クリックでPDFが開きます。

 

私達地域住民の大人は、地域の子ども達の安全を確保する責任があります。無責任な人間が起こす犯罪や事件から子ども達を守るため、或は犯罪に向かわせないため、声掛けで深夜徘徊や、犯罪の未然防止を促す活動が必要です!

 

更に、我々地域住民が自分達の住む地域の安心・安全を維持する為に協力し、交代で地域の防犯パトロールをするなど「浦添市では犯罪を起こさせない!」の気持ちで皆が防犯活動に関心を持ち、犯罪の起こしにくい街づくりにして行きましょう!

市民の皆様、ご協力お願い致します。

 

【グラフをクリックすると拡大表示します】

<<2014年5月末までの犯罪発生状況はこちらから。

 

犯罪発生地域ワースト3は、浦添市自治地区別の身近な犯罪地域発生件数の多い順にワースト3を紹介しています。目的は地域にお住いの皆さんがその事に気付き、防犯対策に意識を高め地域での取り組みをされる事を期待し、犯罪件数を減らして頂く事に協力して頂きたいという意味で紹介しています。

 

ワースト1位 経塚自治地区 ( 万引き ・ 自転車盗  ・ オートバイ盗 の順  )

ワースト2位 浦城自治地区 ( 万引き ・ 自転車盗 ・ オートバイ盗 の順 )

ワースト3位 内間自治地区 ( 自転車盗 ・ オートバイ盗 ・ 空き巣 の順 )

ワースト3位 伊祖自治地区 ( 自転車盗 ・ オートバイ盗 ・ 万引き の順 )

ワースト自治区の犯罪発生件数を引き上げているのが万引きになっている事に驚きを感じ ます!

今回、不名誉“ワースト”に並ばれている自治地区にお住まいの皆さん!やはり、子育てのしやすい街づくりは犯罪の抑制から始まります。安心安全な環境が子ども達の健全育成に欠かせない条件ではないでしょうか?

例えば、自転車盗』や、『万引き』を軽く見過ごしてはいけません。その事が同じ連鎖を生み、罪意識 が薄れ、罪悪観念が徐々に麻痺していくのです。

そして、エスカレートし、オートバイの窃盗や、車上狙いの窃盗、さらに重い罪を重ねて行くのです。そんな環 境でご自分のお子さんを育てることは影響を受ける可能性があるため やはり、好ましくないと思いになるはずです。

市民の積極的な防犯活動が、安心して暮らせる生活環境をつくり、地域の子ども達の健やかな成長と青少年健全育成の向上に繋がります。

 

【調査・分析~意見報告】

①「地域防犯活動の努力」について、港川中学校区の素晴らしい地域活動についてご紹介いたします。(成果報告)

昨年、港川中学校区にある浦城自治地域で万引きが多発し、年末には万引きの犯罪件数が市内最多となり、ワースト2位の不名誉な状況でした。

その頃、急激 に万引き犯罪が市内に広がる事を危惧した浦添市では「浦添市青少年万引き防止対策会議」を立ち上げ、学校、PTA、自治会、警察署、量販店等の関係者を集 め対策の話し合いが行われました。(昨年6月頃)その中で、量販店での小学生、特に低学年生による万引きの実態が浮き彫りとなったそうです。

その内容を PTA会長が港川中学校区での夜間防犯パトロール会議で報告したところ、翌週から早速、港川小学校の先生が中心となり、港川中学校区に在る各量販店(浦城 地域は大型量販店が市内で一番多い地域で大・小約10店舗程)の店舗を廻り、どんな子たちが迷惑を掛けているのか、聞き込み調査を実施したそうです。その 上で、学校、保護者と協議の上、全校児童生徒へ指導を徹底されたとの事です。更に、夏休みの夜間パトロールにも保護者、地域が協力し力を入れたとの事で す。

もちろん直ぐ には結果は出ません。時間は掛りますが、その指導は、じわじわと効き始め、半年後の年明けには結果が出て来たのです。平成25年1月には浦城自治地域での 万引きが一月内に5件も発生していたのですが、平成26年1月には万引きゼロ件となり、前後しながら徐々に減少して行きました。それだけではありません、 自転車盗や、オートバイ盗等の他項目の犯罪も同時に減少して行きました。現在では5、6月連続で犯罪自体が発生しておりません。

平成26年 浦城自治区の月別犯罪発生項目・件数の改善実績

1月( 万引き×0件、 自転車盗×2件、 オートバイ盗×2件 ) 4件

2月( 万引き×4、 自転車盗×0、 オートバイ盗×0 ) 4件

3月( 万引き×1、 自転車盗×1、 オートバイ盗×0 ) 2件

4月( 万引き×1、 自転車盗×0、 オートバイ盗×0 ) 1件

5月(  ALL ゼロ   ) 0件

6月(  ALL ゼロ   ) 0件

何と素晴らし い取り組みと結果でしょうか!港川小学校の先生の活躍に中学校区のPTAも敬服しておられました。また、地域の皆さんの協力も素晴らしいと思います。万引 きを減らす努力がその他の犯罪も寄せ付けなくなったという 一 石 何 鳥 の働きをしたのでしょうか。今後とも犯罪防止活動を継続されてゼロ更新を続けられる事を切に望みます。是非頑張って下さい。この事例を各自治地域の皆さん も是非参考になさって見てはいかがでしょうか。

【疑問】

浦城自治区地域ではこのように、地域活動により犯罪が減少しているにも関わらず、他の地域では万引きや、自転車盗が多発増加しています。 何故でしょうか?

【要因】

①「地域防犯活動の努力」

先の「地域防犯活動の努力」によって、港川中学校区内の小学児童による万引きが改善し、その事によって、その他の犯罪に影響を与え改善、浦城自治区の犯罪は5月からゼロに減りました。

しかし、5月・6月はこれまで、犯罪の少なかった経塚自治区地域に万引きが大量発生してしまいました。 もしかして、子ども達の万引き犯罪が移動しただけなのでは?と一瞬はっとしますが、これが全く違うのです。

実は、経塚地域の量販店で起こる万引きは殆ど20歳以上~80歳代迄なのです。特に70~80歳代のお年寄りが多いことには驚かされます!

②「経済的圧迫で、犯罪年齢層に変化が生じている。」

そして、5月・6月に発生検挙された万引き犯罪の多くが独居老人で、消費税の増加、更に年金支給額の目減りから来る経済的な不安から、誰にも相談が出来ずに万引きの行為に及んだ様子で万引きの動機が 「所持金が無い、 所持金を惜しんで」 の理由であります。

5月、6月に浦添署に届出のあった市内の万引き件数18件(17件検挙 検挙率 94.4%)
行為者:20代から80代の範囲
(中年期から高齢期の年代層が中心)

性別:男女ともほぼ同数


(※注意:万引きをされたお年寄りは皆正常な方で、認知症を患った方ではなかったそうです。)

 

上記 ①・②の要因を分析し、まとめてみますと、

既に夏休みに入ったことによって、私達大人は青少年の健全育成を願い、夏休み期間中に子ども達が犯罪に巻き込まれない様に注意し、或いは、子ども達が犯罪 を起こす可能性のある状況を未然に防ぐ努力を払わなければななりません。毎年の活動ですが、これからは少し変えて行かなければならないかも知れないので す。それは、人口形態の変化によって犯罪形態(年齢層)に変化が起こって来ているからです。

その事で、市民の皆さんに良く理解して欲しい事があります。それは、浦添市民の平均年齢がどんどん上がっている事です。 そして、移住による人口が年々増え高齢者が急増し、出生率も減り、一家庭の出生が既に2人を切りました。ですから、15歳以下の若年者が減少し、浦添市も確実に高齢化へ進んでいる事を把握してもらいたいという事です。

なぜならば、犯罪も高齢化し始めたからなのです。青少年の健全育成だけではなくこれからは、高齢化によるお年寄りの孤独化を真剣に考えなくてはならない時期が到来しているからです。子供はもちろん大切ですが、お年寄り 特に「独居老人」のサポートにも気を遣わなくてはならない現象が顕著に表れて来ている事に気付き、市内各地域で対策をしなければならないと思うのです。孤独化したお年寄りが誰にも相談できず、犯罪を犯してしまう事を防ぐにはどうすれば良いのか市民目線で考えましょう。

我が家の 上の子が育てば同時に自分の親が老いてくる、これは自然の摂理です。しかし、私達はこの状況を分かっていても未だ先の話だと、子育てだけに気を取られてい るのではないでしょうか? 私達が地域にいらっしゃるお年寄りに対しての対応を先送りしていると問題がかなり深刻になりそうな状況が出てきています。

浦 添市の市民平均年齢は子供と自分の親の面倒も見なければならない年齢に私達は来ているのです。こういうと少々大げさの様に思えますが、けして大げさではないのです。今年の夏休みは家族でそういう事も考えながら、過ごしてみると、これまで見過ごしていた周りのお年寄りの行動の変化に気付くかも知れません。一緒に考えて行きましょう。その上で浦添市を 子どもの健全育成とお年寄りに優しい犯罪ゼロの街へ導きましょう。


◆毎月第3金曜日は、『少年を守る日』です。
青少年を非行や事件・事故から守るため、各地域で集まった住民やPTAが夜間パトロールを行い、声かけ指導を行っています。しかし、まだまだ地域住民やPTAの参加者が少ない状況です。

子ども達が犯罪等の被害者にならないためにも、地域住民・PTAが率先して夜間の街頭パトロールを行うことで、深夜徘徊の防止や『不審者』に対しての抑止力となります。

是非、夜間街頭パトロールにご参加ください。
※各地域の学校区ごとで行っておりますので、学校事務で集合場所等をご確認ください。

 

市民の皆さん、子育てを終えられた方も是非、地域の住民として参加されて、地域の安全と、連携による助け合い(総合扶助)のある素晴らしい浦添市の環境づくりにご協力ください。

 

犯罪別件数
(1月~6月末累計)
車上狙い 0件
オートバイ盗 25件
自転車盗 57件
忍び込み 3件
空き巣 5件
居空き 0件
ひったくり 0件
万引き 45件
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