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浦添市内の重点犯罪発生状況−平成26年12月累計グラフ報告
◆『ビジネス・モールうらそえ』では、浦添警察署から届く、不審者・事件情報や、発生状況、その他の防犯情報を『 地域の安全のために 』のコーナーで市民の皆さんにお伝えして います。これは地域住民が、自ら隣り近所との 互いの連携による防犯対策を行う事で、薄れている『地域の連携を再構築する』という意義を込めてお届けしています。どうぞ、各地域で有効にお役立てください。
浦添市民の皆さん!平成26年一年間の地域別犯罪発生件数の総合累計がでましたので年間重点犯罪の発生状況をご報告致します。
平成26年12月の事件発生累計が浦添署より届きましたのでご報告いたします。同時に、昨年(1月~12月)までの年間累計合計による分析報告をご確認ください。
ご自分のお住まいの地域はどうなっているのか?是非チェックして見て下さい!
下記の棒グラフは平成26年12月単月のみを表した自治会地域別の事件発生グラフです。
【グラフをクリックすると拡大表示します】
<<2014年11月末までの犯罪発生状況はこちらから。 (比較用)
平成26年12月の犯罪発生件数は、異常数値から やっと24件という平常数値に戻 ったといえる。
しかし、平成26年犯罪発生数累計合計は過去5年間中、最多の333件(月平均27.75件)となっている。
平成25年累計合計は280件(月平均23.33件)であり、平成26年は前年比年間53件 の増加 、月平均にして毎月4.41件 増加となる。
【過去9年間の年間犯罪発生累計合計】
平成18年累計合計435件 平成22年累計合計327件
平成19年累計合計391件 平成23年累計合計314件
平成20年累計合計365件 平成24年累計合計275件
平成21年累計合計409件 平成25年累計合計280件
☆ 2014年⇒ 平成26年累計合計333件
今回、平成26年はこれまで毎年徐々に減少させてきた犯罪数値を一気に5年以前(平成22年以前)に後退させてしまった感はいなめない。
なぜ、平成26年の1年間は一気に犯罪が増えたのか市民の皆さんも一緒に考えてみましょう!
平成25年年間累計(280件)
平成26年年間累計(333件)
(平成23 ・ 平成24年の年間累計折れ線グラフ)
平成23年年間累計(314件)
平成24年年間累計(275件)
【犯罪項目ごと月発生件数の 対前月比、及び 対前年同月比】
平成26年11月 | 平成26年12月 | 前年12月 | |
車上ねらい | 0件 | 0件 | 0件 |
オートバイ盗 | 7件 | 2件 | 4件 |
自転車盗 | 17件 | 13件 | 11件 |
忍び込み | 0件 | 2件 | 1件 |
空き巣 | 0件 | 0件 | 2件 |
居空き | 0件 | 0件 | 0件 |
ひったくり | 0件 | 0件 | 0件 |
万引き | 7件 | 7件 | 8件 |
計 | 31件 | 24件 | 26件 |
【状況分析・評価】
○車上ねらい :昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比 ゼロ更新 ( 素晴らしい )
○オートバイ盗 :昨年同月比 △2件減・ 先月比△5件減( ◎)
○自転車盗 :昨年同月比+2 件増・ 先月比 △4件減( △)
○忍び込み :昨年同月比+1 件増 ・ 先月比 +2 件増(注意 )
○空き巣 : 昨年同月比 △2件減でゼロ ・ 先月比ゼロ更新( 素晴らしい)
○居空き : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比 ゼロ更新( 素晴らしい )
○引ったくり : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比 ゼロ更新( 素晴らしい )
○万引き : 昨年同月比△1件減 ・ 先月比 同数( △)
犯罪項目別 件数の推移
【~各自治地区別今年12月の犯罪発生累計の分析から~】
【視点】 12月単月は 自転車盗、オートバイ盗が急激に 減少している。万引きは変わらず、 忍び込みが増えた。
【 ~ 犯罪種類別 年間発生件数 前年比較分析 ~ 】
浦添市犯罪種類別ワースト順位 (平成26年 年間累計合計)
①自転車盗 162件 (増34件)
②万引き 78件 (増16件)
③オートバイ盗 71件 (増 3件)
④忍び込み 11件 (増 9件)
⑤空き巣 9件 (減 5件)
⑥居空き 2件 (減 4件)
浦添市犯罪種類別ワースト順位 (平成25年 年間累計合計)
①自転車盗 128件
②オートバイ盗 68件
③万引き 62件
④空き巣 14件
⑤居空き 6件
⑥忍び込み 2件
【視点】 ~ 増加要因の分析 ~ 報告
平成26年犯罪増加の特徴は何といっても自転車盗が対前年比の年間累計で34件も急増していることだ。
更に、万引きが平成25年はワースト3位 だったが、オートバイ盗を抜き、平成26年は2位に浮上し、対前年比、年間累計で16件も急増していること。
又、オートバイ盗が上半期発生が少なく減少するのかと思いきや、6月頃から急に盛り返す様に犯罪発生件数が増加したことがとても大きい。
そして、平成26年は侵入窃盗の 忍び込み ・ 空き巣 ・ 居空き の犯罪ですが、空き巣と居空きがかなり減少したのに対し、忍び込みだけが前年に対し9件も増加したことは危険意識を増幅させた。
しかし、25・26年の両年ともに侵入窃盗犯罪である 忍び込み ・ 空き巣 ・ 居空き の犯罪発生件数を足すと同数の合計27件となることが分かった。3種の侵入犯罪の数値が入れ替わっているだけで侵入犯罪としての合計は変わらないことが分かる。
平成26年1年間の【 ~ 犯罪増加分析の結論 ~ 】
以上のことから、平成26年に犯罪が増加した要因として自転車盗の急増による影響が大きく事件数値を上げている。市民の自己管理すべき自転車の管理の徹底で、ある程度防ぐことのできる自転車盗は市民の意識的な防犯努力が不可欠である。浦添署も更なる防犯啓蒙に努力し、市民も真剣に取り組まなければならない。せっかく私たち市民が浦添署と協力し年月をかけ減少させてきた努力数値が1年で水泡に帰すことがあってはならないからである。
また、沢岻自治区地域にある大型量販店での万引きが劇的に増加していることから沢岻自治区がワースト1位に跳ね上がった理由になっている。地域として企業(大型量販店)との連携した防犯対策が必要と思われる。企業側も状況を開示して地域に協力を求める姿勢が無いと万引きの犯罪は抑止が難しくなると思われる。
更に、オートバイ盗も大きく急増した感はあるが、これは上半期が少なく下半期に増えたことでトータル的には若干上回っている程度で、年間では大幅な増減は見られない。しかし、ワースト3位の犯罪なのは確かで、このまま増加傾向にならない様にしっかりと減らす取り締まりと市民の防犯努力が必要だと思われる。
最後に、侵入窃盗犯罪( 忍び込み ・ 空き巣 ・ 居空き )の中で「忍び込み」がかなり増加したが、実は他の「空き巣と居空き」がかなり減少しているため、侵入窃盗犯罪としては昨年と同数であり、大きな変動はないようである。しかし、窃盗犯としては「忍び込み」が仕事(窃盗)として「やりやすかった」のではなかろうか?であれば「忍び込み」しずらい防犯対策を取れば、全体的に侵入窃盗犯罪は減らせるのではないかと思われる。
もっと!もっと!犯罪を減らして犯罪の無い街!起させない街!浦添市にして行きましょう!
市民の皆さん、私たち市民が自ら防犯意識を向上させ、犯罪発生件数を増やさぬよう
地道な防犯活動を行い治安を良くすることで、子ども達が安心して暮らせる環境、
子ども達を非行に走らせない環境が保たれます。
市民の皆さん、治安は警察任せのみでは良くならず、子ども達を守ることは出来ません。
安全・安心な生活が出来る環境を自ら作っていきましょう!
自分達地域の防犯は自分達で守り、子ども達に悪い影響を与えない環境を地域の住民 ・ 学校 ・ PTA ・ 自治会等 が協力し合い防犯活動に積極的に取り組む事が大切です。
私達地域住民の大人は、地域の子ども達の安全を確保する責任があります。無責任な人間が起こす犯罪や事件から子ども達を守るため、或は犯罪に向かわせないため、声掛けで深夜徘徊や、犯罪の未然防止を促す活動が必要です!
更に、我々地域住民が自分達の住む地域の安心・安全を維持する為に協力し、交代で地域の防犯パトロールをするなど「浦添市では犯罪を起こさせない!」の気持ちで皆が防犯活動に関心を持ち、犯罪の起こしにくい街づくりにして行きましょう!
市民の皆様、ご協力お願い致します。
【グラフをクリックすると拡大表示します】
<<2014年11月末までの犯罪発生状況はこちらから。 (比較用)
犯罪発生地域ワースト3は、浦添市自治地区別の身近な犯罪地域発生件数の多い順にワースト3を紹介しています。目的は地域にお住いの皆さんがその事に気付き、防犯対策に意識を高め地域での取り組みをされる事を期待し、犯罪件数を減らして頂く事に協力して頂きたいという意味で紹介しています。
※ 宮城自治区の発生件数が減少したことでワーストから外れました。大型量販店での万引き事件が多発している経塚自治区がダントツで1位、次いで浦城自治地区が2位に、内間自治区が3位に下がった。
ワースト1位 経塚自治地区 (44件 万引き ・ 自転車盗 ・ オートバイ盗 の順 )
ワースト2位 浦城自治地区 (36件 万引き ・ 自転車盗 ・ オートバイ盗 の順 )
ワースト3位 内間自治地区 (34件 自転車盗 ・ オートバイ盗 ・ 空き巣 の順 )
今回、不名誉“ワースト”に並ばれている自治地区にお住まいの皆さん!やはり、子育てのしやすい街づくりは犯罪の抑制から始まります。安心安全な環境が子ども達の健全育成に欠かせない条件ではないでしょうか?
例えば、『自転車盗』や、『万引き』を軽く見過ごしてはいけません。その事が同じ連鎖を生み、罪意識 が薄れ、罪悪観念が徐々に麻痺していくのです。
そして、エスカレートし、オートバイの窃盗や、車上狙いの窃盗、さらに重い罪を重ねて行くのです。そんな環 境でご自分のお子さんを育てることは影響を受ける可能性があるため やはり、好ましくないと思いになるはずです。
市民の積極的な防犯活動が、安心して暮らせる生活環境をつくり、地域の子ども達の健やかな成長と青少年健全育成の向上に繋がります。
◆毎月第3金曜日は、『少年を守る日』です。
青少年を非行や事件・事故から守るため、各地域で集まった住民やPTAが夜間パトロールを行い、声かけ指導を行っています。しかし、まだまだ地域住民やPTAの参加者が少ない状況です。
子ども達が犯罪等の被害者にならないためにも、地域住民・PTAが率先して夜間の街頭パトロールを行うことで、深夜徘徊の防止や『不審者』に対しての抑止力となります。
是非、夜間街頭パトロールにご参加ください。
※各地域の学校区ごとで行っておりますので、学校事務で集合場所等をご確認ください。
市民の皆さん、子育てを終えられた方も是非、地域の住民として参加されて、地域の安全と、連携による助け合い(総合扶助)のある素晴らしい浦添市の環境づくりにご協力ください。
車上狙い | 0件 |
---|---|
オートバイ盗 | 71件 |
自転車盗 | 162件 |
忍び込み | 11件 |
空き巣 | 9件 |
居空き | 2件 |
ひったくり | 0件 |
万引き | 78件 |
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カテゴリー [地域の安全のために]