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浦添市内の重点犯罪発生状況−平成27年10月累計グラフ報告
◆『ビジネス・モールうらそえ』では、浦添警察署から届く、不審者・事件情報や、発生状況、その他の防犯情報を『 地域の安全のために 』のコーナーで市民の皆さんにお伝えして います。これは地域住民が、自ら隣り近所との 互いの連携による防犯対策を行う事で、薄れている『地域の連携を再構築する』という意義を込めてお届けしています。どうぞ、各地域で有効にお役立てください。
浦添市民の皆さん!重点犯罪の発生状況をご報告致します。
平成27年10月の事件発生累計が浦添署より届きましたのでご報告いたします。
ご自分のお住まいの地域はどうなっているのか?是非チェックして見て下さい!
下記の棒グラフは平成27年10月単月のみを表した自治会地域別の事件発生グラフです。
【グラフをクリックすると拡大表示します】
平成27年10月の犯罪発生件数は、24件と6ヵ月連続で減少に転じた。正常であった頃(平成25年)との比較でも、-6件差(平成25年10月犯罪発生件数30件)に開き、なんと平成25年度の数値をはるかに下回る低い発生件数を継続することができている事に驚きを隠せない。
平成27年は、比較グラフを見ると、まるで平成25年、26年の高波を避けて潜水したサブマリン27号が海底すれすれに潜っている様にも見える。 しかし、10月に入り、潜り疲れて来た様子で息継ぎしたいのか、少し上昇してきた。でも、あと一息だ、サブマリン27号年末まで頑張れ!と言いたい、潜り続けて犯罪の減少新記録を達成して欲しい。
10月までの事件発生累計数で、平成27年(228件)が、平成25年(227件)とほぼ並んだのだ、このまま行けば大きな新記録(犯罪減少)を作ることが可能である。
僅かに上昇傾向は見えるが、このままの数値で推移すれば、正常に戻ったと言って良いのではなかろうか。いや、是非、年間累計平成25年を下回る記録を出して欲しい。
ぬか喜びは禁物ですが、このまま行くとその可能性は高くなります。今後は犯罪減少記録づくりを目標に未到記録を打ち立てて欲しいものです。是非とも犯罪ゼロの浦添市を是非実現させましょう!
水色のグラフ(平成25年)は浦添市が比較的正常な状態だった治安状況を表しています。 私達の努力で安全な環境を取り戻し、犯罪ゼロの街にしましょう!
(平成26 ・ 平成27年の年間累計折れ線グラフ)
各年1月からの犯罪件数累計(10月時点)
平成27年 累計合計数 228件
平成26年 累計合計数 278件
平成25年 累計合計数 227件
今回報告された平成27年 10月の上記グラフの犯罪項目別を平成25年10月(前々年比)で総合的に観ると内分けは、下記の通りです。
平成27年10月 | 平成25年10月 | 対年比差 | |
車上ねらい | 0件 | 0件 | 0件 |
オートバイ盗 | 11件 | 11件 | 0件 |
自転車盗 | 7件 | 8件 | -1件 |
忍び込み | 0件 | 0件 | 0件 |
空き巣 | 1件 | 0件 | +1件 |
居空き | 0件 | 1件 | -1件 |
ひったくり | 0件 | 0件 | 0件 |
万引き | 5件 | 10件 | -5件 |
計 | 24件 | 30件 | -6件 |
※平成25年10月に比べ平成27年10月は、万引きが5件減少しているものの、発生は経塚量販店の一カ所に集中している。その他の犯罪は、ほぼ変化は無い。
平成25年との差は、はるかに下回り、合計では平成27年は-6件も犯罪の少ない状況となっている。
10月は、先月9月に比較すると、自転車盗とオートバイ盗が増えてしまっている。
少し、気になる犯罪がある。それは、オートバイ盗である。自転車盗も万引きも減少しているが、オートバイ盗だけは増加しつづけていることだ。
とはいえ、全体では6か月連続の減少傾向であり、このまま平成25年ベースを下回る犯罪件数を維持し続けることができるように期待したいと思う。
※平成26年比【犯罪項目別、単月犯罪発生件数】(前月比、及び、前年同月比)
平成27年9月 | 平成27年10月 | 平成26年10月 | |
車上ねらい | 0件 | 0件 | 0件 |
オートバイ盗 | 9件 | 11件 | 12件 |
自転車盗 | 4件 | 7件 | 26件 |
忍び込み | 0件 | 0件 | 2件 |
空き巣 | 0件 | 1件 | 0件 |
居空き | 0件 | 0件 | 1件 |
ひったくり | 0件 | 0件 | 0件 |
万引き | 3件 | 5件 | 7件 |
計 | 16件 | 24件 | 48件 |
【状況分析】
○車上ねらい : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比ゼロ更新 (素晴らしい )
○オートバイ盗 : 昨年同月比 △ 1件減 ・ 先月比+3件増 ( 注意 )
○自転車盗 : 昨年同月比 △ 19件減 ・ 先月比 +3件増 (◎ )
○忍び込み : 昨年同月比 △ 2件減 でゼロ ・ 先月比 ゼロ更新(素晴らしい)
○空き巣 : 昨年同月比 +1件増 ・ 先月比 +1件増(△ )
○居空き : 昨年同月比 △ 1件減 でゼロ ・ 先月比 ゼロ更新(素晴らしい)
○引ったくり : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比 ゼロ更新(素晴らしい )
○万引き : 昨年同月比 △ 2件減 ・ 先月比 +2件増 ( △)
犯罪項目別 平成27年犯罪発生件数の推移
【~各自治地区別今年1月~10月迄の犯罪発生累計の分析から~】
オートバイ盗(平成25年10月累計では59件) オーバー23件
自 転 車 盗 (平成25年10月累計では100件) マイナス15件
万 引 き (平成25年10月累計では52件) マイナス4件
全体的に減少している中、オートバイ盗だけが増加している。
浦添市の犯罪3悪 (平成27年1月~10月累計)
自転車盗 85件
オートバイ盗 82件 (昨年、一昨年の約1.5倍で急増中!大丈夫でしょうか?)
万引き 48件
もっと!もっと!犯罪を減らして犯罪の無い街!起させない街!浦添市にして行きましょう!
市民の皆さん、私たち市民が自ら防犯意識を向上させ、犯罪発生件数を増やさぬよう地道な防犯活動を行い治安を良くすることで、子ども達が安心して暮らせる環境、子ども達を非行に走らせない環境が保たれます。市民の皆さん、治安は警察任せのみでは良くならず、子ども達を守ることは出来ません。
安全・安心な生活が出来る環境を自ら作っていきましょう!
自分達地域の防犯は自分達で守り、子ども達に悪い影響を与えない環境を地域の住民 ・ 学校 ・ PTA ・ 自治会等 が協力し合い防犯活動に積極的に取り組む事が大切です。
私達地域住民の大人は、地域の子ども達の安全を確保する責任があります。無責任な人間が起こす犯罪や事件から子ども達を守るため、或は犯罪に向かわせないため、声掛けで深夜徘徊や、犯罪の未然防止を促す活動が必要です!
さらに、我々地域住民が自分達の住む地域の安心・安全を維持する為に協力し、交代で地域の防犯パトロールをするなど「浦添市では犯罪を起こさせない!」の気持ちで皆が防犯活動に関心を持ち、犯罪の起こしにくい街づくりにして行きましょう!市民の皆様、ご協力お願い致します。
【グラフをクリックすると拡大表示します】
犯罪発生地域ワースト3は、浦添市自治地区別の身近な犯罪地域発生件数の多い順にワースト3を紹介しています。目的は地域にお住いの皆さんがその事に気付き、防犯対策に意識を高め地域での取り組みをされる事を期待し、犯罪件数を減らして頂く事に協力して頂きたいという意味で紹介しています。
※今回、大幅に犯罪発生件数が減少致しましたが、各自治地区等しく減少しており、ワースト順位の変動は残念ながらありませんでした。しかし、ワースト3に上がっている地域の皆さん、出来るだけワーストから早く抜け出る様に努力しましょう。
ワースト1位 浦城自治地区 ( 自転車盗 ・ 万引き ・ オートバイ盗 の順 )
ワースト2位 経塚自治地区 ( 万引き ・ 自転車盗 ・ オートバイ盗 の順 )
ワースト3位 伊祖自治地区 ( オートバイ盗 ・ 自転車盗 ・ 忍び込み の順 )
ワースト3位 宮城自治地区 ( オートバイ盗 ・ 自転車盗 ・ 万引き )
今回、残念にも宮城自治会が入ってしまった。
今回、不名誉“ワースト”に並ばれている自治地区にお住まいの皆さん!やはり、子育てのしやすい街づくりは犯罪の抑制から始まります。安心安全な環境が子ども達の健全育成に欠かせない条件ではないでしょうか?
例えば、『自転車盗』や、『万引き』を軽く見過ごしてはいけません。その事が同じ連鎖を生み、罪意識 が薄れ、罪悪観念が徐々に麻痺していくのです。
そして、エスカレートし、オートバイの窃盗や、車上狙いの窃盗、さらに重い罪を重ねて行くのです。更に侵入盗(空き巣・忍び込・居空き)等の危険な重犯罪に手を染め、沖縄市の強盗殺人事件は親の離婚で犠牲になった子どもが、成長過程で地域の無関心の中、少年が窃盗犯罪を繰り返した挙句、起きた事件で、対岸の火事ではありません。
同時期に浦添市でも新しい犯罪者が忍び込みや空き巣事件を多発させております。そんな環 境でご自分のお子さんを育てることは影響を受ける可能性があるため やはり、好ましくないと思いになるはずです。
今年の2月には浦添市牧港で恐ろしい通り魔殺人事件が起きました。色々な意味で安心安全な街浦添市にするためには、子育てが終わっても地域の活動に関わり、地域の絆を網の目の様に張り巡らす事しかないと思うのです。お互いがお互いを思いやり、助け合い、見守る社会性が治安を守る原点になるのではないでしょうか。
市民の積極的な防犯活動が、安心して暮らせる生活環境をつくり、地域の子ども達の健やかな成長と青少年健全育成の向上に繋がります。
【事件報告】
オートバイ盗の疑いで少年(中高校生)らが検挙された!(11月7日)
20代含む10人住居侵入容疑など86件
沖縄県警は11月7日までに、本島南部全域で住居侵入後にオートバイを盗み、転売を繰り返していた糸満市の14歳~18歳の中高生を含む少年7名と20代の 男2名を住居侵入・窃盗の容疑で逮捕した。犯行は少なくとも86件、被害総額890万円に上り、今年3月頃から、那覇市や糸満市など6市町で被害が多発。 同一犯グループとみて捜査したところ、那覇市でバイクと車の衝突事故が発生。そのバイクが盗難車で、集団検挙につながった。少年らはいずれも容疑を認め、20代男2名は否認しているという。
【 摘発された86件の内訳 】
〇住居侵入・窃盗26件 〇オートバイ盗24件 〇自転車盗10件
主犯格とされる建設作業員(22歳)は詐欺と窃盗の罪で起訴後に保釈。
少年院送致2名。
保護観察処分6名。
別の20代男(27歳)は不起訴となった。
【 感想 】
この様にバイク事故でグループの犯罪事件が明るみに出たのは氷山の一角かも知れません。浦添市のオートバイ盗が増加しており、減少していない事から別の犯行グループの可能性が高く、浦添でも恐らくこのようなグループ犯罪があるのではないかと思えます。
◆毎月第3金曜日は、『少年を守る日』です。
青少年を非行や事件・事故から守るため、各地域で集まった住民やPTAが夜間パトロールを行い、声かけ指導を行っています。しかし、まだまだ地域住民やPTAの参加者が少ない状況です。
子ども達が犯罪等の被害者にならないためにも、地域住民・PTAが率先して夜間の街頭パトロールを行うことで、深夜徘徊の防止や『不審者』に対しての抑止力となります。
是非、夜間街頭パトロールにご参加ください。
※各地域の学校区ごとで行っておりますので、学校事務で集合場所等をご確認ください。
市民の皆さん、子育てを終えられた方も是非、地域の住民として参加されて、地域の安全と、連携による助け合い(総合扶助)のある素晴らしい浦添市の環境づくりにご協力ください。
車上狙い | 0件 |
---|---|
オートバイ盗 | 82件 |
自転車盗 | 85件 |
忍び込み | 4件 |
空き巣 | 8件 |
居空き | 1件 |
ひったくり | 0件 |
万引き | 48件 |
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