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一般社団法人 美咲保育園閉鎖問題 署名活動参加ご協力 の御礼と御報告

先月の7月2日に美咲保育園閉鎖問題の件で「ビジネス・モールうらそえ」を通して読者及び市民の皆様へ 署名活動の協力依頼をされた「美咲保育園保護者有志の会」事務局の玉城健一郎さんご夫婦が、お子さんを連れて 先日8月2日に 「お蔭様で無事、園が閉園せずに存続へ向かうことが出来ました」との御礼と現状報告にいらっしゃっておりました。そして、当サイトを通して署名活動へご協力頂いた読者・市民の皆様への御礼の文書をお預かりしましたのでご報告いたします。

「ビジネス・モールうらそえ」では、先月7月3日に読者である浦添市民の皆様へ、問題となっておりました美咲保育園閉鎖問題の解決に向けて 美咲保育園保護者有志の会が浦添市と美咲保育園へ提出致しました嘆願書に対する最大限の配慮をお願いする署名活動へのご協力を呼びかけさせて頂きました。

沖縄タイムス2019年7月9日社会面

 

 

 

 

 

 

 

 

琉球新報2019年7月9日社会面

その後、7月8日までに7、217 筆という 一週間足らずの わずかな期間に相当数の署名が保護者有志の会によって集められ、翌日9日、市と園に真摯に嘆願書の要請に答えて頂けるよう手渡されました。この問題は新報・タイムス両紙の新聞で大きく取り上げられ、全国からも注目されていただけに、保護者らへ応援の記帳が相次ぎ短期間に多くの署名を集めることが出来ました。当サイトでもお声掛けした中からご協力頂いた皆様の行為が多くの署名数の一翼を担い要請に影響を与えることが出来たと感じております。
【御礼】
改めて、当サイトの呼びかけにご協力頂きました個人、企業の皆様へ感謝の御礼と経過報告をさせて頂きます。まず、ご協力に心より感謝いたします。有難うございました。

【経過報告】
2019年7月10日に保護者有志の会へ浦添市と美咲保育園から嘆願書に対する回答が有りました。

美咲保育園の閉鎖問題が解決へ!市と連携し、来年3月まで 園の自助努力によって存続、その間に浦添市が園の認可化目指し密着指導!

 

沖縄タイムス 社会面記事 2019.7.11

琉球新報 社会面記事 2019.7.11

 

沖縄タイムス社と、琉球新報社の2019年7月11日社会面トップ掲載記事で紹介されていますように10日夕方に回答された浦添市と美咲保育園からの回答内容は、保護者らの願いが、ほぼ無事に聞き届けられたのでは と思えるほど、市と園の両者が、問題解決に向けて真摯に問題に向き合い、積極的に連携した素晴らしい取り組みの内容となっています。

この問題は、保護者らが有志の会を立ち上げ、わずかな期間ではありますが、諦めずに嘆願書を浦添市側と保育園側へ提出し、署名活動に奮闘された判断が良かったものと思われます。また、特に沖縄タイムス・琉球新報の新聞両紙が、密着して問題を取り上げたのが、周りへ問題の重要性を広げ、当サイトも加わって大きく反響を広げることが出来たと思います。

市民の皆さんが中心となり、輪が広がり多くの方々が署名活動に参加されたことで、大いなる民意を両者に届けることができたのです。市も園も事の重大性を改めて感じ、最大限の努力を払い、最善の解決策を両者で真摯に話し合い、模索出来た事で和合し解決に向かうことができたと市の担当者からも聞き及んでおります。やはり、問題を解決するには我がことと想い、助け合おうとする民意に勝るものは有りませんね。

【簡潔に取り組みの内容を説明】
まず、一般社団法人 美咲保育園の回答は、園所有の土地等の財産を売却し、更に保育園の保育料金を値上げし、園の運営資金を確保する。それでも足りない部分は一般の個人や企業から寄付を募り、何とか来年3月まで保育園を維持運営できるように努力するという内容です。

そして、浦添市は美咲保育園を今後も存続させるために、その間、市として来月から18カ月後に県から認可される様、付きっきりで 認可に必要な諸条件(施設の改装整備・必要保育士数の確保・認可運営知識)等を満たすための指導サポートを行い、県に認可申請を行うための推薦手続きができるように誘導して行くという事です。

更に、ここで重要なのは、確実に認可目標に向かって両者の努力を結びつけるシステムです。そのために浦添市保育園保護者そして、認可専門経営コンサルタント4者加わったプロジェクトチームを立ち上げ、そのチームが18カ月の間、監視・管理・監督しながら美咲保育園を必ず認可保育園に認定させる要件・条件を整える準備を皆で行ってゆくという官・民・企業共同プロジェクトが了解されたということなのです。

美咲保育園の保護者らも、最低でも来年3月まで園が存続し、今年の10月から行われる3~5才児の保育無償化事業(一人3万7千円の補助)の恩恵も加われば、多少の保育料の値上げも理解できるものと思われます。しかし、0歳~2歳までは無認可では対象とされませんので保護者の皆さんは、これから色々と我が子の成長と補助要件や、園の存続とを鑑みながら園に残るか否かを選択していくのでしょう。

取りあえず、美咲保育園は来年3月まで存続するという回答が園の方から有りましたので、最悪のケースを回避することができました。更に、その後も存続できるよう、市が確実に認可化に向けた誘導(指導・育成)を行って行くという回答をしておりますので、一番良い方向の回答が導き出せた様に思われます。以上が、皆様のご協力のお蔭で園存続へ向けた市・園・保護者・コンサルタントが協力し歩みだしているという経過報告であります。

ご協力有難うございました。

 

 

 

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