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ヤクルト・スワローズ キャンプin浦添  初日後編

『2011年 東京ヤクルトスワローズ キャンプIN浦添』キャンプ初日後編

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お待たせ致しました、キャンプ初日後半の報告をさせて頂きます。

お天気も小春日和で、キャンプ日和となりました。その為スタンドには多くの観客の方が訪れ、小川監督が話しておられた「球場に足を運んで応援を」という言葉通りになりました。練習も実践的な練習が始まり、見学している市民もボールの行方を楽しそうに追いかけている姿が見て取れました。

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キャッチボールで肩をほぐした選手らは投内連係の練習を開始する。野手は全員が守備につき、キャッチャーが塁上想定を守備陣に発する。

例えば「1アウト1、2塁」という具合に。守備陣はお互いが各人の守備位置を確認し、ボールを待つ。

ピッチャーの投げたボールがキャッチャーミットに収まるとコーチは守備をしている選手に向けてボールを投げるかノックする。キャッチすると選手同士でどこにボールを投げるのか指示を出し合う。

連係が成功したら選手を交代し、様々な状況を想定した練習を続ける。

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サードゴロ捕球後に軽快なスローイングを見せる宮本慎也選手

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先輩宮本選手に負けじとファーストへのスローイングを見せる畠山和洋選手(左)、セカンドゴロをベースカバーのショートへトスする田中浩康選手(右)

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ショートゴロをファーストに送球する荒木貴裕選手(左)、ファーストゴロをセカンドに送球する武内晋一選手(右)

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ショートゴロをさばく川端慎吾選手(左)、ファーストゴロをセカンドに送球するJ.ホワイトセル選手(右)

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セカンドゴロをファーストに送球する三輪正義選手(左)、セカンドがバーのショートへトスをする森岡良介選手(右)

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DSCF6235c 守備の要となるキャッチャーは捕球はもちろんの事、内野選手への指示も的確に行わなければならないし、キャッチャーの判断ミスは失点につながる。

技術もさることながら一番考えて動く必要があるポディションだ。初日からキャッチャーの三名は大粒の汗をかきながら、実戦さながらの守備練習を行っていた。

(左上:川本良平選手、右上:新田玄気選手、左:相川亮二選手)

投内連係締めくくりは内外野全員で外野からの中継プレーを練習する。犠牲フライからのバックホームを想定している。低い弾道のボールが直接キャッチャーに送球、内野中継からのバックホームが行われる。外野手は実戦さながらに遠投をする。実際にランナーがホームに飛び込んで来 るのでは?と錯覚するような実践的な練習が繰り返し行なわれた。

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キャッチ後、素早くバックホームを送球する青木宣親選手。キャンプ初日から実践を意識した渾身のバックホームは見るものを圧倒する。

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キャッチからバックホームを送球する飯原誉士選手

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濱中治選手(左)、福地寿樹選手(右)

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外野のレギュラー争いで台風の目になりそうなW.バレンティン選手(左)、上田剛史選手(右)

午前最後の投内連係練習が終了し、午後からバッティング練習がスタートする。

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午後からバッティング練習が始まった。グランドには青木選手が現れた、まずバン トやバスターの練習から始め、その後レフト、センター、ライトと打ち分けて練習を続ける。青木選手は今季少しバットを重たくしたようなので、新しいバッ トでのミートを主眼としたバッティングを行っているようだった。

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ティーバッティングをしている宮本選手の姿があった。一球一球丁寧に打込む姿は、イメージしたベストフォームをチェックしているように見えた。

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飯原選手は初日から飛ばしていた。鋭いスウィングからレフト方向に2本のスタンド越えを含めホームラン性の当りを立て続けに打つなど、キャンプ初日からレギュラー定着を猛アピールしていた。

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フリーバッティングをしていたはずの宮本選手が特打ちをしていた。ベテラン宮本は1球打つたびにスウィングを調整しながら打撃練習をしているように見えた。宮本は他の選手が終了した後も一人残りコツコツと特打を続けて、打撃フォームづくりを続けていた。野球への静かだが激しい情熱が見えた。

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ホワイトゼル選手が長打性の当りをガンガン飛ばしていた。実はこの後ボールが我々取材陣の正面に飛んできて当ったネットを大きく揺らした。狙ってここに飛ばしたとするとかなりのバットコントロールを持った選手と言わざるを得ないだろう。

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相川捕手も特打をしていた。フリー打撃で満足できなかったのだろうか、1球打つたびに腕の開きを確認しながらスウィングをしていた。しかし、その振りはとてもシャープでまっすぐな弾道のボールが激しくネットを揺らしていた。

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トラック競技場では投手陣が軽いランニングをしたり、ストレッチ体操をしている姿が見られた。天気のいい暖かい日が肩や体づくりを始める投手陣にとってどんなにあり がたいものだろうかと感じる。

どの選手も薄ら汗をかき、笑顔があふれリラックスした表情を見てとれた。それは投手陣の体づくりが順調に進んでいるのではな いか、と感じさせる場面だった。

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青木選手が「絶好調」宣言!

青木選手は各報道陣の共同インタビュー(ぶら下がりインタビュー)に答え「調子がこれまでのキャンプで一番いい」と絶好調宣言をした。

今年はオフシーズンからキャンプ開始まで 走り込みとスウィングを例年より多くおこなってキャンプインした事を明かす。その為、打撃や走りでの体のキレに満足している、と答えた。

また「優勝のできるか?」と聞かれた青木選手は「出来ると思う」とコメント。昨シーズンの前半戦、連敗の責任を取り退団した前高田監督の無念を晴らそうとチーム全員が一丸となった高いモチベーションでキャンプインしたチームの現況を語った。

今シーズンからはシューズを軽量と足にフィットするタイプに変更し、より速く走れるようになった事も明かした。今シーズンは首位打者もさることながら足を生かした攻撃も積極的に行っていく、と宣言している。

軽量シューズを手に入れた青木宣親から目が離せない。

ファンの皆様、青木選手は絶好調のようですよ・・・。次回をお楽しみに!

2011年 春季キャンプ練習メニュー

2月1日日程表
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