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東京ヤクルトスワローズ キャンプIN浦添 練習試合 (日本ハムファイターズ戦)

2013年 キャンプ20日目 東京ヤクルトスワローズVS日本ハムファイターズ

2月20日、第4クール初日。沖縄県浦添市で行われている今春期のヤクルトキャンプもついに最終クールを迎え、約1か月後のシーズン開幕が現実味を帯びてきた。今日の天気は、17℃と少し肌寒く感じられたが、全国から多くのファンが浦添球場へ選手たちを応援するために駆けつけていた。

 

今回は「東京ヤクルトスワローズVS日本ハムファイターズ」との練習試合の内容を実況報告します。

 

13:00、球審の「プレイボール」の合図と共に試合が始まった。

 

 

ヤクルト先発は石川雅規投手(19) その球を受けるキャッチャーは中村悠平選手(52)。
ファーストは武内晋一選手(8) セカンドは田中浩康選手(7)
ショートは森岡良介選手(68) サードは岩村明憲選手(48)

 

ライトはバレンティン選手(4) センターは雄平選手(41)

 

レフトはミレッジ選手(85)

 

 

1回表、日本ハムファイターズの攻撃は、1番杉谷拳士選手(61)が初球を打ちサードゴロで1アウト。2番大引啓次選手(7)はショート正面のゴロで2アウト。3番谷口雄也選手(64)はセカンドゴロで打ち取り、日本ハム打線を三者凡退で抑えた。

 

日本ハム先発木佐貫洋投手(29) 大野奨太捕手(2)

 

1回裏ヤクルトの攻撃、1番雄平選手(41)があっけなく3球三振で1アウト。続く2番田中浩康選手(7)もファーストゴロで2アウト。3番期待の岩村明 憲選手(48)がライト前ヒットで出塁するが4番バレンティン選手(4)が高く打ち上げたセンターフライで初回は無得点で終わる。

 

 

2回表日本ハムの攻撃は、アブレイユ選手(42)、鵜久森選手(44)ともにライトフライで打ち取り2アウト。大野選手(2)にデットボールを与えるが、続く今浪選手(45)はピッチャーゴロで抑えた。

 

 

石川選手は、打者ひとりにデットボールを与えたが、持ち味の打たせて取るピッチングで開幕に向けて上々の仕上がりを見せた。

 

3回表、石川投手に代わりマウンドに登ったのがロマン投手(53)で日本ハムの攻撃を見事な三者凡退で抑え仕上がりを首脳陣にアピールした。

 

 

3回裏、ヤクルトの攻撃中村悠平選手(52)、続く森岡選手(68)が倒れ2アウトとなったが、ここからヤクルト打線が繋がりを見せる!雄平選手がピッチャーの股を抜くセンター前で出塁すると田中選手は四球を選び、2アウト1,2塁。2アウトながらこの試合両チームを通して初めて得点圏にランナーを置く。このチャンスに岩村選手はセンター前へのタイムリーで勝負強いバッティングを見せ、ヤクルトが1点を先制した!さらに2アウト1.2塁からバレンティン選手がレフト前へのタイムリーで続き2点目を挙げる。ミレッジ選手はセカンドフライに倒れたが、ヤクルトがこの回2点を先取した。

しかし、昨年のパリーグの覇者、日本ハムも反撃を見せる!

 

 

4回表日本ハムの攻撃、先頭の大引選手がデットボールで出塁する。続く谷口選手はレフトフライで1アウト1塁。アブレイユ選手の打球はヤクルトのショート森岡選手の横を抜けるレフト前ヒットで1アウト1、2塁とヤクルト、ロマン投手はピンチを迎える。鵜久森選手はショートゴロで2アウト1,3塁とする。ヤクルトはこのピンチを無失点で抑えたかったが、大野選手のライト前タイムリーで1点を返される。尚、2アウト1,2塁のピンチを迎えるが、今浪選手をセンターフライで打ち取り追加点を許さなかった。

 

5回からロマン選手に代わり大場達也投手(49)が登板する。

5回から7回まで両チームのピッチャーによる投手戦が繰り広げられた。

大場選手は、時折「ウォリャッ!」と気合の入ったピッチングで6回まで安打を許さない素晴らしいピッチングを見せる。

 

また、沖縄県出身の比屋根選手がファインプレーで投手を助ける。

 

バレンティン選手と交代して入った比屋根選手は、日本ハムの6回表の攻撃3番谷口選手のレ フト方向に飛んだファールフライを、自慢の俊足を飛ばしスライディングしながらのキャッチでアウトにしてみせた。このプレーに観客は大きな拍手で比屋根選手を称えた。

 

7回からは、大場投手に代わりバーネット投手(34)が継投した。

 

バーネット投手は打者3人から2つの三振を奪う圧巻のピッチングを見せた。

 

 

ヤクルトも追加点を取りたいところ、比屋根選手や田中選手が鋭い打球を放つが、日本ハム守備陣の正面へのライナーになるなどチャンスを作ることが出来ない。

 

拮抗状態となった投手戦も8回表、バーネット投手に代わって登板した松岡健一投手(21)に日本ハム打線が襲い掛かる。

 

 

松岡投手は、日本ハム先頭の中島選手に内野安打され、ヤクルトバッテリーの隙を突いた盗塁で2塁まで進められ、ノーアウト2塁となり、さらに杉谷選手のバント成功で1アウト3塁のピンチを迎える。大野選手に代わって出場した近藤健介選手(54)は四球を選び、1アウト1,3塁とする。谷口選手をショートゴロを打ち取るが、その間3塁ランナーが帰り試合を2対2の同点にされる。逆転を狙う日本ハムは2アウト1塁でアブレイユ選手がヒットを放ち、1,3塁のピンチを迎える。しかし、松岡投手は鵜久森淳志選手をライトフライに抑え逆転を許さず、辛くも8回を終えた。

 

 

 

 

9回裏のヤクルトの攻撃、ヤクルトの追加点でサヨナラ勝ちを期待するファンの方が多かったが、代打の飯原誉市選手(9)、新田玄気選手(32)、途中から出場した星野雄大選手(37)らが期待に応えられず3人で抑えられ試合は2対2の引き分けに終わった。

 

この日3打数3安打1打点の活躍をした岩村明憲選手(48)は、「結果が出たことに対しては、やっていることがいい方向に向かっていると思うので、積み重ねが自信につながってくる。練習試合もオープン戦もアピールしないといけない立場だとわかっているので」と今キャンプでの練習の手ごたえを口にし、自らの立場に危機感をのぞかせながら冷静に振り返った。

 

 

【お知らせ】

浦添市民の皆さん!ヤクルトファン・野球ファンの皆さん!2月23日(土)に対:阪神タイガース戦、

2月24日(日)には対:楽天イーグルス戦のオープン戦が浦添市民球場で行われます!皆で是非応

援に行きましょう!応援で東京ヤクルトスワローズを日本一に導きましょう!

 

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