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ヤクルトスワローズ キャンプIN浦添 5th クール6日目
『2010年 東京ヤクルトスワローズ キャンプIN浦添』
5thクール6日目 2月28日(日)オープン戦 北海道日本ハムファイターズ
2月28日沖縄で最後のオープン戦、第3戦は、真夏を先取りしたかのような晴天に恵まれた。しかし、この日はチリ大地震による津波警報が全国的に発せられていた為、その他のゲームは球場が海岸端に位置するため中止になったらしい。ヤクルト対日本ハム戦は幸いにも、比較的高台に位置する浦添市民球場で行われた為、影響無く行われた。
試合の前に浦添の鼓衆若太陽(ちじんしゅうわかてぃーだ)の可愛い子ども達による演舞が披露され、試合を見に来られたスタンドの大勢の観衆・ファンの皆さんを盛り上げ、試合前のプロ選手の皆さんへ元気のエールを届けてくれた。
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両チームの監督へてだこレディーから花束が手渡され、儀間浦添市長と苅谷浦添市観光協会長から記念品の贈呈が行われた。
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始球式は浦添ファイターズ(少年野球)の井上仁君がヤクルト相川捕手に向けてマウンドからおもいっきり始球のボールを投球した。
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和やかな雰囲気から一変、主審より「プレーィボール!」と試合開始が告げられ、選手達は緊張した真剣勝負の表情に変っていった。
両チームの先発メンバーのご紹介!
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ヤクルトの先発は49李恵踐(イ ヘチョン)投手が4回までを投げ、被安打4、奪三振2、与四死球2の無失点の好投を見せた。
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対するは日本ハムの先発39武田投手からヤクルト5ガイエル選手が2回裏、ライトスタンドにソロホームランを叩き込み、まずは1点を先取した。
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続く、DHで出場の6宮本選手、さすがベテラン!初打席で深々とレフトの頭上を越える2塁打を放ち、ノーアウト二塁のチャンスを作った。
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練習試合には出ず、若くないからと黙々と独自の調整メニューをこなし、オープン戦も最後の試合DHでの出場、そして初打席で見事な結果を出せるのはやはり、プロ中のプロ、ちゃんとこの時期に合わせてコンディションを作って来ている!見事だと思う。
しかし、この後、残念ながら後続の若手が振るわず、1点で2回裏の攻撃を終えた。
3回表、日本ハムファイターズの攻撃、1アウトで一、二塁と得点圏へランナーを進めてきた。2高橋選手が打った打球をショート10藤本捕ってジャンプ送球、二塁ホースアウト!で2アウト走者一、三塁とした。
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ここで、打席にミスター日本ハムの41稲葉選手が登場!一打逆転のチャンス!
49李恵踐(イ ヘチョン)投手もここを抑えなければと必死に投球するが、稲葉が、ファウルを4球も打ち、粘った末、センターライナーを放つが、センター正面、青木がキャッチ!3アウトで日本ハムは惜しくも逆転のチャンスを逃し、この回の攻撃を終えた。
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5回表からヤクルトは2番手に11由規投手をマウンドに上げた。由規はレフトフライで1アウト、ショートゴロで2アウト、そして、26糸井に一二塁間を襲う強烈なライナーを打たれたが、7田中選手の華麗な横っ飛びのファインプレーで3アウト!一つ助けられながら順調に無失点で5回表の1イニングを切り抜けた。
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5回裏、ヤクルトの攻撃、ここからツバメ返しの猛攻が始まった。
52中村がレフト前に転がし一塁とし、続く3福地がセンター前に弾き返し、1アウト走者一、二塁とした。
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後続が倒れ、2アウトとなるが、ここで1青木の登場!期待通り、日本ハム39武田投手からセンター前に運ぶ1点タイムリーを放ち、ホームへの送球を見ながら一塁を蹴って二塁まで進塁した。追加点1で2アウト!ランナーが二、三塁。
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そして、出番を得た33畠山が打席に立ち、おもいっきりセンター方向へ叩き返し、走者一掃の2点タイムリーヒットとなった。
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5回裏を終えてこの回、更に2点追加で3得点となりヤクルト4-0日本ハムとなった。
一休みして、グランドの整備が行われる中、両球団のマスコット・キャラクターのパフォーマンスが観客の子ども達を喜ばせた!
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6回表、日本ハムの攻撃が始まった。ヤクルト11由規投手から、2高橋選手がレフトオーバーの二塁打を放ち、反撃の口火が切られた。続く51村田もライト前に打ち返し、走者一、三塁。
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ここで、6中田 翔を迎え、昨年の大型ルーキー同士の対決とあって、観客は俄然、盛り上がった。軍配は見事!11由規に上がり、中田はショートゴロの6-4-3の併殺打となってしまったが、その間三塁ランナーが還り、日本ハムは1点を返した。
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ヤクルト2番手・由規投手は、8回表までの4回を投げ被安打3、奪三振4の1失点で本人がやっと自分で納得できる投球だったとまずまずの出来を語った。
9回表、ヤクルトは由規投手に代わり、3番手12林 昌勇(イム チョンヨン)投手が投げ、日本ハム最後の攻撃を1回被安打1、奪三振1の無失点に抑え試合は終了した。
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東京ヤクルトスワローズ4-1北海道日本ハムファイターズで、ヤクルトはオープン戦2勝目を挙げた!
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高田監督は、不安からやっと解放されたような表情で、李恵踐も先発候補に上げた。「デラクルスにバーネットも使えそうだが外国人枠は一つなので競争になる。由規もこの時期にあれだけ投げられれば後は開幕までに合わせて仕上げてもらえれば良い。」とのコメントを残し、群がる記者を連れて、球場を後にした。
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今年のキャンプを取材していて、7田中浩康選手が攻守に勢いが感じられ、とても活躍しそうな気がする。又、福地、畠山、中村、飯原、らがキャンプで安定した活躍だった。宮本、青木、ガイエルは主軸としての結果を出しているので安心だ。投手陣も昨年に比べて外国人選手も含め出来上がりが豊富な感じがする。全体的に選手の出来上がりにムラがそれほど感じられない。出来の足りない選手は開幕までに調整出きる範囲の誤差ではなかろうか。
スワローズは3月2日に石川選手会長が「今年は全員で優勝を目指し頑張りましょう!」と一本締めの挨拶をし、沖縄キャンプを打ち上げた。セリーグには巨人という横綱がいるが、クライマックスがあるので分からない、沖縄キャンプの出来が良いので今年のリーグ優勝及び、クライマックス最終戦で東京ヤクルトスワローズが日本一の栄冠を勝ち取る事を期待したい。
“私たちも、東京ヤクルトスワローズ 浦添キャンプを応援しています。”