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東京 ヤクルトスワローズ vs 阪神タイガース 2018 オープン戦
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平成30年2月24日(土)の天気は、高気圧の張り出しで快晴に恵まれ、最高気温が21.9度の暖かいオープン戦には最高の行楽日和となった。
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浦添市民球場は 「2018オープン戦、阪神タイガース 対 東京ヤクルトスワローズ」 の一戦を観に来た大勢の観客でにぎわった。
試合前のオープニングでは、鼓衆若太陽(ちじんしゅう わかてぃーだ)の子ども達による太鼓演武(エイサー)が披露され会場を盛り上げてくれた。
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次に試合前のセレモニーとして、阪神金本監督と、ヤクルト小川監督への花束贈呈がてだこレディーから行われた。
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つづいて、両チーム選手へ、浦添市長の松本哲治氏と、浦添市ヤクルト協力会長の西村聰氏から記念品の贈呈が行われた。
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さて、これから午後1時より、阪神タイガース 対 東京ヤクルトスワローズのオープン戦が始まる。
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開始前に、審判団と両チーム監督とのルール確認が行われた。 タイガースが先攻である。
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今日の試合の両チームのスターティング メンバーが発表された。
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そして、後攻のヤクルト選手らは、浦添市の少年野球の子ども達と一緒に守備に着いた(笑)。
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浦添市の少年野球チーム「沢岻ロケット」の子ども達が 各選手に付いて走り登場、守備に着いた。
後ろ姿が可愛いね!
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子ども達は3西浦選手と楽しそうに会話を交わしていた。
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何やら1山田選手が指導してるのかな?
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33畠山選手も子どもが誕生したらしいからか、子ども達を見ると嬉しそうだ!
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スターの23青木選手に肩を抱いてもらっている子ども達は、うれしい貴重な思い出になったことだろう!
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28ブキャナン投手の下で子ども達の始球式が行われた。
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子ども達はみんな、始球式が終わると走って、戻って行った。
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バックネット裏のスタンド席の観客が、戻ってきた子ども達を 拍手で迎えた。
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一塁側、スタンドと取材陣、三塁側も同じように一杯で盛り上がっていた。
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オープン戦の開幕投手に選ばれた ヤクルトの先発投手は、28ブキャナン投手だ。
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ヤクルトの スターティング メンバーをご紹介!
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1回表、タイガースの攻撃
プレイボールで試合が始まった。
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28ブキャナン投手はオープン戦の開幕投手に選ばれただけあり、調子がとても良かった。
タイガースの攻撃を全て凡打で打ち取った。 先頭をピッチャーゴロに取り、1アウト、
2番をサードゴロに捕るが、サードのファーストへの送球ミスで一塁にランナーを置いてしまった。
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しかし、タイガース3番の33糸原をサードゴロに取り、2アウト。
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4番の3大山もサードゴロで、3アウト、 送球エラーで1走者を出したが、4者とも内野ゴロの凡退に打ち取るという完璧なスタートであった。
1回裏、スワローズの攻撃
タイガースの開幕先発は、67岩崎投手が担った。
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スワローズの攻撃は、1番23青木宣親からである。
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阪神67岩崎投手はヤクルト23青木に、渾身の一球、一球を投じた。
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23青木は打席に立ち、
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狙い済まし、
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一打を振った! いい打球が飛んだ!
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鋭い打球だったが正面、ファーストが巧く捌いて一塁へトス!1アウト!
つづいて、2番、42坂口は、
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3番、1山田は初球を叩き、センターフライ。
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3アウト、1回裏、スワローズの攻撃は三人で終わった。
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両チームとも1回は投手戦となり、無得点に終わった。
そして、2回、
2回表、タイガースの攻撃
2回表、ヤクルトの投手はそのまま、先発の28ブキャナン投手が投げた。
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28ブキャナンは、阪神、5番の9高山をサードゴロで1アウトにするが、サードへの内野安打で一塁を許してしまった。
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一塁走者の盗塁牽制に気を取られ、
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28ブキャナン投手は、一塁にランナーを置いて、四球を与えてしまう。
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ノーアウト、走者1-2塁として
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タイガース、7番、指名打者の60中谷を打席に迎えた。
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28ブキャナン投手、この試合初めてのピンチを迎えた。
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阪神、絶好の得点チャンス!
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打球は三遊間を破るレフト前ヒット!
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打球はレフトへ転がり、
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しかし、送球は間に合わず、三塁走者はホームに還った!
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阪神は選手点1点を得て、 尚もノーアウト 走者1塁―2塁。
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1点を許した28ブキャナンは、気を取り直し、タイガース8番の44梅野を抑えに向った。
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44梅野に打ち上げさせ、セカンドフライに打ち取った。
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1アウト |
つづく、タイガース9番、68俊介をショートゴロの凡打に取る。
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ショートが打球を捌き、二塁ランナーは三塁へ向かう!
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3アウト、28ブキャナン投手は1点を失ったが、
2回裏の 1アウト1-2塁を Wプレイにし、見事に難をしのいだ。
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タイガースは2回表に先取点1点を先取した。 スワローズは2回裏に得点できずに2回攻撃を終えた。
この後の3回、両チームとも 出塁するが得点に結びつかず、 阪神1―0ヤクルト のまま3回を終えた。
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そして、4回を迎えた。
4回表、タイガースの攻撃
ヤクルトは、28ブキャナンの次に、3・4回を 38梅野投手に任せた。
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ヤクルト38梅野投手は、4回表、この回先頭で、阪神の6番 55陽川に四球を与えてしまう。
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タイガース ノーアウト、一塁とし、つづくバッターは指名打者の60中谷だ。
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38梅野投手は持ち前の速球150キロを投げ、フライを誘った!
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スワローズのセンターは23青木、落ち付いてセンターフライを捌き、走者一塁のまま1アウトとした。
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つづく、タイガース8番の44梅野が、二遊間を破り、センター前に転がした。
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セカンド ベース上を越えてセンター前に転がった。 一塁ランナーは二塁を蹴って三塁へ向かった。
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二遊間を越え、転がって来た打球を センター23青木が 捕球すると同時に、三塁へ レーザービーム!
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タイガース 1アウト、走者1塁ー3塁
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タイガース追加のチャンス! 打席には9番 68俊介が入った!
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68俊介は右へ流し打った!打球は一二塁間を破り、ライト線近くへ転がる。
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ライト、雄平が打球を拾い返球するも、
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三塁走者の55陽川がホームイン!タイガースは、68俊介のライト前タイムリーで追加点1点を加えた。
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タイガースは1点を加え、2点とし、尚も1アウト、走者 1塁ー2塁となった。
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![]() 一塁、68俊介 |
タイガースは更なる追加点を求め、打者一巡し、1番の53島田が打席に入った。
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53島田はセカンドに凡打してしまい、二塁がホースアウトとなった。
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二塁ホースアウト、一塁はセーフ、 2アウト。 阪神 尚も 走者 1塁ー3塁となった。
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タイガース、2番 5西岡が打席に入った。
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2番 5西岡は、ライトへ大きな当たりを放ったが、打球がスタンド前で失速、ライトフライとなり、
3アウト。
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タイガースは1四球と2本のヒットで1点を追加し、4回表の攻撃を終えた。
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4回裏、スワローズからの攻撃
阪神は、この回も調子の良い46秋山投手を投げさせた。
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4回裏、スワローズの攻撃は、2番の42坂口からだが、
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42坂口はピッチャーゴロに打ち取られ、1アウト
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この回、つづく 2番目の打者は、スワローズ3番の1山田だが、
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タイガース67岩崎投手は、スワローズ1山田を センターフライに打ち取った。
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67岩崎投手は、1山田を打ち取り、2アウト、ランナー無しで 4番の4バレンティンを打席にむかえた。
2回目の対決! |
阪神 64岩橋投手は、ヤクルト 4バレンティンに 勝負を挑んだ!
ところが、4バレンティンの調子は上々で、勝負を受けて立った!
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67岩崎投手の4球目、望んでいた内角寄りの低めの球が来た!その球を逃さず、すくう様に引っ張りレフトへ運んだ大きな当たり!
![]() 内角低め、勢いよく左へ引っ張り打った!
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![]() 下からすくい上げる ゴルフ スイングの様だ |
打球は、放物線をえがいてレフトスタンドへ吸い込まれた。
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レフトスタンドはタイガースファンの応援団が陣取るスタンドだ!
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4バレンティンはスタンドの打球を気にしながら、ゆっくりと二塁を蹴って三塁へ向かった。
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三塁ベースを確かめる様に踏みしめて、ホームに向かった。
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4バレンティンは、ホームに還り、ソロホームランで1点を返した。
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ヤクルトのベンチでは、選手・幹部全員が出迎えて、バレンティンのホームランを祝った。
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バレンティンの活躍で焦ったのか、33畠山が一打を狙い、打席で大振りしてしまい、打ち上げてサードフライに終わった。
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レフト方向へ引っ張る大きな当たりを狙ったのだろうか、サード上へ大きく打ち上げてしまった。
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3アウト
ヤクルトは、この回に、4バレンティンのソロホームランで1点を返し、
阪神2-1ヤクルト として、4回裏の攻撃を終えた。
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4バレンティンのソロホームランの1点はヤクルトベンチの雰囲気を変える大きな役目を果たしたと思う。
この後、6回の攻撃で影響を受けたヤクルトの長打組が目覚めたように打ちだす!
5回の表、タイガースの攻撃
5回表、ヤクルトは38梅野投手に代って、3番手の投手に70近藤投手をマウンドに上げた。
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70近藤投手はこの回のタイガース打線の3・4・5のクリンナップを1三振2内野ゴロに取り三者凡退で完璧に抑えた。 近藤投手は、ヤクルト首脳陣に仕上がりの良さをアピールできたと思う。
5回の裏、スワローズの攻撃
阪神も5回裏から投手を代え、好投した67岩崎投手に代り、46秋山投手がマウンドに上がった。
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阪神46秋山投手も好投し、ヤクルトの下位打線6・7・8の雄平・廣岡・中村を、2外野フライ、1内野ゴロの三者凡退に取り、こちらも完璧にヤクルト打線を抑えた。
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5回は投手戦となり、両チームとも、無得点となった。
5回裏、終了 休憩
休憩中、グランド整備が行われ、その間の観客を喜ばせていたのが、つば九郎のパフォーマンスだった!
![]() ほんとに上手だ! |
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内野スタンドに、バズーカ砲にプレゼントを詰め、スタンドに向けて撃っていた!観客はこっちにも撃ってちょうだいと、盛り上がりの歓声が上がっていた!
6回表、タイガースの攻撃
![]() ピッチャー岩橋、背番号44 |
ヤクルトは、投手の交代を告げた。6回表、70近藤に代り、44岩橋投手を投入した。
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44岩橋投手は素晴らしい好投を見せ、6回表のタイガースの攻撃を、1ヒット、1フライ、1併殺の
打者三人で抑えた。
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6回の裏、スワローズの攻撃
6回裏、タイガースは46秋山投手を続投させた。
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さて、4回裏に4バレンティンの一打で目覚めたスワローズ長打打線のメンバーが、これから大暴れし、
6回裏にヤクルトの猛反撃が繰り広げられた。
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ヤクルト9番の3西浦がショートゴロとなったが、ファーストの捕球ミスで一塁はセーフとなった。
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ファーストの捕球ハンブルで、一塁セーフとなった3西浦 。
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さあ、これから このチャンスメイクを23青木がどう生かすかが見ものである。
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ノーアウトで一塁に出た3西浦は盗塁を警戒され、執拗な牽制を受けた。
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一塁牽制に、危なくセーフ。 3西浦は二、三度の牽制を受けた。
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ノーアウト、
23青木は今回1番だが、ランナーを置いての打席は送りに徹するのか、それとも一打で還すのか、
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阪神、46秋山投手は、一塁にランナーを置いての 23青木との対決が、どうなるのか楽しみである。
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23青木は、迷わず振りぬいた!
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打球はライナー性の当たりで二遊間を抜けてセンター前に届いた。青木の得意な正面返しの打法である。
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さすが、23青木、送りに徹し、自分も生きることで得点の量産方法を選んだ。
この辺を確実にこなす事が出来る存在が居るというのは やはり、計画的な戦略をつくり、実行できる強いチームになった証しである。
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尚も、ノーアウト1塁ー2塁。 ここで、23青木の代走として、31山崎が起用された。
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明日もオープン戦が有るので主戦力(青木)はここいらで温存となった。 次は、2番の坂口である。
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42坂口は堅実な送りバント作戦を確実に決めた。
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この仕事はバッテリーに外されて併殺に成ったりするケースが多く、意外と難しい役目である。42坂口はその役目を確実に果たした。やはり、実力があるから確実に出来るのだと思う!
1アウト2塁ー3塁となった。これは、チームのベテラン主戦力陣が繋いだから出来た状況である。
ここが、今までのヤクルトと違う攻撃内容だと思える。
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さあ、阪神46秋山投手は この回初めてのピンチである。 どう切り抜けるか 次は3番、1山田を迎えた。
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絶好のチャンスに1山田が応えられるのか、彼はバレンのホームランで闘争心に火が付いているはずだ!
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打ったー! 猛烈な当たりだ!低い放物線の弾丸ライナー!一瞬ホームランかと見まがう当たりだ!
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そのままであれば、ライトスタンドの壁に当っていただろう。 しかし、ライナーとして フェンス際で捕球され、即、サードへ返球された。
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タッチアップで三塁ランナーの3西浦がホームイン! 1点還しのタイムリー犠牲ライナーとなった。
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2 対 2 の同点ランナー(3西浦)が還り、ヤクルト ベンチは選手総立ちで歓迎!
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さあ、俄然 盛り上がったヤクルトのベンチ、ネクスト バッターは、前打席でソロホーマーを放った
4バレンティン
2アウト、ランナー3塁、 4バレンティン また狙うか!
連続アーチ!
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望んでいた外角高めの球が来た!その球を逃さず、きれいにライトへ運んだ大きな当たり!
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どうやら、右中間スタンドに入った様だ、2ランホームラン!凄い2本連続アーチ、
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バレンティンはスタンドに入った打球の行方を確認しながらゆっくりと、一二塁間を走る。
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そして、三塁へ向かう。
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ホームに還り、追加2点を加え、 阪神2対 4ヤクルト の逆転となった。
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既に還っていた31山崎と一緒にベンチの総立ち歓迎に向う。
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思いっきり、影響を受けたのは言うまでもなく5番の33畠山である。今度は、焦ることなく、きれいにミートした打球は、大きくライトへと運ばれたが、残念、飛距離が足りず、ライトフライに終わってしまった。3アウト
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ヤクルトは6回裏の攻撃を3点追加して終えた。
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7回 表 ・ 裏
7回表は、ヤクルト44岩橋投手が続投し、タイガース打線を 1三振、2内野ゴロの三者凡退で完璧に抑えた。
7回裏は、阪神46秋山投手が続投し、こちらもヤクルト打線を1三振、1外野フライ、1内野ゴロの三者凡退に抑えた。
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両チームとも投手戦となり、無得点で7回を終えた。
8回表、タイガース攻撃
8回表、ヤクルトは投手を交代し、5人目の投手として54中澤投手をマウンドに送った。
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54中澤投手は、タイガース打線を1安打、1内野フライ、1併殺の三者凡退に抑え、見事な仕上がりをヤクルト首脳陣へアピールした。
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8回表、タイガースは無得点に終わった。
8回裏、ヤクルトの攻撃
8回裏、阪神の投手交代があり、3人目の投手として69島本投手がマウンドに上がった。
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阪神、69島本投手はこの回、ヤクルト打線を 2三振、1外野フライ の三者凡退で見事に抑えた。
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ヤクルトは、8回裏の攻撃を阪神69島本投手に完璧に抑えられ、塁にすら出ることが出来なかった。
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両チームとも投手戦となり、無得点で8回を終えた。
9回表、タイガースの攻撃
最終回、タイガースが同点か、逆転しない限りこの回の攻撃で終わってしまう。
ヤクルトは、リードしているため、抑えのエース14秋吉投手に最後のマウンドを託した。
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14秋吉投手 |
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14秋吉投手はヤクルト首脳陣の期待通り、ヤクルトの切り札、抑えのエースとして素晴らしいピッチングを見せた。
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先頭の55陽川をセンターフライに打ち取り、1アウト
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二番手、60中谷をショートゴロに打ち取り、2アウト
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最後に、代打で出た94原口を見事に三振に打ち取った。
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14秋吉投手は阪神打線を1三振、1外野フライ、1内野ゴロに取り、見事に三人で抑えた。
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本日の「2018オープン戦、阪神タイガース 対 東京ヤクルトスワローズ」の試合は
東京ヤクルトスワローズが、4対2で勝利し、オープン戦の開幕戦を飾った。
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ヤクルトの選手達は開幕戦の勝利に喜び、足取りも軽く、ハイタッチでベンチに戻って行った。
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試合終了後のタイガース ベンチ
ところで、タイガースのベンチは、見ての通り、負けたことで金本監督がオカンムリの様子で、静かに反省会が行われていた。
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金本監督の表情が、かなり険しかった。
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試合終了後の ヤクルト ベンチ
こちらは、ヤクルトのベンチでの反省会、小川監督は全てコーチらに任せて、一言も触れず傍で見守っていた。
![]() 選手達はじっと聞き入っていた。 |
その後に、宮本ヘッドコーチからの反省会の訓示があった。選手達は、次期監督だけあり、宮本ヘッドコーチの厳しい指摘、指導の話を一生懸命聴いていた。
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宮本ヘッドコーチがミーティングでこんなに長く話すところを見るのは一月取材して初めてである。
余程、言いたい事が溜まっていたのであろう。我慢して、オープン戦の結果に対してコメントをしたのであろうと思う。 宮本ヘッドコーチもキャンプで笑顔を殆ど見せなかった。責任が重いんでしょう、頑張ってもらいたい。 どっちが試合に勝ったのか分からない程 厳しい反省会の様子でした。
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それを、後ろで見つめているヘルメットを被った変な鳥がいた。
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何やら、シッポにワッペンが縫い付けてある。右側
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左側のワッペン
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ベンチ上のスタンドから、つば九郎を呼ぶ、可愛らしい声がした。
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見ると、ツバ九郎のぬいぐるみを抱いた可愛い子が呼んでいた!「つばくろう!こっちみて!」
![]() かわいい声で呼んでいた。 |
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小川監督は、反省会から離れ、取材陣のために試合後のインタビューに答えていた。
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初めてである。こんなに笑顔の無い小川監督は、取材陣に対しても未だ笑えない状況が伝わってくる。
バレンティンが打ったから良かったが、取られたら取り返すという姿勢がもっと欲しい。ただ、ベンチにいると
昨年の96敗した悔しさ を絶対に優勝に変えるという選手達の熱意というか熱気というものを ひしひしと
感じる。そのエネルギーをどう試合で生かすかがカギだと感じる。
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山田もバレンティンも調子が良くなってきていることが少しづつ試合に出てきている。大丈夫だと思う。
沖縄でのキャンプはしっかり出来たと思う。細かい調整は東京へ帰ってから、オープン戦をこなしながら
しっかりやって行こうと思う。
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つば九郎が取材陣に交じって真似事をしていたので覗いて見た。
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何やら、書いている。
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やっぱり、つば九郎の人気が有るのは分かる気がする。面白いことをするなぁと思った。
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以上が取材内容でした。
読者の皆さん、キャンプ取材を通して東京ヤクルトスワローズが良い意味で大分変化していることを感じて頂けましたでしょうか?
再起を賭けてのスタートですから、厳しさが求められているのは感じますが、同時に、素晴らしい人材が戻ってきた効果や、優勝後見人の指導者に恵まれている事も厳しさが良い変化をもたらしている様に取材して感じています。これまでの甘えは少しも感じられません。選手達も強いヤクルトの復活のために自ら厳しさを求めている様にも感じます。 キャンプ中の練習試合や、オープン戦でも負け試合は有りません。大いに優勝争いを期待していいのではないかと思います。
これからも、是非、応援して行きましょう!宜しくお願いします!