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知識と知恵

 

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− 第2回 –

富名腰 徹 (ふなこし とおる)

浦添海邦病院、訪問看護・介護ステーション等を運営 九州大学医学部卒業、同大学第3内科入局 昭和62年、海邦病院を開設 日本糖尿病学会九州支部評議員、宜野湾市高齢者保険福祉計画策定委員等を歴任 沖縄県病院厚生年金基金理事 日本内科学会認定医 日本消化器病学会専門医 日本老年医学会専門医 医学博士 日本老年医学会代議員

あわただしく一年が過ぎ、いつものようにまた新しい年がやってきました。
高視聴率をマークした「龍馬伝」も終わりました。
経済や雇用情勢が厳しく政局も混迷を極める中、人々はそこに何を求めたのでしょうか。

あっという間の一年でしたが、期待された歴史的政権交代への失望も、異常な円高も、天下の日本航空のまさかの経営破綻もありました。
この閉塞状況を打開するいい知恵はないでしょうか。

昨年はツイッターが爆発的に広がり、電子書籍も続々出てきました。この急激な世の中の変化、果たして大丈夫なのでしょうか。技術革新はいわば「知識」です。その知識を正しく使う「知恵」の方はどうでしょう。この十年あるいは百年、人間と社会全体の知恵のレベルはどのくらい向上したのでしょうか。ネット社会の進展によって、知識を得るのは飛躍的に容易になってきています。私には、知識と知恵のギャップが恐ろしいほど大きくなっているように思えてなりません。

「官僚なんて成績が良かっただけで、大バカだ」といい放った有名政治家がいます。これが正しいかは別にしても、学歴偏重によるひずみは決して小さくありません。知識は知恵の基礎であり大切なのですが、物事の本質を理解し、知識をどう活用・応用するかがもっと重要です。

知恵を出すには、知識だけでなく想像力や創造力も必要で、これらは人の成長や職場の業績向上、地域の活性化に欠かせません。悲観や批判ばかりでは解決はありません。

また、知恵は考えるだけでなく実践されてこそのものなのです。関係する相手や対象があり、感性や誠意、情熱や信念、そして汗や人間力も必要になります。

今知恵に求められている大きな役割りは、利害関係の調整です。政治・行政の責任はもちろんですが、市民・国民としての私たち一人一人の知恵が問われます。国際社会においても貿易摩擦や難航する温暖化協定など多くの課題があります。知恵を結集して、早急により良い方法や仕組みを生み出さなくてはいけません。

さて、今年はどんな年になるのでしょう。明るい年にする知恵はあるはずです。今の自分たちのことよりも、子や孫たち、バトンを継いでいく人たちのことを強く思えば、きっといい知恵は生まれます。

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