HOME > 特集 > 地域の安全のために > 浦添市内の身近な犯罪発生状況-平成24年10月累計グラフ報告
浦添市内の身近な犯罪発生状況-平成24年10月累計グラフ報告
◆『ビジネス・モールうらそえ』では、浦添警察署から届く、不審者・事件情報や、発生状況、その他の防犯情報を『 地域の安全のために 』のコーナーで市民の皆さんにお伝えして います。これは地域住民が、自ら隣り近所との 互いの連携による防犯対策を行う事で、薄れている『地域の連携を再構築する』という意義を込めてお届けしています。どうぞ、各地域で有効にお役立てください。
浦添市民の皆さん!身近な犯罪の発生状況をご報告致します。
平成24年10月の事件発生累計が浦添署より届きましたのでご報告いたします。
ご自分のお住まいの地域はどうなっているのか?是非チェックして見て下さい!
下記の棒グラフは平成24年10月単月のみを表した自治会地域別の事件発生グラフです。
【グラフをクリックすると拡大表示します】
平成24年10月の犯罪発生件数は24件で、前月(8月)と比べ10件も増加となり、8月・9月と減らしてきていたが、残念ながら元に戻ってしまった。(1月~10月までの平均は21件で平均値よりも高い)
内容を説明すると、浦添の三大悪と呼ばれる『車上ねらい』は前月(9月)と同数(1件)であるが、『オートバイ盗』が+3件増、『自転車盗』が+4件の増加で、犯罪発生件数増加の要因となっていることが分かる。
また、ここで注意しなければならないのは『忍び込み』の増加(前月+4件増、前年同月+5件増)である。
最近の政治や経済の混乱が景気の悪化をまねき、それが世相に表れているのか分かりませんが、住居に侵入し、窃盗をはたらく犯罪は許せません!
『忍び込み』は、住宅から金品を盗む侵入盗の中でも在宅中の侵入であるため、犯人と遭遇すると居直り強盗に変貌する危険性があります。
在宅中でも気を抜かず、住宅の戸締りを注意を払う必要であるのではないでしょうか!
これから年末年始にかけて頻繁に家を空ける機会が多くなり、戸締りも手薄になりがちです。そのスキを見て窃盗犯は、家に侵入しようとします。
出掛ける場合は、しっかりとした戸締りや二重ロックでの防犯対策を行ってください。
隣り近所にも声を掛け、怪しい人を見かけたら即座に警察に通報することで、犯罪を未然に防ぐ対策を行っていきましょう。
平成24年9月 | 平成24年10月 | 前年10月 | |
車上ねらい | 1件 | 1件 | 7件 |
オートバイ盗 | 4件 | 7件 | 11件 |
自転車盗 | 6件 | 10件 | 6件 |
忍び込み | 1件 | 5件 | 0件 |
空き巣 | 1件 | 1件 | 2件 |
居空き | 1件 | 0件 | 0件 |
ひったくり | 0件 | 0件 | 0件 |
計 | 14件 | 24件 | 26件 |
【状況分析】
○車上ねらい : 昨年同月比△6件減 ・ 先月比 同 数 (〇 )
○オートバイ盗 : 昨年同月比△4件減 ・ 先月比+3件増(△ )
○自転車盗 : 昨年同月比+4件増 ・ 先月比+4件増(要注意 )
○忍び込み : 昨年同月比+5件増 ・ 先月比+4件増(要注意 )
○空き巣 : 昨年同月比△1件減 ・ 先月比 同 数 (〇 )
○居空き : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比△1件減でゼロ(素晴らしい )
○引ったくり : 昨年同月比 ゼロ更新 ・ 先月比 ゼロ更新(素晴らしい )
自分達地域の防犯は自分達で守り、子ども達に悪い影響を与えない環境を地域の住民 ・ 学校 ・ PTA ・ 自治会等 が協力し合い防犯活動に積極的に取り組む事が大切です。
私達地域住民の大人は、地域の子ども達の安全を確保する責任があります。無責任な人間が起こす犯罪や事件から子ども達を守るため、或は犯罪に向かわせないため、声掛けで深夜徘徊や、犯罪の未然防止を促す活動が必要です!
更に、我々地域住民が自分達の住む地域の安心・安全を維持する為に協力し、交代で地域の防犯パトロールをするなど「浦添市では犯罪を起こさせない!」の気持ちで皆が防犯活動に関心を持ち、犯罪の起こしにくい街づくりにして行きましょう!
市民の皆様、ご協力お願い致します。
【グラフをクリックすると拡大表示します】
【~各自治地区別今年10月の犯罪発生累計の分析から~】
平成24年10月時点での浦添市内犯罪発生ワーストの自治地区です。
今月は前月と同じく内間自治区がワースト1位。ワースト2位・3位も前月と同じですが、同数3位であった城間自治区と小湾自治区はがんばり、10月は犯罪件数ゼロでした。
引き続き、防犯活動を継続していきましょう。
気になるのは、浅野浦自治区で前月から『忍び込み』が増えてきています。日頃から、十分な戸締りや二重のロックなど、侵入盗に対しての早めの対策が必要です。
犯罪は、気を許すとアッという間に元に戻ってしまいます。
防犯活動は、継続することに意味があります。「継続は力なり」で犯罪ゼロ更新を目指し、地域の防犯意識を高め、地道な防犯活動の継続していきましょう。
ワースト1位 内間自治区(自転車盗 ・ オートバイ盗 ・ 車上狙いの順 )
ワースト2位 宮城自治区 (オートバイ盗 ・ 自転車盗 ・ 車上狙いの順 )
ワースト3位 浅野浦自治区 (自転車盗 ・オートバイ盗 ・ 忍込みの順)
今回は、減らしてきた犯罪の発生件数が残念ながら元に戻ってしまいました。これは、地域住民の防犯意識が低下していることも要因の一つではないでしょうか?
また、最近急激に子ども達を狙った『不審者』が続出しています。
内容は、「いたずら目的の声掛け」や「執拗につきまとうストーカー行為」、更に「ナイフを持って追いかけてきた」等、人命に関わる事例も発生しており、皆さんのお子さんが事件に巻き込まれ被害者となる可能性があります。(ここ1カ月半の間に8件もの不審者情報が寄せられています)
この様に『不審者』が横行するのは、防犯に対する住民意識の低下による治安悪化を招いているのではないでしょうか?
市民の皆さん、警察の力だけで治安維持は図れません。住民の積極的な防犯活動が、安心して暮らせる生活環境をつくり、地域の子ども達の健やかな成長と青少年健全育成の向上に繋がります。
◆毎月第3金曜日は、『少年を守る日』です。
青少年を非行や事件・事故から守るため、各地域で集まった住民やPTAが夜間パトロールを行い、声かけ指導を行っています。しかし、まだまだ地域住民やPTAの参加者が少ない状況です。
子ども達が犯罪等の被害者にならないためにも、地域住民・PTAが率先して夜間の街頭パトロールを行うことで、深夜徘徊の防止や『不審者』に対しての抑止力となります。
是非、夜間街頭パトロールにご参加ください。
※各地域の学校区ごとで行っておりますので、学校事務で集合場所等をご確認ください。
不名誉”ワースト3”に並ばれている自治地区にお住まいの皆さん!やはり、子育てのしやす い街づくりは犯罪の抑制から始まります。安心安全な環境が子ども達の健全育成に欠かせない条件ではないでしょうか?
例えば、自転車の窃盗を軽く見過ごしてはいけません。その事が同じ連鎖を生み、罪意識が薄れ、罪悪観念が徐々に麻痺していくのです。そして、エスカレートし、オートバイの窃盗や、車上狙いの窃盗、さらに重い罪を重ねて行くのです。そんな環境でご自分のお子さんを育てることは影響を受ける可能性があるため やはり、好ましくないと思いになるはずです。
※ワースト自治区市民の皆さんは、早めに行動を起こし、自治会や、学校・PTA等の方々とご相談し、自治区の防犯活動について改善に向けた努力を行いワーストから早めに脱却 しましょう。
市民の皆さん、子育てを終えられた方も是非、地域の住民として参加されて、地域の安全と、連携による助け合い(総合扶助)のある素晴らしい浦添市の環境づくりにご協力ください。
車上狙い | 22件 |
---|---|
オートバイ盗 | 68件 |
自転車盗 | 94件 |
忍び込み | 13件 |
空き巣 | 10件 |
居空き | 1件 |
ひったくり | 2件 |
△クリックで拡大 |
警察の力だけでは限界があります。地域の方々が協力し、防犯活動を頻繁に行うことでしか、犯罪を防ぐ手段はありません。
△クリックで拡大 | △クリックで拡大 | △クリックで拡大 |
これは、その地域の方々の「自分たち地域の治安を良くしたい」という気持ちが防犯活動への参加意識を高め、犯罪抑制の数値に表れていくものと信じます。
また、防犯活動は一時的では効果はありません!継続して初めて地域の治安が安定します。
市民の皆さん!安全はただでは買えません、ちゅらさん活動の継続こそ、安全を確保する大切な手段、安全な環境で子育てをするためには地域が協力し、犯罪を起こしにくい環境を維持することがとても重要な事だと思われます。
※平成24年11月の状況も近々ご報告致しますので宜しくご活用下さい。
カテゴリー [地域の安全のために]